こ と の 端

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盲 従 使 い

2013-07-07 07:19:16 | Weblog
欧米型の民主主義

と呼ばれる制度は

劣化しつづける道を

常に急ぐ

という

弊害をもつ制度

民主的である期間が永い国ほど

財政赤字をより早く募らせる

貧困の蔓延は

民主主義国家を中心軸として

遠心力を発揮したその結果

文明が獲得したもの


多数意見に健全性が担保されていたのであれば

対立や

戦争

などは決して起こらない


分母が一定であり

分子がそこに属する立場の違い

によって

さまざまに変化する時代に

民主制度は

自ら滅ぶ


優れた経営者は

多数派の意見を尊重しない

そこに潜む劣化因子の成分を

よく承知しているからである

反対意見が多ければ多いほど

より強い意志で

決断し

断行する

それが好結果をもたらした

とする事例は数多い


多数意見を参考にする経営者たちは

企業が有する活力を失わせ

市場に於ける支配権を

自ら失うことがある


創業社長の判断が

多数意見を覆したとき

批判が称賛へと変わり

多数意見を取り入れて

中途半端な決断にはしるとき

企業の命運がそこで決まる

だが

大方が賛同する意見が

常に正しい

とは限らない


民主主義とは

多数派の占めるその比率が

高くなっているときほど

危険性を

増す


健全な民主主義をつくりだすためには

健全な批判精神が

そこに

確保されていなければならない


それには教育環境それ自体に

健全性が

要素として

備わっていなければならない

知識の量的拡大に特化した既存の教育制度は

知識が体現する本来の意味を斟酌する時間を惜しみ

質より量

としての知識を重んずる

それ故に

知の応用を

無視する

という経過を生み出す


考える力がなければ

いま起きている変化の意味を

正統に理解することは

できない


思考力を育ててこなかった教育が

時間効率を優先させ

考えることを重要視しない

論理的正当性に偏った国会運営へと奔り
 
誤った政策判断に基づいた

不正な各種の対策を実施させてきた


止まらない温暖化と

蟻地獄さながらのデフレ経済の出現は

その結果として与えられたもの


莫大な資本を投じて行った温暖化対策の結果として

二酸化炭素の一方的増加という結果が生じたのは

一体何故か

交流送電の仕組みをリサーチしていれば

このような世界的規模の壮大な無駄が

発生するようなことはなかった


失われた20年は

思考力をもたない

高い教育水準をもつ指導者たちによって

生み出されている


バブル経済の機序を知らなければ

それを崩壊させたプロセスも分かるまい

問題の姿かたちが見えていなければ

失われた10を倍の20年にした

その判断の誤りと

不作為が生んだ国民の不幸を

政界に悟らせることすらできない


現状はまさしく

そのレベル

総括を無視して

新たな問題にのみ向合ってきたからこそ

止まらない温暖化と

持続するデフレ経済に

国がいま尚苦しんでいる

という訳


問題の所在を知れば

有効解が何か

という程度のことは

自ずから見えてくる

問題が見えていなければ

失われた10年が

そのまま3倍の長さへと延るだけのこと


思考力を涵養するには

教育を改めることから始めなければならない

知識を有効に活かすためには

その使い方を知っていなければならない

正しい認識は

望ましい結果を連れてくる

不正な認識は

国の劣化をただ急がせる

ための誤解を刷り込む


誘導法則を理解していたのなら

節電に環境効果のないことくらい

一瞬で

認識することはできていた

知識だけあっても

その意味を理解することができていなければ

電力消費を減らすと

発電所の燃焼炉で燃やす化石燃料が減る

という根拠のない理屈を

真実だと思い込む


アベノミクスが持つ欠陥を

いまでは

多くの人が察知するようになった

だが

それはまだ少数派

多数派を構成する成分は

内容を確かめる前に与えられた情報を刷り込まれ

その自覚さえ意識しない状態で

誘導された意思であることを知らぬまま

権威を無批判に喜んで受け容れる


敗戦へと至った過去の道は

それと同じプロセスで

権威主義者によって

引き起こされたもの

戦争に対する批判者は当時でも存在していたが

圧倒的多数の前に

沈黙せざるを得なかった

アノときの時代の空気と

今の雰囲気は何ひとつ変わっていない


権威主義による教育は

権威主義者を再生産することを繰り返す

原発を水素爆発させたあの事故が

権威主義の結果として与えられたものであることを

忘れてしまってはならない


考える力は誰でも等しく持っている

それを使う機会を与えてこなかった教育システムが

権威に盲従する国民を生み出した

劣った判断が支持する民主主義という望ましい制度は

一向に改善しようとしない

困難な状況を国民に与えており

国の債務をたった20年間で

1000兆円を突破する規模へと

急速に膨らませてしまっていた


この負債を圧縮するという名目で

消費税を段階的に引き上げることが

既に決まっている

増税で経済が回復したという記録は

一例もない

先行する事例が生んだ不幸は

欧州に顕著

失業率の推移をみれば

その有害性は

一目瞭然たるものがある


日本がこれから手にする現実は

先例が既に教えていることなのだ

高い教育を受けると

考える力を失い

判断を誤って

最も不幸な結果を手に入れる

善と信じて不善をなすのは

考える力を失ったその結果


批判精神は考える力がなければ育たない

権威主義者は批判されることを恐れる

それこそが災いのもと

批判を恐れてはならない

健全性は批判されてこそ

深く根をはる


無批判な盲従は

最悪の経過と結果とを

この国に

残すのみ
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