ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

節分。

2013年02月03日 | 日々のこと

今年の節分はとってもいいお天気。

今日は寒くなるということだったけれど、おひさまの光が冬のそれとはちがって、あたたかさと強さをふくんできたような気がします。

いよいよ春ですね。

 

そんな今日は、節分に飾ろう・・・と思って買った、このはがきを。

 

新年を迎えてしばらく過ぎたころ、三井記念美術館で開かれていた「ゆくとしくるとしー茶道具と丸山派の絵画ー」に行ってきました。

これは忙しくても絶対行きたい!・・・と思っていたところに、友だちが行くというのを聞きつけて、ご一緒させてもらうことに。

すると、初対面の方もおふたり。むむ、ちょっと緊張する・・・いえいえ、楽しみ♪

 

 

開館時間をすぎてしばらくの時間に入ったせいか、すいていました。

ここでの展覧会は比較的ゆったり見られるけれど、この日は早かったからかよけい人が少なく、ご一緒した方々のお話を伺いながら、ゆっくりととても学びの多い時間になりました。

美術館は最近は大体いつもひとりで行って、好きなとこだけひょいひょいと見るものだったけど、それではいけないな・・・とちょっと反省(^^;)

 

 

大好きな光悦の「雨雲」があったり、高麗茶碗の特集展示があったり、たくさんのお道具が観られたのだけれど、なんといっても、国宝「志野茶碗 銘 卯花墻」。

ここで何度か目にしているけれど、今回の展示でまた観られるのがとても楽しみで。

どこだろう・・・といくと、茶室「如庵」の中に。

わあ。としばしそこで時間を過ごしたのですが、なんだろう、この日の「卯花墻」は失礼を承知で書けば、かわいらしい感じがしました。

いつものようにケースの中でなく畳の上だったからかなあ。それとも何度か観て、私が勝手に親しみを感じたのか・・・。なんだかわからないけど、同じお茶碗でもいろいろにみえるんだなあと、そのことが大きな発見でした。

 

 

 

それから、丸山応挙の国宝「雪松図屏風」もゆっくり観ることができました。

国宝ってやっぱりすごいなあ。存在感が他のものとは違うと思いました。国宝展を前に見に行ってその時もすごいなあと思ったけれど、国宝ばかりの中ではなくこうして展示されている方が際立つのかな。

と、なんだか幼い感想ですが、この日はとてもいい鑑賞ができました。

 

 

前置きが長くなりましたが、その時に丸山派の絵画の展示室の中で好きだったのが、上の鬼さん。

応挙の門人で「応門十哲」のひとり、山口素絢の「鬼図」。

ひいらぎの葉っぱをこわがってる様子がなんともかわいくてユーモラス。見ていて和みました(#^.^#)

 

それで、観終わったあと売店で絵はがきを一枚購入。

節分に飾ろうと思ったわけです。

 

はがきサイズの額に入れようかなと思ったけれど、結局このまま、両親の写真の横に飾っているだけに。

でも、なんだろう、見ていて飽きない、はがきなのにそんなこの絵に惹かれている今日です。

 

 

その柊ですが、昨日、JAの直売所で買い物したときに、売ってました。しばし悩んだけど購入。縁起物だし・・・。

 

鬼のお面付きで190円。このあたりでは大豆の豆がらも添えるのかな、いっしょについていました。

これに今日買ってきたいわしの頭を刺して玄関に・・・とさっき用意しかけたけど、うちは南むきで、今日のこのお天気では・・・ちといわしが心配。

なのでもう少し翳ってからにします(^^;)

 

さて、今日のおやつなのですが、今年はこういうのを購入。

見て見て。「鬼に金棒」

かりんとうに玄米でできたつぶつぶが。うーん、これは美味しそう♪

 

それから、

「子鬼の小袋」なにやら子鬼ちゃんが喜びそうなものがいっぱい。

 

開けてみました。

手前のは、去年見つけてブログにも書いた「鬼のあしあと」のべっこう飴。3つだから・・・うーんきっと私の口には入らない(><)

 

それからかわいいお豆も見つけましたよ。

小分けになってたら数えにくい!と批難を浴びそうだけど、まあいいやっ。

この他に豆まき用も購入。

 

 

節分はお豆の存在大の行事だからかな、毎年なんとなくわくわくします。

さあ、明日は立春です(#^.^#)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あやめ雪のどぼ漬け(ぬか漬け) | トップ | 柊鰯(ひいらぎいわし) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
妄想中w (あせび)
2013-02-03 17:17:32
卯花墻って、歌銘なんですね~墻が垣と同じなら、なんとなくあの絵のイメージがふくらんでくるし、雪を踏み歩く路の感じは卯の花の散花しきつめたようなイメージにむすびつくし、それはそのまま淡く白い釉の具合へと。ひしゃげたような口造りは、山里から眺める遠山の稜線かもしれないし、なだらかな起伏を感じる山道かもしれないし。って、イマジネーションを庭に取り込んだ古の庭師もいたことでありましょうね。あの茶碗を眺めて(笑)
返信する
思いはそれぞれですね♪ (上野ひとみ)
2013-02-04 16:02:26
あせびさん
わあ、コメントありがとうございます
お茶碗ひとつに思いのはせ方、いろいろですね。
人によってもちがうし、自分自身でもその時の心の持ちようや感じていること、置かれている状況や年齢で、見えてくるもの、見え方などなど、ちがうなあって思います。
卯花墻はそれが果てしなく広がっていくようなお茶碗なのでしょう。
あー、また見たくなってきました
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日々のこと」カテゴリの最新記事