よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

黄金のじゅうたん「筵内の菜の花畑」(福岡県古賀市)

2020-03-04 14:33:12 | ウォーキング

コロナウィルスの影響で3月のJWA(日本ウォーキング協会)の大会がすべて中止になりました。

それだったらJR九州のウォーキングでもと思っていましたら、これも3月までの早春編がすべて中止になりました。

その中で行きたかったコース「筵内の菜の花畑」に家内と一緒に出掛けました。このコース今までに何回も歩いていますので地図は把握しています。

10:00 JR古賀駅スタート。

先ずは「古賀神社」

 

ここには、ハート形の手水鉢があります。天明の大飢饉の翌年の天明9年(1789)、二度と飢饉が起こらないよう祈って作られました。

神聖な植物とされる葵の葉を形にしたとされ、周りには、子宝に恵まれることを願う盃状穴おと呼ばれる小さな穴が120か所彫られています

 

古賀市にある公立竟成館高校では、今日入試が行われていました。(福岡県立高校の入試は3/10)

 

大根川の所には、薬師如来像板碑があります。案内文では、「言い伝えによれば、昔、筵内に疫病が大流行し、これを封じるために三像を三個の平石に刻んで大根川の岸に建てた。

これが洪水に流され後に現在地に移された薬師如来像板碑、熊野神社に現存する阿弥陀如来像板碑、摩耗して不明の像(千手観音像)がその三基と思われる。

年紀の銘がはっきりしている熊野神社の阿弥陀如来像板碑と同時期とすれば、建長7年(1255年鎌倉時代)ころの作となる。」

今年は全世界的にコロナウィルスが流行しています。この薬師如来像板碑にコロナウィルスが収まるようお願いしました。

 

この先には、弘法大師の像があります。

地元の伝説では、弘法大師が諸国行脚の途中に筵内に寄った時に「南無阿弥陀仏」と唱えながら金剛杖をついた空海が大根川の上流に差し掛かり、空腹になったので橋の上から水面を眺めていたら、1人の老婆が大根を洗っていたので、分けて欲しいと頼んだが老婆は空海が偉い僧侶と知らず、またみすぼらしい格好だったので、怒って川の水を掛けた。空海は吃驚したが、もう1度頼んだ。

しかし、老婆は顔を真っ赤にして石を投げ、その石が空海の顔に当たって血が流れた。空海は静かに「人面如夜叉」と唱え、杖を3度地面についた。空海は見た目だけで相手を判断して応対する

態度に激怒し、戒めのために大根川の水を干上がらせてた。この逸話から「大根川」という名前がついた。それからの毎年大根を洗う季節になると筵内では老婆の戒めのために

水が表面を流れなくなるという。

   

民家の庭には、花桃、白木蓮の花が綺麗でした。

  

筵内の菜の花畑です。6haの畑に約600万本の菜の花が植えられています。

 

  

  

  

今度の日曜日には、毎年恒例の「菜の花祭り」が開催予定でしたが、コロナウィルスの影響で中止になりました。

帰り道あぜ道で見つけた「土筆」。例年ですとたくさんの土筆が立っているのですが、今年は土筆も早かったのか大部分はスギナになっていました。

  

 

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本日参加予定でした (まるっぱ)
2020-03-08 13:43:31
こんにちは、お久しぶりです。
こちらのコースは博多へ向かう前から偶然一緒になり、そのままゴールまで参加したことがあるので、思い出に残っているコースのひとつになっています。
例のウイルスの影響で中止になり、菜の花たちも「こんなにきれいに咲いているのに…」とがっかりしていると思います。
一刻も早いウイルスの収束を願うばかりです。
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Unknown (yokkun1949)
2020-03-08 16:42:01
まるっぱさんコメントありがとうございます。このコース予定していたのですが中止になり残念です。それで自分で行ってきました。菜の花も待っていてくれました。
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