知識は生かして使うもの
これまでの教育は
知識の量を増やすことにのみ
重点を置き
その使い方を工夫させることについて
時間を割こうとしなかった
平面的な理解で分かった気分になり
それで満足する制度で
この世の中の土台がつくられている
ところが
深刻な問題となっている温暖化は
このところ
頓に募る一方となり
経済は低迷を二十年以上の長きにわたって続け
貧困状態が
国民のすべてに重くのしかかるようになっている
ものにはすべて
原因というものがある
理由なく変化が生じるようなことは ない
結果を見て原因を推測し
メカニズムのあらましを突き止め
有効な対策を絞込み
行動に移す
というサイクルが作られる
結果から原因へと情報をフィードバックしない限り
この循環は下向きの螺旋を描く
原因を特定してしまえば
それが反転する
化石燃料を燃やすと
その酸化作用で
炭素系酸化物
つまり二酸化炭素が大量に生産され
その大気中の濃度が高まっていく
温室効果で地表が影響を受けるようになってきた
というのは
負の循環が
節目となる時を
いま
迎えようとしているからなのだ
化石燃料を燃やさなければ
二酸化炭素は
必要以上に生じない
ものを燃やすことが
二酸化炭素の発生源となっている
生命は呼吸することによって
大気中の酸素を体内へと取り込み
脂肪を燃やして
二酸化炭素を吐き出すサイクルで生きている
燃やすことは
温室効果ガスを作りだすという行為
生命の維持にとって必要な酸素は
体内で
最終的に有機化合物となることにより
二酸化炭素とという状態で安定化し
対外へと吐き出されて
大気成分の一部となる
文明は熱エネルギーを得るために
可燃性物質である地下資源を燃やし
その酸化作用で
炭素と酸素からなる有機化合物を
大量に排出する暮らしを文明と呼び
その仕組みを洗練させ
進化を誇らかに楽しんでいた
成層圏に滞留する二酸化炭素は
紫外線で分解される
文明を進化発達させてきたことにより
紫外線で分解できる量をはるかに超えてしまったことから
温暖化現象
と呼ばれるものがはじまった
人類がものを燃やせば燃やすほど
それによる酸素化合物の量は増加する
自然条件で二酸化炭素を分解できるラインを超えたとき
温室効果ガスの濃度は高まりはじめた
ものを燃やさなければ二酸化炭素は発生しない
ガソリンの消費を少なくすれば
その分だけ二酸化炭素を減らすことができる
電力の消費を減らせば
その分だけ二酸化炭素を抑制できる
そのように思われていた
内燃機関ではその論理は成り立つのだが
電力分野ではそうならない
発電所で生み出された電力は
すべて励磁電流となることによって
誘導電流を生み出している
電流は磁場を介して
非接触で生まれ替わっている
その工程に関わっているのが変電所
電圧を半減させれば
電流は二倍になる
全体で生じる損失は2%に過ぎない
励磁とは磁場を変化させるために
高圧側の電流が果たしているその仕事
強い磁場とその大きな変化からは
高い起電力が生み出される
それには何らかの方法で
磁場を変化させてやればよい
磁場が変化するその量が多ければ多いほど
発電能力は増加する
発電機は磁石を動かすことで
磁場変化を与えている
回転数が多くなればなるほど
発電能力は高まる
このようにして生み出された二種類の電流は
コイルを通過するとき
そこに磁場変化を生み出すと同時に
電圧を変えた電流を何倍かに増やす
その比率はコイルの延長距離で定まる
電流が存在する導体は
磁石と同じ状態となる
電流は常に流れ続けていることから
磁場変化を常態としてもっている
励磁電流をゼロボルトである地下へ捨ててしまっても
磁場を共有する別のコイルから
新たな電流を誘導することがうまくできていた
その反応を維持するための施設が変電所
そこには変圧器と言う名の設備が
安置されている
変圧器の高圧側コイルには
励磁電流が常に流れていなければならない
磁場変化が維持されていなければ
誘導電流を生じさせることはできない
励磁電流がコイルを流れている限り
共有磁場から
新しい電流を取り出すことができる
この最終的に誘導された電流だけが
エネルギーとして
有効利用される消費電流となることを許される
消費者が節電しても
誘導電流を消すことができるだけ
それを生み出している励磁電流は
決して減らせない
このことが温暖化対策から
実効性を完璧に奪い去っている
自然エネルギーは誘導電流を消すだけでなく
その代わりに外部から得た電流を
逆流させるものとなる
コイル同士は絶縁されているため
互いが励磁電流となる関係となることから
逆向きに流れる電流を相互に与え合うようになる
相互誘導は変圧装置を破壊するほどの威力をもつ
スパークを伴った爆裂が
その際に起きる
これを避けるためには
電流の一方を地下へ逃がしてやらなければならない
エネルギーとして無駄なことをやっているのが
自然エネルギーの買い取り制度
高いコストを電力業界が負うハメになったのは
無駄な行為であることを告知できなくなっていたからだ
その損失を埋め合わせるために
太陽光付加金という名目をたて
消費者にその全額をすべて転嫁した
交流送電を成り立たせているメカニズムを知らないと
国と国民が損失を埋め合わせることになる
国民が事実関係を承知する立場にあったのなら
実効のない温暖化対策を進めるために
国家予算の一部を割り当てる行為を
実施させる経過をとることはなかったであろう
国全体が無知であったということが
電力業界にある隠蔽体質を補強させた
監督官庁である経産省が
この隠蔽工作を容認していたということが
国の損失を大幅に高めさせている
その責任は誰がとるのだろうか
業界よりの姿勢は
国と国民に対する裏切り行為に等しい
原発の再稼働など
業界の利益誘導策以外のなにものでもない
電力不足は冬のピークでも起きなかった
夏のピークで起きたとしても
それは全体のうちのごく一部
電力供給システムの欠陥が露見すれば
有効な対策が施せる
電力不足など国民が努力すべき項目ではない
電力業界が責任をもってことに当たれば
容易に解決できる程度の課題に過ぎない
これまでの教育は
知識の量を増やすことにのみ
重点を置き
その使い方を工夫させることについて
時間を割こうとしなかった
平面的な理解で分かった気分になり
それで満足する制度で
この世の中の土台がつくられている
ところが
深刻な問題となっている温暖化は
このところ
頓に募る一方となり
経済は低迷を二十年以上の長きにわたって続け
貧困状態が
国民のすべてに重くのしかかるようになっている
ものにはすべて
原因というものがある
理由なく変化が生じるようなことは ない
結果を見て原因を推測し
メカニズムのあらましを突き止め
有効な対策を絞込み
行動に移す
というサイクルが作られる
結果から原因へと情報をフィードバックしない限り
この循環は下向きの螺旋を描く
原因を特定してしまえば
それが反転する
化石燃料を燃やすと
その酸化作用で
炭素系酸化物
つまり二酸化炭素が大量に生産され
その大気中の濃度が高まっていく
温室効果で地表が影響を受けるようになってきた
というのは
負の循環が
節目となる時を
いま
迎えようとしているからなのだ
化石燃料を燃やさなければ
二酸化炭素は
必要以上に生じない
ものを燃やすことが
二酸化炭素の発生源となっている
生命は呼吸することによって
大気中の酸素を体内へと取り込み
脂肪を燃やして
二酸化炭素を吐き出すサイクルで生きている
燃やすことは
温室効果ガスを作りだすという行為
生命の維持にとって必要な酸素は
体内で
最終的に有機化合物となることにより
二酸化炭素とという状態で安定化し
対外へと吐き出されて
大気成分の一部となる
文明は熱エネルギーを得るために
可燃性物質である地下資源を燃やし
その酸化作用で
炭素と酸素からなる有機化合物を
大量に排出する暮らしを文明と呼び
その仕組みを洗練させ
進化を誇らかに楽しんでいた
成層圏に滞留する二酸化炭素は
紫外線で分解される
文明を進化発達させてきたことにより
紫外線で分解できる量をはるかに超えてしまったことから
温暖化現象
と呼ばれるものがはじまった
人類がものを燃やせば燃やすほど
それによる酸素化合物の量は増加する
自然条件で二酸化炭素を分解できるラインを超えたとき
温室効果ガスの濃度は高まりはじめた
ものを燃やさなければ二酸化炭素は発生しない
ガソリンの消費を少なくすれば
その分だけ二酸化炭素を減らすことができる
電力の消費を減らせば
その分だけ二酸化炭素を抑制できる
そのように思われていた
内燃機関ではその論理は成り立つのだが
電力分野ではそうならない
発電所で生み出された電力は
すべて励磁電流となることによって
誘導電流を生み出している
電流は磁場を介して
非接触で生まれ替わっている
その工程に関わっているのが変電所
電圧を半減させれば
電流は二倍になる
全体で生じる損失は2%に過ぎない
励磁とは磁場を変化させるために
高圧側の電流が果たしているその仕事
強い磁場とその大きな変化からは
高い起電力が生み出される
それには何らかの方法で
磁場を変化させてやればよい
磁場が変化するその量が多ければ多いほど
発電能力は増加する
発電機は磁石を動かすことで
磁場変化を与えている
回転数が多くなればなるほど
発電能力は高まる
このようにして生み出された二種類の電流は
コイルを通過するとき
そこに磁場変化を生み出すと同時に
電圧を変えた電流を何倍かに増やす
その比率はコイルの延長距離で定まる
電流が存在する導体は
磁石と同じ状態となる
電流は常に流れ続けていることから
磁場変化を常態としてもっている
励磁電流をゼロボルトである地下へ捨ててしまっても
磁場を共有する別のコイルから
新たな電流を誘導することがうまくできていた
その反応を維持するための施設が変電所
そこには変圧器と言う名の設備が
安置されている
変圧器の高圧側コイルには
励磁電流が常に流れていなければならない
磁場変化が維持されていなければ
誘導電流を生じさせることはできない
励磁電流がコイルを流れている限り
共有磁場から
新しい電流を取り出すことができる
この最終的に誘導された電流だけが
エネルギーとして
有効利用される消費電流となることを許される
消費者が節電しても
誘導電流を消すことができるだけ
それを生み出している励磁電流は
決して減らせない
このことが温暖化対策から
実効性を完璧に奪い去っている
自然エネルギーは誘導電流を消すだけでなく
その代わりに外部から得た電流を
逆流させるものとなる
コイル同士は絶縁されているため
互いが励磁電流となる関係となることから
逆向きに流れる電流を相互に与え合うようになる
相互誘導は変圧装置を破壊するほどの威力をもつ
スパークを伴った爆裂が
その際に起きる
これを避けるためには
電流の一方を地下へ逃がしてやらなければならない
エネルギーとして無駄なことをやっているのが
自然エネルギーの買い取り制度
高いコストを電力業界が負うハメになったのは
無駄な行為であることを告知できなくなっていたからだ
その損失を埋め合わせるために
太陽光付加金という名目をたて
消費者にその全額をすべて転嫁した
交流送電を成り立たせているメカニズムを知らないと
国と国民が損失を埋め合わせることになる
国民が事実関係を承知する立場にあったのなら
実効のない温暖化対策を進めるために
国家予算の一部を割り当てる行為を
実施させる経過をとることはなかったであろう
国全体が無知であったということが
電力業界にある隠蔽体質を補強させた
監督官庁である経産省が
この隠蔽工作を容認していたということが
国の損失を大幅に高めさせている
その責任は誰がとるのだろうか
業界よりの姿勢は
国と国民に対する裏切り行為に等しい
原発の再稼働など
業界の利益誘導策以外のなにものでもない
電力不足は冬のピークでも起きなかった
夏のピークで起きたとしても
それは全体のうちのごく一部
電力供給システムの欠陥が露見すれば
有効な対策が施せる
電力不足など国民が努力すべき項目ではない
電力業界が責任をもってことに当たれば
容易に解決できる程度の課題に過ぎない