民主主義というものが
制度として
これからも生き残るためのあたらしいモデルとは
なんだろうか
それは
ある日
旧弊な制度であるが故の
不健全性を
行き詰らせたその果てに
世界中で
ほぼ同時に生まれ出る
重大な変化は
共時性をもつ
という特徴がある
変わるべきときには
一斉に
何かが
変わってしまうものなのだ
民主化への動きが
いま
アフリカ大陸で
ほぼ同時に顕在化しているように
その分野で先行する先進諸国から
脱民主化というステージを経て
その後にやってくる
新民主化の運動が
一斉に伝播する
それは
そう遠い先のはなし
ではないだろう
変化は唐突にやってくる
既存のシステムが招いた一連の拙い経過が
望ましいものとされていた民主制度を
かくも
甚だしく劣化したもの
へと70年足らずの間に貶めた
国の現状は
満足できるほどの完成度に
到達したものになっているであろうか
健全な教育制度というものは
不健全な民主制度を駆逐する
不健全な教育制度の上に
有害化した民主制度が鎮座しているとき
劣悪な環境に国民は苦しむ
現状はどうなっているか
確認すべきはそこにある
民主主義が不健全化している時代には
教育の在り方を総点検しておかなければならない
知を重視する教育は
その効率的な量的拡大へとひた奔り
知に属する本来の意味を捨象して
考えるための必要な時間を惜しむ
知識の量と
それを記憶の底から読みだす速度の速さの違いで
人の能力を差別化し
就業機会を偏ったものにする仕組みさえ定着させた
いま実施されている教育制度は
知識を量として限定的に扱い
他者と選別するためのツール
とするという目的で専ら用いられてきた
思考力を育まない
戦後教育の在り方が
日本のこの現状を生み出した
膨大な規模へと達した財政赤字の総額は
高等教育の結果として
国家に付与されたものに相違なく
その不始末を国会が国民へと押し付けようと
いままさに狙っているところ
物事の本質について考える力が僅かでも残されていたのなら
このような不具合に満ちた経過など
絶対に生じない
すべての危機は
事前に回避することができる
という共通する性質をもっている
それに気付けないのは
認識能力を失わせてきた
これまでの教育の所為
温暖化という現象は
地下資源を燃やした結果として
人類に与えられたテーマ
十分な問題認識能力をもちながら
二酸化炭素の排出量を減らせずに放置し
反対にただ増やし続けてきた
避けられていた危機を
現象化させてしまったという好例が
温暖化という問題になっている
行き詰りつつある国際経済が
地下資源の決済を行うための専用通貨
となっているドルに
過剰流動性を与えただけでなく
それ抜きがたいものへと定着させ
ドル余り現象で
リーマンショックさえ産み落とし
剩(あまつさえ)
中国海軍の増強という展開を唆す
という経過をも生みだした
日本市場をバブル化させたのも
ドルの安売りを政策とした
ブラザ合意の結果であったのだったし
その後の意図的な円高や元高の持続なども
ドル資本が過剰供給したそのドルが
さし招いた結果の一つとして
引き起こしたことだった
経済を成長させるには
エネルギーの確保
という問題の解決が
絶対的に不可欠
それが中国政府に
領土問題で強硬な姿勢をとらせている
唯一の理由
一概にドル資本と呼ばれている国際金融資本が
行動規範を一斉に変えたとき
世界の生産工場となっていた中国大陸から
資本の流出が加速されたものとなる
その段階で中国のエネルギー需要は急低下することとなり
ユーラシア大陸に於ける経済活動は
嫌でもかつての落ち着きを取り戻す
この経過は既に確定していることなのだ
知に偏った高度な教育システムは
思考力のない指導者をただ単に再生産する
日本の国会がまさにそうであり
官界はそれ以上に
有害な経過を国に与えてきた
復興予算さえ好き勝手に流用してしまう文化と風土は
健全な認識からは到底理解し難い
1000兆円を超える財政赤字の総額は
ものの見事に
その実態を
あばきだす
国の劣化は
まぎれもなく
教育の結果として与えられたもの
問題の所在を知れば
事前に回避することなど
簡単にできていたはずのこと
それほど程度の低い問題にさえ
指導者たちは
まったく対応することができなくなっていた
バブル崩壊とその後の失われた20年という期間には
絶大な証拠能力が備わっている
節電で二酸化炭素を減らすことなど
まったく不可能
発電に要する地下資源の消費は
不可逆的な関係で成り立っている
この単純で簡単すぎる問題でさえ
まったく見えなくなっている
これが
既存の教育制度が辿りついた
荒れた岸辺とその光景
明治維新を成就させたその原動力となったもの
それは
考えるための力を養成してきた
優駿な指導者たちの一群が
塾生たちに等しく施してきた
教育の結果がもたらしたもの
往時の教育方法が
知育偏重型のモデルであった筈はない
思考力の裏付けを欠いた維新など
現象として成立しない
知識をどんなに大量に与えても
その正しい使い方を授けていなかったのであれば
与えられた知産を
生活の場に活かすことは
できない
応用することのできない知識は
クイズ番組で消費されるのみ
自己満足以外
なんの成果も残さず
劣化だけが粛然と残される
選抜するための教育が戦後の復興を担い
それを効率化させてきた近来の歴史が
思考力のない指導者たちを
大量に再生産するようになっている
国の劣化の元凶は
まさしくそこにある
国民の大半は投票行動には関心がなく
大勢の赴くところに従う
という国民性を一貫して育んできた
選挙結果が示される度ごとに
日本のもつその特異性が繰り返し示される
為政者からみれば
これほど統御し易い国民は
世界広しと雖も
ただ一つ
思考力のない指導者と
政治に無関心な国民とが
共に
今の日本
という特殊な国を作りあげていた
優れた指導者が一人でもこの国にいたのであれば
日本は夙に
世界を指導する役割を持つ国に
なっていたことだろう
それほどこの国の潜在能力は優れて高い
アメリカを指導国とする現在の枠組みが
1%と99%の対立を際立たせるようになり
貧困の蔓延と
異常気象とを同時に生み出させたといえる
その事実を承知していながら
またはそれ故にこそ
有効な対策を施すことが
いつまでたっても出来ずにいる
だが
エネルギーが自給自足できるものであるということを
世界が知ったその時を起点として
ドルを基軸とする
自由主義的経済圏とその体制とは
退場するための準備へとはいる
自らが育ててきた利益一辺倒の市場主義経済から
一方的に退くよう迫られるようになった後で
顛末のもつ意味を漸く知る
さだめ
地下資源を必要としないエネルギーは
比較的簡単に作りだすことができる
運用コストは殆んどゼロ
環境負荷は
地下資源を消費しない
という点でゼロ
再生不要エネルギーと呼ばれるこのシステムは
ドルの需要を最終的に消し去るものとなる
このシステムを普及させる枠組みが機能する時代には
ドル経済圏は過去の遺物とならざるを得ず
健全で公平な価値の移転に伴う
抑制された繁栄が
この惑星へと厳かに訪れる
技術情報を秘匿する方法が編み出され
エネルギー創出法の意義
が正しく理解されるようになったとき
温暖化は止まり
貧困は問題であることを直ちにやめる
不都合な真実は
不都合な思惑による枠組みが生み出した
石油ドル本位制にとって代わるものがあるとすれば
それは平和本位制以外にない
エネルギー資源を取引する権利から
平和の実現へと価値の基準が移る時
不都合なものは
地表から
ひとり勝手に
消え去ってゆく
政策で実行できないことでも
エネルギーをシフトすることによって
呆気ないほど簡単に可能となる
問題の所在を知れば
有効解はすぐ引き出せる
問題が誰にも見えていないとき
一方的な劣化が
募る
制度として
これからも生き残るためのあたらしいモデルとは
なんだろうか
それは
ある日
旧弊な制度であるが故の
不健全性を
行き詰らせたその果てに
世界中で
ほぼ同時に生まれ出る
重大な変化は
共時性をもつ
という特徴がある
変わるべきときには
一斉に
何かが
変わってしまうものなのだ
民主化への動きが
いま
アフリカ大陸で
ほぼ同時に顕在化しているように
その分野で先行する先進諸国から
脱民主化というステージを経て
その後にやってくる
新民主化の運動が
一斉に伝播する
それは
そう遠い先のはなし
ではないだろう
変化は唐突にやってくる
既存のシステムが招いた一連の拙い経過が
望ましいものとされていた民主制度を
かくも
甚だしく劣化したもの
へと70年足らずの間に貶めた
国の現状は
満足できるほどの完成度に
到達したものになっているであろうか
健全な教育制度というものは
不健全な民主制度を駆逐する
不健全な教育制度の上に
有害化した民主制度が鎮座しているとき
劣悪な環境に国民は苦しむ
現状はどうなっているか
確認すべきはそこにある
民主主義が不健全化している時代には
教育の在り方を総点検しておかなければならない
知を重視する教育は
その効率的な量的拡大へとひた奔り
知に属する本来の意味を捨象して
考えるための必要な時間を惜しむ
知識の量と
それを記憶の底から読みだす速度の速さの違いで
人の能力を差別化し
就業機会を偏ったものにする仕組みさえ定着させた
いま実施されている教育制度は
知識を量として限定的に扱い
他者と選別するためのツール
とするという目的で専ら用いられてきた
思考力を育まない
戦後教育の在り方が
日本のこの現状を生み出した
膨大な規模へと達した財政赤字の総額は
高等教育の結果として
国家に付与されたものに相違なく
その不始末を国会が国民へと押し付けようと
いままさに狙っているところ
物事の本質について考える力が僅かでも残されていたのなら
このような不具合に満ちた経過など
絶対に生じない
すべての危機は
事前に回避することができる
という共通する性質をもっている
それに気付けないのは
認識能力を失わせてきた
これまでの教育の所為
温暖化という現象は
地下資源を燃やした結果として
人類に与えられたテーマ
十分な問題認識能力をもちながら
二酸化炭素の排出量を減らせずに放置し
反対にただ増やし続けてきた
避けられていた危機を
現象化させてしまったという好例が
温暖化という問題になっている
行き詰りつつある国際経済が
地下資源の決済を行うための専用通貨
となっているドルに
過剰流動性を与えただけでなく
それ抜きがたいものへと定着させ
ドル余り現象で
リーマンショックさえ産み落とし
剩(あまつさえ)
中国海軍の増強という展開を唆す
という経過をも生みだした
日本市場をバブル化させたのも
ドルの安売りを政策とした
ブラザ合意の結果であったのだったし
その後の意図的な円高や元高の持続なども
ドル資本が過剰供給したそのドルが
さし招いた結果の一つとして
引き起こしたことだった
経済を成長させるには
エネルギーの確保
という問題の解決が
絶対的に不可欠
それが中国政府に
領土問題で強硬な姿勢をとらせている
唯一の理由
一概にドル資本と呼ばれている国際金融資本が
行動規範を一斉に変えたとき
世界の生産工場となっていた中国大陸から
資本の流出が加速されたものとなる
その段階で中国のエネルギー需要は急低下することとなり
ユーラシア大陸に於ける経済活動は
嫌でもかつての落ち着きを取り戻す
この経過は既に確定していることなのだ
知に偏った高度な教育システムは
思考力のない指導者をただ単に再生産する
日本の国会がまさにそうであり
官界はそれ以上に
有害な経過を国に与えてきた
復興予算さえ好き勝手に流用してしまう文化と風土は
健全な認識からは到底理解し難い
1000兆円を超える財政赤字の総額は
ものの見事に
その実態を
あばきだす
国の劣化は
まぎれもなく
教育の結果として与えられたもの
問題の所在を知れば
事前に回避することなど
簡単にできていたはずのこと
それほど程度の低い問題にさえ
指導者たちは
まったく対応することができなくなっていた
バブル崩壊とその後の失われた20年という期間には
絶大な証拠能力が備わっている
節電で二酸化炭素を減らすことなど
まったく不可能
発電に要する地下資源の消費は
不可逆的な関係で成り立っている
この単純で簡単すぎる問題でさえ
まったく見えなくなっている
これが
既存の教育制度が辿りついた
荒れた岸辺とその光景
明治維新を成就させたその原動力となったもの
それは
考えるための力を養成してきた
優駿な指導者たちの一群が
塾生たちに等しく施してきた
教育の結果がもたらしたもの
往時の教育方法が
知育偏重型のモデルであった筈はない
思考力の裏付けを欠いた維新など
現象として成立しない
知識をどんなに大量に与えても
その正しい使い方を授けていなかったのであれば
与えられた知産を
生活の場に活かすことは
できない
応用することのできない知識は
クイズ番組で消費されるのみ
自己満足以外
なんの成果も残さず
劣化だけが粛然と残される
選抜するための教育が戦後の復興を担い
それを効率化させてきた近来の歴史が
思考力のない指導者たちを
大量に再生産するようになっている
国の劣化の元凶は
まさしくそこにある
国民の大半は投票行動には関心がなく
大勢の赴くところに従う
という国民性を一貫して育んできた
選挙結果が示される度ごとに
日本のもつその特異性が繰り返し示される
為政者からみれば
これほど統御し易い国民は
世界広しと雖も
ただ一つ
思考力のない指導者と
政治に無関心な国民とが
共に
今の日本
という特殊な国を作りあげていた
優れた指導者が一人でもこの国にいたのであれば
日本は夙に
世界を指導する役割を持つ国に
なっていたことだろう
それほどこの国の潜在能力は優れて高い
アメリカを指導国とする現在の枠組みが
1%と99%の対立を際立たせるようになり
貧困の蔓延と
異常気象とを同時に生み出させたといえる
その事実を承知していながら
またはそれ故にこそ
有効な対策を施すことが
いつまでたっても出来ずにいる
だが
エネルギーが自給自足できるものであるということを
世界が知ったその時を起点として
ドルを基軸とする
自由主義的経済圏とその体制とは
退場するための準備へとはいる
自らが育ててきた利益一辺倒の市場主義経済から
一方的に退くよう迫られるようになった後で
顛末のもつ意味を漸く知る
さだめ
地下資源を必要としないエネルギーは
比較的簡単に作りだすことができる
運用コストは殆んどゼロ
環境負荷は
地下資源を消費しない
という点でゼロ
再生不要エネルギーと呼ばれるこのシステムは
ドルの需要を最終的に消し去るものとなる
このシステムを普及させる枠組みが機能する時代には
ドル経済圏は過去の遺物とならざるを得ず
健全で公平な価値の移転に伴う
抑制された繁栄が
この惑星へと厳かに訪れる
技術情報を秘匿する方法が編み出され
エネルギー創出法の意義
が正しく理解されるようになったとき
温暖化は止まり
貧困は問題であることを直ちにやめる
不都合な真実は
不都合な思惑による枠組みが生み出した
石油ドル本位制にとって代わるものがあるとすれば
それは平和本位制以外にない
エネルギー資源を取引する権利から
平和の実現へと価値の基準が移る時
不都合なものは
地表から
ひとり勝手に
消え去ってゆく
政策で実行できないことでも
エネルギーをシフトすることによって
呆気ないほど簡単に可能となる
問題の所在を知れば
有効解はすぐ引き出せる
問題が誰にも見えていないとき
一方的な劣化が
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