ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

6月30日の「ひとみさんのおうちごはん」

2011年06月30日 | ひとみさんのおうちごはん(ママスハウス)

今日の「ひとみさんのおうちごはん」は、12組・・・赤ちゃんとママだから総勢24名!!の方が参加してくださいました。

赤ちゃんの月齢は2ヶ月から1才9ヶ月・・・とさまざま。

 

写真は今日の試食の一部。

実際に食べていただくのが一番わかると思って、私は試食を大切にしています。

 

・赤じそ入りおにぎり

・ラタティユ (普通のと、離乳食バージョン)

・切干大根の煮物 (みりん入りと、入れる前のと)

・切干大根の酢の物 (プレーンと、香味野菜入り)

・青梅の甘煮

・三年番茶

 

今回は食べ比べをいろいろしてもらいました。

去年と同じく「ラタティユ」が人気のようでしたが、写真右端に写ってる、切干大根の酢の物も好評。お酢としょうゆしか使っていないのに甘いの。そこに、青じそ、みょうが、きゅうりの細切りを加えて和えました。

赤じそは去年漬けた梅干しのです。細かく刻んで入れました。ちょっとしょっぱかったかな。でも、ぱくぱく食べてくれた1才代のお子さんもいましたね。

青梅はこれも去年作った梅シロップのです。冷蔵庫に保存していたのをちょっと固くなっていたから、水と梅シロップで煮含めました。

 

試食やレシピは参考にしてもらえばと思って作っています。好みの塩加減ややわらかさはそれぞれのお家で違うし、何を入れるかだってそのとき冷蔵庫にあるものを駆使して作ればよいこと。それが「おうちごはん」だし、「〇〇さんのおうちごはん」を楽しんでもらえたらいいと思います。

そのヒントにしてもらえたらうれしいです。

 

今日、もし赤ちゃんが喜んで食べたのなら家で同じように作ってもらったらいいし、あまり好きでなさそうだったら他の材料や調理法にしてみればよいのです。それを、ママや家族の食事をベースにちょこっと取り分けて作れたら楽だし、同じようなものを親子で食べられるって楽しいものです。

だから、たとえ離乳食だとしても赤ちゃんも「おうちごはん」を楽しめるようだったらいいな。・・・と、今日話そうと思って忘れました(^^;)

 

まあ、いろいろ食べてもらえたからいいかっ(^^)。

 

 開始前、並べて撮ってみました。

 

朝からじりじりと太陽が照りつける中、たくさんいらしてくださってありがとうございました。満席でお断りしてしまった方がやはり出てしまって、参加できなかった方、ごめんなさいね。

今日いらした方にはお知らせしましたが、「おうちごはん」は夏以降で年内3回の講座を計画しています。幼児食をテーマに絞って・・・という希望も今日伺いましたので、今後考えてみたいと思います。詳細l決まりましたら、ブログでお知らせしますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大根葉チャーハン

2011年06月28日 | ごはん

先日の大根葉いためを使った簡単メニューです。

あの翌日に作って写真を撮ったまま、死蔵してました(^^:)。

 

写真たまに撮るんですが、どんな風に書こうかなって考えてるうちに、日が経ってしまいます。

それより、ごはんの写真って撮るタイミング、難しいですね。だって、作ったらすぐ食べたいし、食べてほしいじゃないですか。

毎日写真を撮って更新されているレシピブログなど見ると、なんてすごいんだろう・・・って思います。それに私は撮っても、こんな感じでうまくないし(^^;)。

 

でも、美味しかったのでご紹介。

中華鍋に菜種サラダ油、みじん切りにしたにんにくとしょうがを入れ、香りが出たらこの前の大根葉いためを入れてさっと火を通します。すでに火が通ってるけど冷蔵庫で保存していたから温める感じで。

ごま油を足し、そこに冷やご飯を入れて炒め、塩こしょうで調味してできあがり。

 

子どもには手前の、「卵の帽子のっけ」で。これたしか、栗原はるみさんの本に載ってました。真似してたまにやってます。

私は、まんなかに梅干しの実をほぐしてのせました。これがなかなかさっぱりしてgoodでした。今の時期にピッタリだと思います。

 

かつおぶし、ごま、ちりめんじゃこも入ってるから、いろんな味がしてパクパク食べられます。

高菜をごま油で炒めたので作ってもおいしいですよね。それだと、普通のシンプルな高菜チャーハンか!?

 

暑い夏のお昼は簡単ごはんで乗り切りましょう♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マクロビオティックの料理教室に行ってきました。

2011年06月28日 | 日々のこと

昨日の余韻が覚めやらぬ中、今日は、リマクッキングスクール姉妹校(横浜校)を主宰されている、亀井ますみ先生のマクロビオティック料理教室に行ってきました。

場所は、センター北駅前にある、フランス菓子と天然酵母パンの「レジオン」です。

 

上の写真は、その帰りに撮ったもの。

久しぶりにバスに乗って帰ったら、ちょっと懐かしい場所を通ることになって、緑のきれいさに思わずパチリ。

さて、お近くの方、これどこかわかりますか?・・・子どもに聞いたら「うーん、どこかの公園?」だって。なんども通いなれたとこのはずなのに、そういうものか。・・・そう、小学校の前の道です。

 

本題を。

料理教室に参加するのって、もう何年ぶりでしょう。

15年~10年くらい前、それはもうあちこち、家庭料理、自然食、おもてなし料理、アンチエイジング料理その他、そして、マクロビオティックなどなど、興味のあるもの、ご縁があって声をかけていただいたものなど、子どもをあずけたり、幼稚園に行っている間に急いで・・・などして参加しました。

とにかく何でも学びたい、そんな時期で、あの頃力を貸してくれた友だちには今も深く感謝しています。その頃の経験が今の自分の血となり肉となっていると思います。

 

「レジオン」さんは、13年前に開店された頃から足しげく通い、懇意にしていただいています。こちらのパン・お菓子教室にも10年程前に2年通わせていただき、パンやお菓子づくりの楽しさを教えていただきました。

友だちといっしょに通うのがまたその楽しさを倍増していたなあと思います。

 

今日は久々に生徒として学ぶのはすごく新鮮で楽しかったです。

 

亀井先生は「マクロは季節に合ったものを食べること」だとお話され、今の時期は陰性のものを食べて熱を体の外に出すとよい・・・ということで、今日の料理4品もそれに基づいたものでした。

 

以前参加したマクロの料理教室は、調理の仕方や理論がとても厳格なものが多かったですが、亀井先生の今日の教室はわかりやすく誰でも日々のごはんに取り入れやすい内容だと思いました。

 

講習はレジオンの厨房内で行われるのが、こちらの教室の醍醐味。そのあとの試食はカフェスペースで。レジオンのスタッフの方たちが盛り付けて運んでくださいます。

  こんな感じ。カメラの設定がおかしくなっていて、うまく撮れませんでした。

一分づき米のライスサラダをはじめ、どのお料理もとても美味しかったです。

 

「体がおいしいと思えるものを作る」「自分の体に聴く」・・・と試食の合間におっしゃっていたのが印象的でした。いつも思っていること、お話していることを自信をもってお伝えしていける気がしました。

 

30日のママスハウスの「おうちごはん」でも、今日学んだことを生かしたいと思います。

 

最後に、おだしは「椎茸だし」がメインですが「昆布だし」も使われていて、つい気になって「水出しですか?どういう昆布ですか?」って、力入れてお聞きしてしまいました。だって、知りたかったから。

もっと他のこと聞きなさいよ、ね(^^;)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ひとみさんのおうちごはん」 満席につき受付しめきりました。

2011年06月28日 | ひとみさんのおうちごはん(ママスハウス)

30日の「ひとみさんのおうちごはん」、定員枠を広げて受付していましたが、昨日でしめきらせていただきました。

次回は9月に予定していますので、申し込めなかった方はぜひ次回においでくださいね。

 

なお、赤ちゃんの体調などやむをえない事情で、急にお越しになれないこともあるかと考え、当日キャンセルでもキャンセル料などはいただいておりません。

でも、受付締切のあとは、申し込めなかった方のキャンセル待ちは設けておらず、満席のためお断りする場合もございます。

その方たちのことも考えて、参加いただけるとありがたいです。

 

今日みたいに急に暑くなったりして、この時期、親子共々体調管理は難しいですね。ご無理なさらず、でも、お待ちしていますね♪

 

試食は、この時期に合った、食べて体の調子を整えられるようなものを、と考えています。明日仕込みますので、お楽しみに。

 

詳しくは、6月15日の私のブログをごらんください。右のカテゴリーの「ひとみさんのおうちごはん」から飛べます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お茶事に行ってきました。

2011年06月27日 | 日々のこと

今日はお茶事に行ってきました。

母くらいの年齢の方々にひとり混じって、いろいろ教えていただきながら、素晴らしい時間を過ごすことができました。

緊張しっぱなしでしたが、楽しく濃密な4時間でした。

 

お茶事なので着物は無地の一つ紋で。きれいな水色のお気に入りの着物で、そういうお気に入りを身に纏うと心がうるおう気がします。

 

一日曇り空で、お茶事の最中激しい雨音がしましたが、それも今の時期ならではなのでしょうね。

 

季節を堪能した時間。お茶も着物もますます好きになった、本当に気持ちが満たされた一日でした。

今日はこれにて。ひとつひとつをかみしめて、床につきたいと思います。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月20日の「産前産後の集い」 ~除湿機はアッチッチ!?~

2011年06月26日 | 産前産後の集い(ママスハウス)

今日は幾分暑さはマシだった気がしますが、それでも日中は蒸し暑かったですね。

先日のママスハウスの「産前産後の集い」で、除湿機の話がでました。

室内用の除湿機を使っている方がいらしたのですが、除湿はできても室内温度が高くなって暑いとのこと。だから、暑さを我慢しないと使えないということでした。

なんとなく、この時期は除湿機があれば快適に過ごせる気がしていたのですけれど、そういうデメリットがあるのですね。

そういえば、エアコンの室外機からの温風?熱風?ってハンパじゃないですから、それが室内に放出されるのでしょうか。

あとで調べてみたら、除湿機にもいろいろなタイプがあって、室温上昇が抑えられるものもあるようですが、お話を伺って初めてわかることってたくさんあるなあ・・・と思いました。

 

梅雨時の不安定な天候の中、この日は10組のお母様と赤ちゃんが参加してくださいました。

話題は、アレルギー、離乳食、おもちゃや赤ちゃんの遊びのこと、赤ちゃんの前髪の切り方、お茶の飲ませ方、仕事復帰に向けて・・・などが上がっていました。

なかでも離乳食のことは、食べる量、時間、固さ・・・などの個人差の話が多く出ていました。きょうだいでもそれぞれちがうものですが、初めての子育て、悩みや不安はつきないものですね。

 

つどいに一度参加されたのをきっかけに、お友だちになって連れ立ってこられる方や、「久しぶり♪」とここでまた会うのを楽しみにしている方もおられて、私はそういう様子を拝見するのが楽しいです。

もちろん、初めてひとりでこられた方も、いろんな月齢の赤ちゃんを見たり、お母さんの苦労話、楽しい話を聞くことで、きっと何か得て帰っていただける時間になると思います。

 

次回は7月11日(月)です。またお待ちしています。

 

ところで、30日に迫ってきました、「ひとみさんのおうちごはん」ですが、まだ若干名予約受付中です。

実は、この日にお話したら、そこで満席になってしまいました。でも、夏野菜の食べ方は、授乳期のお母さんも、赤ちゃんのためにも気を付けてほしいもの。少しでも多くのお母様に聞いてほしいから、もう少し枠を広げてお受けすることにしました。

 

そろそろ締め切ります。迷われている方、お急ぎくださいね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまにはパンも

2011年06月25日 | ごはん

今日のお昼は「ひとみカフェ」のサンドイッチセットです。

・・・すみません。うそです。・・・つまんないですね(^^;)

 

今日は子どもが部活の試合で5時過ぎに出ていったのだけど、子どものお弁当にロールパンサンドをつくったので、お昼用にも同じようにつくりました。

子どもに持たせたのは、タマゴサンドとウインナーサンド、ピーナツクリームのパン。と、梅干しおにぎり2個。ちょっと食べ過ぎじゃないの?(^^;)

同じタマゴサンドと、この前作って冷蔵庫にあったラタティユ、くるみ食パンで、ボリュームのあるお昼になりました。

 

今日のパンは、北山田駅前の「メリウス」のです。一見パン屋さん?って思う、おしゃれでモノトーンの小さなパン屋さん。

このロールパン1個60円也・・・がこういうサンドイッチを作るのにちょうどよくておいしい。

それから、このくるみ食パンが絶品♪ そのままぱくぱくいけちゃいます。

 

タマゴサンドは、ゆでたまごをマヨネーズであえて、きゅうりとレタスとはさんだだけ。こういうシンプルなのが好き。

 

ラタティユは来週の「おうちごはん」に向けて、今年初めて作りました。夏野菜は体を冷やすからって言ってたけど、これだけ急に暑くなったら、食べたくなるよね。ちょうどよかったです。

でも、特に妊婦さん、授乳期のママは加熱したりして、体を冷やさない工夫をしてくださいね。詳しくは、来週の「ひとみさんのおうちごはん」でね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅シロップ、つくってます。

2011年06月24日 | 梅しごと 

今日はものすごく暑かったですね。急にやってきた猛暑に、体がついていけません。

今日はランチに行く予定だったけど、延期してもらって家にいました。来週予定がいっぱいでそれに備えて家で済ませておかないことがたくさんあって。でもこの暑さに、非常に鈍い動きの一日でした(**)。

 

こんなときは梅ジュースで元気を出そう!!と、去年作った残りわずかなのを出してきて飲みました。「おうちカフェ」でお出しした残り。好評でオーダーストップをかけちゃったのですが、すみません、家用に少し残しておいたんです(^^;)

うーん、美味しかったです♪

 

さて、今年分はぼちぼち作ってるところです。私は冷凍して作るので、買ってきてすぐ作らなくても、思いたったときにぼちぼち1kgずつ・・・で大丈夫です。

今年は先週3kg、今週3kgと、仲町台の太陽食品さんに注文しておきました。6kgいっぺんだと冷凍庫が大変なことになりますから。

青梅は先日記事に書いた小梅と同じ奈良の生産者の方の有機栽培のものです。もちろん、スーパーのでも作れるのよ。でも、どうせ手作りするのならと、注文して買っています。

  

 

先日、ママスハウスの「産前産後のつどい」で、梅シロップの作り方を聞かれて、「ブログにのせるね♪」なんて言ってたのに、ごめんなさい。今日になってしまいました。

青梅、まだ出回ってますか?私が頼んでいるのは、いつも市場より2週間くらい遅いのです。
もうなかったら、また来年の参考にしてね。



梅シロップの作り方はいろいろあります。きれいに洗ってヘタをとったあと、水気を切り、さっと拭きます。そこまではいっしょ。それを、どうするかで道は分かれます。

ひとつは、その梅に竹串とかでぶすぶすと穴を開けるやり方。

もうひとつは、袋に入れて即冷凍。私は、この冷凍法で作っています。



さてさて、冷凍しておいた梅と、蜂蜜。これを保存ビンに入れていくだけです。

   梅と蜂蜜はほぼ同量。

 

冷凍しておいたおかげで、次の日の朝には、エキスが出てきました。上の写真です。

冷凍すると組織が壊れるのか早く漬かります。

 

一日に何回かゆすって、中身が混ざるようにします。

普通に作れば、2週間くらいで飲めますが、冷凍して作ると1週間くらいからでも飲めるかと思います。



第一弾はもうそろそろ。でも、もう少し置いておこう。

できあがるの、楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大根葉いため

2011年06月24日 | ごはん

今日の横浜はすごい突風が吹いています。もしかしたら私の地域だけかもしれないけど。

風が強い日にはいつものことだけど、とにかくびゅうびゅう、台風みたいな風が吹きます。洗濯物もすぐ飛んじゃうし、窓開けると砂ぼこりで家の中がざらざらになるし。もうやだ!!

でも、今朝テレビのニュースで言ってましたが、被災地ではハエや蚊が入ってくるから、暑くても窓を開けられないところもあるそうです。こんなことくらいでブツブツ言ってたらだめです。

そしたらさっきガシャンと2階で音がして見に行ったら、タンスの上に置いてあった両親の写真立てが落ちてわれていました。あーあ、ショック。おかげで掃除をする羽目になり、まあこれもよかったかな。

 

さて、昨日に引き続き、大根レシピですが、葉つき大根があると決まって作る、ごはんのおともです。

きれいな部分が少ししかないときは、さっと茹でで、お味噌汁の具に使いますが、立派な葉がついていたら捨てるのももったいないし、おいしいし作ります。

 

作り方は、

大根葉をよく洗い、刻みます。フライパンに入れて、空炒りします。水分が出てくるので、それを飛ばす感じになるまで炒ると、ちょっと茹でたような感じになります。

菜種油を入れて中火でざあっと炒め、だいたい火が通ったら、かつおぶし、いりごま、ちりめんじゃこなどを入れ、しょうゆをさっと回しかけてさっと炒めたらできあがり。

 

簡単です。初めに茹でてから刻むやり方もありますが、空炒りすると自分でゆだってくれるから水も使わなくていいでしょ。

作りたては葉っぱの緑がきれいなんだけど、ちょっとおくと色がこの通り黒くなっちゃいました。でも、朝のあつあつご飯にのせるとおいしいよ。

お弁当のご飯にものせるとおいしいのですが、夏場は要注意。特に、ちりめんじゃこを入れると足が早いんです。この日も食べる頃にはちょっと変な味をしていたそうで、よくおなか壊さなかったな・・・と反省(^^;)

しょうゆをかけてからよく炒めると佃煮風で日持ちするんだと思うのですが、あっさり作りたいので、早く食べきるようにしています。

空炒りしないと、シャキッとした感じになるし、ごま油を使うとコクが出ます。いろいろ試してみてね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大根とおあげのたいたん

2011年06月23日 | ごはん

今日はまた暑かったですね。

朝から着物を着て出かけたのですが、帰り汗だくになって、家についたらまずシャワーを浴びてひとごこちつきました。汗流すとすっきりしますね。そのあとついうとうとしちゃいました(^^;)。

 

さて、この時期の大根はだんだん実が固くなってモノによると煮てもおいしくないんだけど、先日宅配で葉つきの大根が届いたので、煮物を作りました。

冬場だと大きく切って煮含めると甘くて柔らかい大根の煮物が楽しめます。でも、この時期の大根をおいしく炊くには、初めの火の通し方が大事かなと思います。

 

大根は丸に切ってから一口大にします。そのほうが早く煮えるし、味もしみやすいから。それに次の日のお弁当にも入れやすいでしょ。

平鍋に大根と昆布1cm角より少し大きめくらいに切ったものを数枚入れて、水からことこと煮ます。こうすると、昆布も煮物の具として食べてしまえます。あまりたくさん入れないでね。えぐみが出ることもあるので。

このまましばらく柔らかくなるまでじっくり煮ます。じっくり火を通してから調味料を入れないと、固くて味のしない、いまいちな煮物になってしまいます。

透明感も出て、やわらかくなったら、みりん(味の母)と薄口醤油、砂糖(私は粗製糖)を入れてしばらく煮ます。冬場の甘い大根だったら、砂糖は入れなくても甘いよ。コクがある方がよければ、ここからかつおのだし汁を入れるといいです。

味がついてきたら、おあげを入れます。京都・藤野のおあげがあったのでそれを。近所の都筑阪急で売ってるから常備してます。こういう煮物には厚みのある京揚げが絶対おいしい。関東の薄揚げではちがうものになっちゃう・・・って思います。

おあげは三角に切ります。なぜって・・・うーん、母がそうしていたから(^^)

これでしばらくことこと煮て、火を止めて、味をしませてできあがり。

この日は次の日のお弁当のことを考えて、一口大に切ったこんにゃくも一緒に煮ました。

 

さて、やっぱり冬場ほどおいしくないけど、まあまあの出来。

でも大根によっては、こうして調理してもおいしくできなさそうなのもあるから、そういうときは煮物はあっさりあきらめてちがうものを作ったほうがいいよね。野菜の顔を見るのって大事です。

 

ところで、「たいたん」っていうのは、京都でいうところの煮物の総称、炊いたもの・・・ってよく解説されています。わかりやすいように「炊いたん」ってよく書くけど、ほんとはひらがなでないとぴったりこないんだよね。説明難しいけど、京都の人はわかると思います。

このこと、入江敦彦さんの「京のお言葉」(文春文庫)にわかりやすく書いてあるから、興味のある方読んでみてください。おもしろいよ。

 

長々と書いちゃったけど、これって、大根とおあげを炊くだけで、簡単だし、そのふたつがあったら作っとくかくらいのもの。時々作って安心する、そんなものです。でも、大好きなので、大げさに書きすぎちゃいました。

大根シリーズ、また明日書きますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする