核は 抑止力
これ以外の使い道は ない
核による先制攻撃は
行った方が 一義的に負けとなる
北朝鮮が地下核実験を更に行ったとしても
やればやるほど
手持ちの核資源を 減らすだけのこと
アジアの歴史をみると
民族による他民族を支配するための攻撃を行わなかった事例が
唯 ひとつ だけ
存在する
それが
朝鮮半島 という地域だったのである
この土地に住む人々は 度々侵略されていながらも
朝鮮族以外の土地を
侵略しようとしたことが
なかった
この地域に住む民族は
他の民族を攻撃するその方法を
基本的に
知らないのだ
対立や内紛はあったにせよ
激し易い性向があったにせよ
領土を拡大しようと謀ったことは
かつて なかったことである
朝鮮戦争とは
他民族を攻撃したがらなかった文化を持つ者同士が
イデオロギーの正当性を主張しあうために
アメリカとソ連のそれぞれの代理となることを強要されて
互いに二分して戦った
という
まことに不幸な背景をもっている
その歴史の果てに
北朝鮮と呼ばれるようになった地域では
アメリカからの強大な圧力を受け
結果として
核を持とうとするように迫られていった
北の朝鮮族にできることは ごく限られたものだった
防衛力を高める以外の選択肢は なかったのだ
その可能性をみずに 核燃料を与えたという愚行こそが
東アジアにいらざる緊張を生みださせることとなったのである
攻撃したら負けになる核をもっていても
それが意味を持つのは 防衛するという行為だけに限られる
侵略されることしか体験していない朝鮮族には
未経験の先制攻撃をやる風土や文化そのものが
ない
だからこそ過激な言動を敢えてとることによって
防衛目的の口撃を
あのようにして
積極的に繰り返すようになっっていったのだった
過去に一度でも侵略を行ったことのある国では
征服者の優越性と
支配される側が強いられる劣等性との違いを
体験から学んでいる
侵略者は
他民族を侵略したというその経験をしたがために
新たなる侵略者の攻撃を 最も恐れるのだ
エイリアンによる攻撃を果敢に防ぐタイプの映画が流行ったり
インディアンによる襲撃を悪と位置づけたりする傾向が
今 尚 続いている
これらの文化が受け入れられていた一連の経過は
意識のありようを探る手掛かりとして
記録に 末永く残され
やがて改めて発掘されるようになるだろう
北アメリカでは
ネイティブ・アメリカンの多くが
白人の植民者によって短期間で駆逐されてしまった
南アメリカでは
多くの場合
一方的な婚姻の強制によって
混血化が
おし進められていった
それらと大差ない蛮行を
イスラエルが いま
パレスチナでやり続けている
侵略は 新たなる侵略を生み
時を越えて いつまでもつづくだけのものとなる
日本がかつて侵略を試みたということは
歴史にある通り
紛れもない 事実である
この双方にとって不幸な過去を持ったということが
北朝鮮が核保有国となったときから
その核を手段とするさまざまな種類の攻撃で
この国がいつか侵略されてしまうかも知れない
という漠然たる不安を
日の本の民に与えている
政治家の多くが
アメリカの核の傘が必要だと未だに信じ込んでいるのは
過去に行ってきた体験の結果が
そうさせたものなのだ
その果てに
アメリカの言いなりになって安心する政府と国民とが
誕生したということなのだ
日本人が
民族としての矜持を失ってから 既に久しい
誤った認識に基づいて始められた最後の世界大戦は
この国から
不必要なものを
取り上げることに間違いなく 成功した
だが
民族のアイデンティティまで
葬り去ってしまうことともなったのだった
日本が
アメリカから自立しようとしなかったのは
自らがかつて侵略者であった
という過去の事実がそうさせたものなのだ
侵略されるということが
一体どいうことなのか
というその意味の実態を
敗戦という想定外の体験が
教え諭していたからであった
日本の再生は
アメリカが誘導した安保条約という桎梏から
自ら抜け出す努力を行った後でなければ
成り立たちえないことなのだ
そのためには
アメリカが与えた平和憲法というものを
100%遵守する
という行為を
盾として活用すればよかった
だが
国民の行った選択は
そうではなかったのだ
平和を冠するすぐれた憲法がありながら
それを敢えてねじ曲げることによって
自在な解釈が行えるようなものへと変えてしまったのだった
実に見苦しいこの行動は
地球の歴史に永遠に残されるものとなった
消したくても決して消えないものであるのなら
目を背けるのではなく
教訓として残すようにすればよい
国民すべてが殉じるに値するこの優れた認識を
武器とする方法が残されていた
憲法とは
本来
国民が国のあるべき姿を想い定め
それを追求するためのものでなければならない
北朝鮮が最初の核実験を強行したことによって
アメリカから多大な譲歩引き出した事実に倣えば
アメリカから贈られた
他に類例のないこの憲法を
正しく遵守することによって
日本民族の健全な再生を
この国の政府は果たすことができていた
国家のバックボーンである憲法を蔑にしてきた過去が
政治家の行動に多大な影響を与えている
選択すべき正しい認識と現実の間にできていたギャップは
かくの如く
余りにも おおきなものだった
コンプライアンスが重要な課題となる時代において
国家の根幹をなすその憲法を
都合よく解釈してきたこれまでの経過というものが
北の核再開発によって
一斉に盲動したがる国民を生み出そうとしている
マスメディアによる過剰な報道姿勢が
それを一層煽りたてている
報道機関には 己の姿勢がみえていない
利益のことしか念頭にないからだ
この国の不幸は ここに ある
日本には
核を手段としない代わりに
平和の実現を
その安全保障政策の目標とすることによって
世界の指導者となるべき有利な立場が用意されていたのである
エネルギーを自給自足する体制を真っ先に敷く
ということこそが
最終手段としてこの国に残されていた
その最も重要な役割を果たす義務を放棄して
温暖化をもたらした石油・ドル本位制の発展に
ひたすら寄与してきたのが
日本というこの国が辿ってきたこれまでの姿であった
日本語には この間の事情を表現する簡潔なことばがある
滅私奉公
という一言で 一切が詳らかとなる
ありもしない敵からの攻撃を理由にするのは
侵略をこととする者どもの常套的な手段である
不安を煽れば 軍事費を増額するのは容易である
リサーチをきちんとやっていれば
一方的な先制攻撃の実施が
非現実的な認識でああるということがすぐ分かったはずである
日本の富によって大きな利益を得ていたのが
アメリカ政府とそれを支えていたIMF体制というもの
傀儡の如く
宗主国の言いなりになって尽くしてきたこの国の歴代政府内閣は
挙句の果てに
外資を積極的に導入するという最悪の政策をとり
国内市場で回るべき巨大な資本を
国際金融資本に取り上げられるがままに放置したのである
これが
貧困を生み
福祉を遠ざけただけでなく
格差社会を生み出したそもそもの原因になっている
雇用の喪失は
政策判断を誤った為政者によって
流動性を希釈する行為のお膳立てをやったこと
が
労働者に報いとなって現れでたものであるに相違ない
日本が
未曾有の世界同時不況へと呑み込まれていったのは
ドル経済圏を成り立たせていたからくりを
知識階級と為政者が 共にみていなかったからだった
事実を正しく認識することが
平和を実現するための 第一歩
憲法記念日には
過去におかしてきた過ちの連鎖だけではなく
いままで悟ることなく懐きつづけていた認識の錯誤
と
その連鎖がもたらしていた結果まで を
かくかく(核々)
しかじか(云々)
と
思いを深みへとめぐらしならが
ひとり静かに過ごすのがよいだろう
これ以外の使い道は ない
核による先制攻撃は
行った方が 一義的に負けとなる
北朝鮮が地下核実験を更に行ったとしても
やればやるほど
手持ちの核資源を 減らすだけのこと
アジアの歴史をみると
民族による他民族を支配するための攻撃を行わなかった事例が
唯 ひとつ だけ
存在する
それが
朝鮮半島 という地域だったのである
この土地に住む人々は 度々侵略されていながらも
朝鮮族以外の土地を
侵略しようとしたことが
なかった
この地域に住む民族は
他の民族を攻撃するその方法を
基本的に
知らないのだ
対立や内紛はあったにせよ
激し易い性向があったにせよ
領土を拡大しようと謀ったことは
かつて なかったことである
朝鮮戦争とは
他民族を攻撃したがらなかった文化を持つ者同士が
イデオロギーの正当性を主張しあうために
アメリカとソ連のそれぞれの代理となることを強要されて
互いに二分して戦った
という
まことに不幸な背景をもっている
その歴史の果てに
北朝鮮と呼ばれるようになった地域では
アメリカからの強大な圧力を受け
結果として
核を持とうとするように迫られていった
北の朝鮮族にできることは ごく限られたものだった
防衛力を高める以外の選択肢は なかったのだ
その可能性をみずに 核燃料を与えたという愚行こそが
東アジアにいらざる緊張を生みださせることとなったのである
攻撃したら負けになる核をもっていても
それが意味を持つのは 防衛するという行為だけに限られる
侵略されることしか体験していない朝鮮族には
未経験の先制攻撃をやる風土や文化そのものが
ない
だからこそ過激な言動を敢えてとることによって
防衛目的の口撃を
あのようにして
積極的に繰り返すようになっっていったのだった
過去に一度でも侵略を行ったことのある国では
征服者の優越性と
支配される側が強いられる劣等性との違いを
体験から学んでいる
侵略者は
他民族を侵略したというその経験をしたがために
新たなる侵略者の攻撃を 最も恐れるのだ
エイリアンによる攻撃を果敢に防ぐタイプの映画が流行ったり
インディアンによる襲撃を悪と位置づけたりする傾向が
今 尚 続いている
これらの文化が受け入れられていた一連の経過は
意識のありようを探る手掛かりとして
記録に 末永く残され
やがて改めて発掘されるようになるだろう
北アメリカでは
ネイティブ・アメリカンの多くが
白人の植民者によって短期間で駆逐されてしまった
南アメリカでは
多くの場合
一方的な婚姻の強制によって
混血化が
おし進められていった
それらと大差ない蛮行を
イスラエルが いま
パレスチナでやり続けている
侵略は 新たなる侵略を生み
時を越えて いつまでもつづくだけのものとなる
日本がかつて侵略を試みたということは
歴史にある通り
紛れもない 事実である
この双方にとって不幸な過去を持ったということが
北朝鮮が核保有国となったときから
その核を手段とするさまざまな種類の攻撃で
この国がいつか侵略されてしまうかも知れない
という漠然たる不安を
日の本の民に与えている
政治家の多くが
アメリカの核の傘が必要だと未だに信じ込んでいるのは
過去に行ってきた体験の結果が
そうさせたものなのだ
その果てに
アメリカの言いなりになって安心する政府と国民とが
誕生したということなのだ
日本人が
民族としての矜持を失ってから 既に久しい
誤った認識に基づいて始められた最後の世界大戦は
この国から
不必要なものを
取り上げることに間違いなく 成功した
だが
民族のアイデンティティまで
葬り去ってしまうことともなったのだった
日本が
アメリカから自立しようとしなかったのは
自らがかつて侵略者であった
という過去の事実がそうさせたものなのだ
侵略されるということが
一体どいうことなのか
というその意味の実態を
敗戦という想定外の体験が
教え諭していたからであった
日本の再生は
アメリカが誘導した安保条約という桎梏から
自ら抜け出す努力を行った後でなければ
成り立たちえないことなのだ
そのためには
アメリカが与えた平和憲法というものを
100%遵守する
という行為を
盾として活用すればよかった
だが
国民の行った選択は
そうではなかったのだ
平和を冠するすぐれた憲法がありながら
それを敢えてねじ曲げることによって
自在な解釈が行えるようなものへと変えてしまったのだった
実に見苦しいこの行動は
地球の歴史に永遠に残されるものとなった
消したくても決して消えないものであるのなら
目を背けるのではなく
教訓として残すようにすればよい
国民すべてが殉じるに値するこの優れた認識を
武器とする方法が残されていた
憲法とは
本来
国民が国のあるべき姿を想い定め
それを追求するためのものでなければならない
北朝鮮が最初の核実験を強行したことによって
アメリカから多大な譲歩引き出した事実に倣えば
アメリカから贈られた
他に類例のないこの憲法を
正しく遵守することによって
日本民族の健全な再生を
この国の政府は果たすことができていた
国家のバックボーンである憲法を蔑にしてきた過去が
政治家の行動に多大な影響を与えている
選択すべき正しい認識と現実の間にできていたギャップは
かくの如く
余りにも おおきなものだった
コンプライアンスが重要な課題となる時代において
国家の根幹をなすその憲法を
都合よく解釈してきたこれまでの経過というものが
北の核再開発によって
一斉に盲動したがる国民を生み出そうとしている
マスメディアによる過剰な報道姿勢が
それを一層煽りたてている
報道機関には 己の姿勢がみえていない
利益のことしか念頭にないからだ
この国の不幸は ここに ある
日本には
核を手段としない代わりに
平和の実現を
その安全保障政策の目標とすることによって
世界の指導者となるべき有利な立場が用意されていたのである
エネルギーを自給自足する体制を真っ先に敷く
ということこそが
最終手段としてこの国に残されていた
その最も重要な役割を果たす義務を放棄して
温暖化をもたらした石油・ドル本位制の発展に
ひたすら寄与してきたのが
日本というこの国が辿ってきたこれまでの姿であった
日本語には この間の事情を表現する簡潔なことばがある
滅私奉公
という一言で 一切が詳らかとなる
ありもしない敵からの攻撃を理由にするのは
侵略をこととする者どもの常套的な手段である
不安を煽れば 軍事費を増額するのは容易である
リサーチをきちんとやっていれば
一方的な先制攻撃の実施が
非現実的な認識でああるということがすぐ分かったはずである
日本の富によって大きな利益を得ていたのが
アメリカ政府とそれを支えていたIMF体制というもの
傀儡の如く
宗主国の言いなりになって尽くしてきたこの国の歴代政府内閣は
挙句の果てに
外資を積極的に導入するという最悪の政策をとり
国内市場で回るべき巨大な資本を
国際金融資本に取り上げられるがままに放置したのである
これが
貧困を生み
福祉を遠ざけただけでなく
格差社会を生み出したそもそもの原因になっている
雇用の喪失は
政策判断を誤った為政者によって
流動性を希釈する行為のお膳立てをやったこと
が
労働者に報いとなって現れでたものであるに相違ない
日本が
未曾有の世界同時不況へと呑み込まれていったのは
ドル経済圏を成り立たせていたからくりを
知識階級と為政者が 共にみていなかったからだった
事実を正しく認識することが
平和を実現するための 第一歩
憲法記念日には
過去におかしてきた過ちの連鎖だけではなく
いままで悟ることなく懐きつづけていた認識の錯誤
と
その連鎖がもたらしていた結果まで を
かくかく(核々)
しかじか(云々)
と
思いを深みへとめぐらしならが
ひとり静かに過ごすのがよいだろう
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