政治指導者の劣化が
今後
更に甚だしいものになってゆく
のだすると
国民はカリスマを
切実に求めはじめる
ヒットラーは
第一世界大戦で疲弊したドイツ経済と
それに苦しむ国民が生んだ負の資産
期待需要があるのに対して
たまたま
そこに適合するらしき供給が
与えられた
ということなのだ
第三帝国の誕生は
時代の要請が引き起こした
歴史的必然の結果
だが
優れた統治者が
すぐれた指導者であるとは限らない
混迷する時代を導く者が
道を誤った時
歴史に残る不幸がおきる
劣化する宿命にある民主主義
がついに行き詰ったその時
共和制は滅んでいる
ローマ帝国が滅亡したのと
ナチス第三帝国が敗戦という結果を得たのは
共に必然の帰結
エジプトでは民主化を成立させた最初の政府が
民心の離反によって
軍の掣肘を受け
民主化のやり直しが進められるようになった
経済活力を発揮させない民主主義を
国民が健全化させようとした
宗教的思惑を超越した
エジプトの事例には
将来を占う重要な意義がある
軍政の末期に
ムバラク大統領を退陣に追い込んだのは
民衆の意を汲んだ
軍の後ろ盾という力の作用
それが再び健全な民主主義の建設を目指して
政権の強制的交代を実現させた
劣化した民主主義は専制政治より劣る
という選択がなされた
といえる
この顛末に於いて軍の果たしたその役割は
極めておおきい
拙い民主主義は
強大な力をもつ軍を見方につけた側を
優位にする
これまでの歴史には
軍が中立でありつづけた
とする事例はない
シリアでは軍がアサドに靡いたことにより
混迷を深め
内戦状況をのっぴきならないものにした
ミャンマーでは軍政による長期政権に対する批判が高まり
経済支援と民主化をセットとする譲歩を引き出していた
軍事政権というものは
一旦手にした支配権を手放そうとしないものなのだ
その点でエジプトの事例には
出色の特徴がみられる
日本の民主制度が行き詰ることがあるようだと
天皇制へと回帰しようとする動きがでるかも知れない
大政奉還が再演されるようになったとき
善政を敷くことができる
という条件の下でのみ
検討は可能
劣化した民主主義という制度は
必然的にカリスマを求める
これは歴史が証明していることなのだ
多数の劣った判断より
責任を有する一人による決断
の方がよい
それは
創業社長が率いる民間企業に
多くの成功事例を残していることでもある
優柔不断な経営者は
調整能力を発揮して
毒にも薬にもならない
折衷案で
難局を乗り切ろうとする
曖昧な判断が最悪の結果をもたらすことは
グローバル展開を図った家電業界の顛末に
詳しい
蒼古たるカビ臭い土壌が
国政の場に今も残されている
判断停止状態のままの国会が
不作為の時代を生み
失われた10年と
それに続く混迷の10年を国民に与え
20年以上低迷する経済状況を
この国に与えている
それは国会の罪
フィードバック回路のない思考パターンは
堂々めぐりして
劣化の一途をひたすら辿る
国の活力を
国会が奪う
という経過がしかと残されている
国の債務が1000兆円を突破してしまった理由とは
国会の不明以外にあり得ない
多数決という手続きを踏めば
判断を誤っても
責任をとる必要がないという制度
これは知識の量的拡大へと偏ってきた
教育システムが自ら招いたことである
判断の根拠は思考力にあり
知識があれば解ける問題は限られる
温暖化現象を知識で説明することはできても
原因物質である二酸化炭素を減らした事実は
一例も存在しない
当事者のすべては
己の不見識による不始末を
一度たりとも顧みようとしてこなかった
国の劣化はその結果として起きたもの
選良を規定したのは国民であり
不正な政策を続けさせてきたのは
紛れもなく
国民の利益代表が集うための場
すなわち
国会だったのである
こんな状況だったからこそ
国家の運営がうまくいかなかったということなのだ
来るべき大政奉還の再来に備えた準備を
国民が実行する場合が
あってよい
立憲君主制のあるべき姿は
極東の島国の事例を嚆矢とする
そんな展開があってよい
当否判断は別として
民主主義が行き詰った時
力による革命
または
優れた指導者たちによる意志の集合
によって成る維新かの
どちらかの道を
国民は改めて選択しなければならない
明治維新の成就は
松下村塾に代表される教育の在り方が
寄与した結果として起きたもの
知育偏重型の教育制度では
明治維新は成立しなかった
共和制の国々では
民主化の弊害が特に際立っている
立憲君主制の国々でも
民主主義体制の劣化が普遍的に起きている
市場主義経済は富の偏在を許し
貧困の蔓延を加速するものなのだ
教育システムが高度化すればするほど
思考力は退化して衰える
考えるための訓練に割く多くの時間が
望ましい統治機構を生み出す基本
それまでは
永い模索の時代が
延々とつづく
1%の栄華と
99%の貧困とが
平均化されるようになったとき
繁栄による平和
白という文字が作る麗しく優れた時代が
宇宙にたった一つしかない
地球という名のこの惑星を
輝かせることだろう
全体で百となっている系では
一をとり去ることで
白という文字になる
日本の文化は
その事実を古くからよく知っていた
今後
更に甚だしいものになってゆく
のだすると
国民はカリスマを
切実に求めはじめる
ヒットラーは
第一世界大戦で疲弊したドイツ経済と
それに苦しむ国民が生んだ負の資産
期待需要があるのに対して
たまたま
そこに適合するらしき供給が
与えられた
ということなのだ
第三帝国の誕生は
時代の要請が引き起こした
歴史的必然の結果
だが
優れた統治者が
すぐれた指導者であるとは限らない
混迷する時代を導く者が
道を誤った時
歴史に残る不幸がおきる
劣化する宿命にある民主主義
がついに行き詰ったその時
共和制は滅んでいる
ローマ帝国が滅亡したのと
ナチス第三帝国が敗戦という結果を得たのは
共に必然の帰結
エジプトでは民主化を成立させた最初の政府が
民心の離反によって
軍の掣肘を受け
民主化のやり直しが進められるようになった
経済活力を発揮させない民主主義を
国民が健全化させようとした
宗教的思惑を超越した
エジプトの事例には
将来を占う重要な意義がある
軍政の末期に
ムバラク大統領を退陣に追い込んだのは
民衆の意を汲んだ
軍の後ろ盾という力の作用
それが再び健全な民主主義の建設を目指して
政権の強制的交代を実現させた
劣化した民主主義は専制政治より劣る
という選択がなされた
といえる
この顛末に於いて軍の果たしたその役割は
極めておおきい
拙い民主主義は
強大な力をもつ軍を見方につけた側を
優位にする
これまでの歴史には
軍が中立でありつづけた
とする事例はない
シリアでは軍がアサドに靡いたことにより
混迷を深め
内戦状況をのっぴきならないものにした
ミャンマーでは軍政による長期政権に対する批判が高まり
経済支援と民主化をセットとする譲歩を引き出していた
軍事政権というものは
一旦手にした支配権を手放そうとしないものなのだ
その点でエジプトの事例には
出色の特徴がみられる
日本の民主制度が行き詰ることがあるようだと
天皇制へと回帰しようとする動きがでるかも知れない
大政奉還が再演されるようになったとき
善政を敷くことができる
という条件の下でのみ
検討は可能
劣化した民主主義という制度は
必然的にカリスマを求める
これは歴史が証明していることなのだ
多数の劣った判断より
責任を有する一人による決断
の方がよい
それは
創業社長が率いる民間企業に
多くの成功事例を残していることでもある
優柔不断な経営者は
調整能力を発揮して
毒にも薬にもならない
折衷案で
難局を乗り切ろうとする
曖昧な判断が最悪の結果をもたらすことは
グローバル展開を図った家電業界の顛末に
詳しい
蒼古たるカビ臭い土壌が
国政の場に今も残されている
判断停止状態のままの国会が
不作為の時代を生み
失われた10年と
それに続く混迷の10年を国民に与え
20年以上低迷する経済状況を
この国に与えている
それは国会の罪
フィードバック回路のない思考パターンは
堂々めぐりして
劣化の一途をひたすら辿る
国の活力を
国会が奪う
という経過がしかと残されている
国の債務が1000兆円を突破してしまった理由とは
国会の不明以外にあり得ない
多数決という手続きを踏めば
判断を誤っても
責任をとる必要がないという制度
これは知識の量的拡大へと偏ってきた
教育システムが自ら招いたことである
判断の根拠は思考力にあり
知識があれば解ける問題は限られる
温暖化現象を知識で説明することはできても
原因物質である二酸化炭素を減らした事実は
一例も存在しない
当事者のすべては
己の不見識による不始末を
一度たりとも顧みようとしてこなかった
国の劣化はその結果として起きたもの
選良を規定したのは国民であり
不正な政策を続けさせてきたのは
紛れもなく
国民の利益代表が集うための場
すなわち
国会だったのである
こんな状況だったからこそ
国家の運営がうまくいかなかったということなのだ
来るべき大政奉還の再来に備えた準備を
国民が実行する場合が
あってよい
立憲君主制のあるべき姿は
極東の島国の事例を嚆矢とする
そんな展開があってよい
当否判断は別として
民主主義が行き詰った時
力による革命
または
優れた指導者たちによる意志の集合
によって成る維新かの
どちらかの道を
国民は改めて選択しなければならない
明治維新の成就は
松下村塾に代表される教育の在り方が
寄与した結果として起きたもの
知育偏重型の教育制度では
明治維新は成立しなかった
共和制の国々では
民主化の弊害が特に際立っている
立憲君主制の国々でも
民主主義体制の劣化が普遍的に起きている
市場主義経済は富の偏在を許し
貧困の蔓延を加速するものなのだ
教育システムが高度化すればするほど
思考力は退化して衰える
考えるための訓練に割く多くの時間が
望ましい統治機構を生み出す基本
それまでは
永い模索の時代が
延々とつづく
1%の栄華と
99%の貧困とが
平均化されるようになったとき
繁栄による平和
白という文字が作る麗しく優れた時代が
宇宙にたった一つしかない
地球という名のこの惑星を
輝かせることだろう
全体で百となっている系では
一をとり去ることで
白という文字になる
日本の文化は
その事実を古くからよく知っていた