台風が来ているとかで、関東も激しく雨が降っている今夜です。
一昨日の18日(火)、北山田地区センター自主事業「都筑野菜で簡単おばんざい春」第2回目。
この日も朝から雨が心配だったけれど、終わって私が家に帰りつくまでお天気が持ってくれてホッ。
料理教室の時は荷物がてんこ盛りだから、お天気でありますようにっていつもお願いするのです。よかった!(*^^*)
今日はその様子を。
「おばんざい春」って講座名、まだ寒い季節に打ち合わせた企画だからこうなってしまったけれど、夏野菜が出回るようになって、はい、春から夏に移行したメニューで献立をたてさせていただきました。
「おばんざい」のほうがクローズアップされているかもしれませんが、この講座のもうひとつのテーマは「都筑野菜=地場野菜 を使う」ということ。
なので、今採れるお野菜を聞いて、直前に献立をたてていきます。
でも旬のものを食べるのも京都のこころだと思うので、これもいわゆる「京のおばんざい」そのものです。
そういうのを感じてもらえたらいいなあと思いながら当日を迎えました。
この日の食材は・・・
お野菜は冬瓜のみ湘南産。他は全部都筑産です。
この他冷蔵庫に、とようけやさんのお揚げと、藤野のひとくちがんもが待機。
調味料は
今回、辰巳芳子さんご推薦の瀬戸内海のいりこを用意しました。
まんなかのぴっかぴかの。
昨年、講演会に参加した時試食させていただいたのを思い出し、調理の前に皆さんにも一匹ずつ召し上がっていただきました。
おそるおそるの表情も見られたけれど、大多数の方は口にしてそのおいしさを感じてくださったのではないでしょうか。
ほんとおいしい、これ。うちの次男など目を輝かしてかぶりつきますよ。
さて、この日のお献立。
・枝豆黒米ごはん
・小松菜とおあげの炊いたんのおつゆ
・白菜(オレンジクイン)の赤じそ和え
・ひろうすと冬瓜の炊いたん
・なすとピーマンのごま味噌炒め
・お茶(三年番茶)
さっきのいりこは、今回は小松菜とお揚げの炊いたんのだしに使いました。
昆布とかつおでも作るけど、いりこを無駄なく使う、全部食べてしまうやり方です。
だしの段階ではお魚の味が濃かったけれど、お揚げと小松菜を入れたらあら不思議・・・おいしくなりましたね。
煮びたしで食べるのをおつゆ仕立てにしているので、「炊いたんのおつゆ」としました(^^)
それから、珍しいお野菜、オレンジクイン。
今だけの夏白菜。色がきれいなんです。知らないと一見傷んでるように見えます、とおっしゃっていた方も。
これをうちの梅干しの赤じそで浅漬け風に。簡単でおいしい♪
梅干しの赤じそがなければ、梅酢で作ってみてくださいね。
さあ、どんなふうにできたでしょう。
仕上がりが違うのもありますが、盛り付け方によって、同じ献立でも違う感じに見えますね。
他のグループの方、撮れなくてごめんなさい!!
この中で、「ひろうすと冬瓜の炊いたん」を。
こういうおかずは普通に盛るより「炊き合わせ」のイメージでちょっと意識して盛り付けてみるといいですね。・・・とアドバイス♪
ほら。
おいしそうでしょ。
本当は冬瓜の皮をむいた時の包丁のあとをきれいに見せて盛り付けるともっといい感じ。
ぜひ今度おうちでやってみてくださいね。また他のお野菜でもおいしくできます。
うちんちのいつものおかずは普通すぎるかと思いつつ、いつも作っているもの、おいしいと思うものしかお教えできないと選んだ献立。
「晩ご飯はいつもこんなんです」とお話したら、えーっと驚かれた方がちらほら。
そ、そうなのかな(^^;)
もちろん育ちざかり食べ盛りの子どもたちがいるので、これにお肉やお魚などつけますし、揚げ物をすることもあります。
でも、一汁三菜を基本にしていれば、献立の組み立ては簡単なんですよ。煮物などは次の日お弁当に入れることもできますしね。
ぜひお試しください!!
こうして第2回目も無事終了。
この日はお米のとぎ方もちょっとやりました。
前回の様子を見ていて、もしかしたら皆さん無洗米の方が増えていて、お米をとぐことがなくなってきてるのでは?と思ったから。
もしかしたら小学校の調理実習以来・・・みたいなことになっているのかもしれません。
復習できたかな・・・?(*^^*)
さあ、次はいよいよ最終回。
その頃は梅雨あけてるかな。野菜も夏野菜がいよいよ豊富に出回る頃でしょう。
参加者の皆様、3週間後にまたお会いしましょう♪♪