教育内容を高度化させてきた
その来歴の行き着いた先
の結果として
混乱の胤
となっている認識の劣化
という共通の現象を
いま
世界中にばら撒いている
現況が既にできている
知識の量的拡大は
必然的に
質的劣化を招く
知識の修得のために割く時間の積
が
知識の意味を知ることに割く時間
を減らす経過が積み上がり
問題をモンダイとして
認識することが
できなくなっている
止まらない温暖化を止めようとして
温室効果ガスの排出量を減らす目的で
電力消費を止める行為
へと一斉に走っても
CO2の濃度は
逆に高まり続けている
という皮肉な結果が夙にある以上
文明が問題の本質を
見失っている
と判断せざるを得ない
思考力を涵養するための時間を
知識量へと振り替えてきた
これまでの高等教育の在り方が
認識能力を奪って
正しい判断を困難なものにした
時間が誰にとっても一定である
という公平な条件が
知識の価値を
相対化する因子として
はたらいた
知識を増やすことに
熱心になればなるほど
時を惜しんで
未知の世界に分け入って
そこで得たものを
分かった積もりになる
知っていることと
分かっていることとは
本来別
ある知識を専ら学んできた
からといって
その使い方を
正しく理解している
とは限らない
ものごとを理解できたということは
知識の意味
を承知することができた
ということでなければならない
知識があるというだけで
意味を分かった積もりにさせている
というのが
高等教育を失敗へと導いた
その理由
正しい認識を指導者がもっていたなら
国の二十年以上の期間に及ぶ
長期的な劣化
というこの現状が
国民に与えられる
などということは
およそ考えられない
重篤な事態
指導階級に属する誰かが
経済に関する一定の理解を
保持していたなら
日本政府の借金
を意味する財政赤字の総額が
失われた二十年と呼ばれている時代を通じて
五倍以上に急増する
ことなどあり得ない
バブル経済が崩壊してからというもの
日本の指導者たちの総ては
経済政策を
おしなべて
誤り続けてきた
その対策として華々しく登場した
アベノミクスは
丸三年を経過しようとする現在でも
インフレ目標に遠く及ばない位置にあり
実現するかどうかさえ
危ぶむ声なき声を
増やし続ける
GDP成長率は爾来伸び悩むようになっており
直近のデータでは
マイナスの数値さえ
一部で導いていた
景気の回復を国民に実感させない
三年に及ぶ拙い期間を通じて
日銀による量的緩和が
異常な規模で実施され
当初135兆円規模にあった
マネタリーベースは
先月(11月)時点で
340兆円を突破する
規模へと達していた
二年半で2、5陪になった円の流動性は
為替市場で円安を誘導し
輸出産業と
海外投資を行っている企業の利益を
二年で二倍以上へと
膨張させて
経常黒字の幅を拡大する効果を
引き出した
一ドル80円だった購買力平価は
その50%が円安誘導政策で
国が失う結果となり
円資産の価値は
対ドルで半減してしまい
国民の可処分所得も
50%急減させた結果を導いた
インフレ誘導政策は
企業にとって
ドル建ての資産価値を倍増させたが
国民にとっては
輸入物価の価値を二倍へと無意味に高め
手持ち資産である紙幣の価値を
半減させる経過を生んだ
株式市場にも緩和マネーが流れ込み
相場を押し上げて
経済が堅調に推移している
かの如き演出を
官制相場となっている市場で行わせ
国民の投資意欲を煽りに煽り
各種の不確定要因
が顕在化する度ごとに
相場を急落させて
国民の資産を
海外投資家の利益へと付け替えてきた
一方の損失は
他方の利益
というのが市場のメカニズム
外因性の不確定要因を
リーマンショックを別にして
発生順に並べると
ギリシャ経済の債務危機の露見
と
それに連なる信用経済に対する不安
からくるユーロ建て債権への
不信任を経て
中国の株式市場に於ける
共産党政府の行った恣意的な
市場制御の発覚へと繋がっていた
つい昨日には
欧州中央銀行が行った
追加の金融緩和政策のみすぼらしさ
が
世界各地の市場を急落へと追い込んだ
事実がある
株式市場に大量の資金供給を行っていた
年金機構の投資機関は
直近の急落が起きる前の段階で
既に7、8兆円の資産を
相場の急落で失っていたことを
自ら認める事態へと
追い込まれていた
損失は利得の裏返しであることから
相場を先導してきたパワープレイヤー
であるところの
投資ファンドの構成員たちは
値上がりしていた株式を
大量に売却することで利益を確定させ
後追いで参入した個人投資家が
値下がりに狼狽して
株式の売却を急がせた
という経過が急落という現象を
確定させた
高値に誘導されていた市場であれば
急激な下落に見舞われるさだめ
高い山であればあるほど
そこにある谷はより深い
高度化した教育というものは
思考力を育てるための
地ならしに要する時間を惜しみ
新たな知識の修得を急いだ
その結果
指導者たちは
知識の持つ固有の意味を理解しないまま
新たな知識の吸収に
条件づけられていく運命へと陥った
善
と信じて
国民を路頭に迷わせていながら
その事実を悟れない
千兆円を優に突破する債務が
国歌財政を追い詰めて
消費増税やむなし
と国民に思い込ませる洗脳を施し
増税による消費の抑制
であるところのケインズ効果で
離陸しようとしていた経済に
下押し圧力をかけ
政策の失敗をまたしても
繰り返す仕儀とあいなった
国民は
指導者たちの連綿たる失敗を
責めることなく
寛容な姿勢で
時の経過と共に
より熾烈さを増していく
意味のない納税義務に
ひとしく縛られ
喘ぎ続ける
という身分から
この先も離れられない
国民は知育偏重に特化した学校教育によって
意味のない知識を競う経過を強いられ
他者を差別化するためだけの知識
を急ぎ獲得しようと努め
遊ぶための時間を削って
無効な教育投資を親に続けさせ
国の資産を徒に浪費させてきた
その意味さえ
まだ一向に
理解していない
知識を生かすためには
工夫がいる
それは遊び通じて身に着くもの
知識の意味を掘り下げる訓練は
勉学以外の遊びという濃密な反応場で
これまで専ら行われてきた
知識の量的拡大に特化していった教育が
国民から思考力を奪い
教育投資を無駄にしてきた
貴重な資産を費やして
個人を差別化するシステムを
延々と練り上げてきた
その結果が
アベノミクスと
止まらない温暖化
を現在へと連れてきた
温室効果ガスを減らすには
地下資源の燃焼を止めるに限る
思考力の無い知識人たちは
電力消費を止めさえすれば
二酸化炭素が減る
と勝手にそう思い込んでしまったのだった
交流電流というものは
周波数でできている
このため
発電機が四六時中動いていなければ
電力の供給を
維持することが
要するに何一つできない
というしろものなのだ
電気製品のスイッチを切ったところで
交流電源は回転運動を
保っている必要に常時縛られている
交流は直流とは違い
回路を形成することができない
右向きの電流と
左向きの電流とが
併存する状態が
交流の波形を成り立たせている
このため電流は常に
最低の電位をもつ大地へと
落ちてゆくことが義務付けられた
世の知識人の総ては
交流と直流との違いを
弁別する能力を完璧に失っている
電力消費をどんなに減らしても
二酸化炭素は一貫して
増え続けていた
知識階級が交流電流について
あまりにも無知だった
ということが
環境投資を無効にし
経済成長を抑制する
負の効果を
あらゆる国家に
及ぼしている
交流送電に問題がある
ということを正しく理解していたのなら
送電しない交流電源に切り替えれば
無駄な高圧送電は消えてなくなる
問題がまったく見えていない状態の
知識階級が
温暖化を止まらないものにして
有効需要に結びつく投資を
無駄に捨てるという結果を引き寄せた
世界の現状は
高等教育の失敗が
その起源
地下資源を燃やすことなく
電力を増幅する仕組みを活用すれば
電気を生むための二酸化炭素など
どの国からも生じない
誘導法則を点検すれば
その方法がみえてくる
この壮大な無駄がなくなる
というだけで
世界のすべては
とても住みよい場所
つまり
まほろば
へと変わるのだ
文明は知識を得て
自ら滅ぶ道を
ひた走っている
意味のない知識は
有害無益
その来歴の行き着いた先
の結果として
混乱の胤
となっている認識の劣化
という共通の現象を
いま
世界中にばら撒いている
現況が既にできている
知識の量的拡大は
必然的に
質的劣化を招く
知識の修得のために割く時間の積
が
知識の意味を知ることに割く時間
を減らす経過が積み上がり
問題をモンダイとして
認識することが
できなくなっている
止まらない温暖化を止めようとして
温室効果ガスの排出量を減らす目的で
電力消費を止める行為
へと一斉に走っても
CO2の濃度は
逆に高まり続けている
という皮肉な結果が夙にある以上
文明が問題の本質を
見失っている
と判断せざるを得ない
思考力を涵養するための時間を
知識量へと振り替えてきた
これまでの高等教育の在り方が
認識能力を奪って
正しい判断を困難なものにした
時間が誰にとっても一定である
という公平な条件が
知識の価値を
相対化する因子として
はたらいた
知識を増やすことに
熱心になればなるほど
時を惜しんで
未知の世界に分け入って
そこで得たものを
分かった積もりになる
知っていることと
分かっていることとは
本来別
ある知識を専ら学んできた
からといって
その使い方を
正しく理解している
とは限らない
ものごとを理解できたということは
知識の意味
を承知することができた
ということでなければならない
知識があるというだけで
意味を分かった積もりにさせている
というのが
高等教育を失敗へと導いた
その理由
正しい認識を指導者がもっていたなら
国の二十年以上の期間に及ぶ
長期的な劣化
というこの現状が
国民に与えられる
などということは
およそ考えられない
重篤な事態
指導階級に属する誰かが
経済に関する一定の理解を
保持していたなら
日本政府の借金
を意味する財政赤字の総額が
失われた二十年と呼ばれている時代を通じて
五倍以上に急増する
ことなどあり得ない
バブル経済が崩壊してからというもの
日本の指導者たちの総ては
経済政策を
おしなべて
誤り続けてきた
その対策として華々しく登場した
アベノミクスは
丸三年を経過しようとする現在でも
インフレ目標に遠く及ばない位置にあり
実現するかどうかさえ
危ぶむ声なき声を
増やし続ける
GDP成長率は爾来伸び悩むようになっており
直近のデータでは
マイナスの数値さえ
一部で導いていた
景気の回復を国民に実感させない
三年に及ぶ拙い期間を通じて
日銀による量的緩和が
異常な規模で実施され
当初135兆円規模にあった
マネタリーベースは
先月(11月)時点で
340兆円を突破する
規模へと達していた
二年半で2、5陪になった円の流動性は
為替市場で円安を誘導し
輸出産業と
海外投資を行っている企業の利益を
二年で二倍以上へと
膨張させて
経常黒字の幅を拡大する効果を
引き出した
一ドル80円だった購買力平価は
その50%が円安誘導政策で
国が失う結果となり
円資産の価値は
対ドルで半減してしまい
国民の可処分所得も
50%急減させた結果を導いた
インフレ誘導政策は
企業にとって
ドル建ての資産価値を倍増させたが
国民にとっては
輸入物価の価値を二倍へと無意味に高め
手持ち資産である紙幣の価値を
半減させる経過を生んだ
株式市場にも緩和マネーが流れ込み
相場を押し上げて
経済が堅調に推移している
かの如き演出を
官制相場となっている市場で行わせ
国民の投資意欲を煽りに煽り
各種の不確定要因
が顕在化する度ごとに
相場を急落させて
国民の資産を
海外投資家の利益へと付け替えてきた
一方の損失は
他方の利益
というのが市場のメカニズム
外因性の不確定要因を
リーマンショックを別にして
発生順に並べると
ギリシャ経済の債務危機の露見
と
それに連なる信用経済に対する不安
からくるユーロ建て債権への
不信任を経て
中国の株式市場に於ける
共産党政府の行った恣意的な
市場制御の発覚へと繋がっていた
つい昨日には
欧州中央銀行が行った
追加の金融緩和政策のみすぼらしさ
が
世界各地の市場を急落へと追い込んだ
事実がある
株式市場に大量の資金供給を行っていた
年金機構の投資機関は
直近の急落が起きる前の段階で
既に7、8兆円の資産を
相場の急落で失っていたことを
自ら認める事態へと
追い込まれていた
損失は利得の裏返しであることから
相場を先導してきたパワープレイヤー
であるところの
投資ファンドの構成員たちは
値上がりしていた株式を
大量に売却することで利益を確定させ
後追いで参入した個人投資家が
値下がりに狼狽して
株式の売却を急がせた
という経過が急落という現象を
確定させた
高値に誘導されていた市場であれば
急激な下落に見舞われるさだめ
高い山であればあるほど
そこにある谷はより深い
高度化した教育というものは
思考力を育てるための
地ならしに要する時間を惜しみ
新たな知識の修得を急いだ
その結果
指導者たちは
知識の持つ固有の意味を理解しないまま
新たな知識の吸収に
条件づけられていく運命へと陥った
善
と信じて
国民を路頭に迷わせていながら
その事実を悟れない
千兆円を優に突破する債務が
国歌財政を追い詰めて
消費増税やむなし
と国民に思い込ませる洗脳を施し
増税による消費の抑制
であるところのケインズ効果で
離陸しようとしていた経済に
下押し圧力をかけ
政策の失敗をまたしても
繰り返す仕儀とあいなった
国民は
指導者たちの連綿たる失敗を
責めることなく
寛容な姿勢で
時の経過と共に
より熾烈さを増していく
意味のない納税義務に
ひとしく縛られ
喘ぎ続ける
という身分から
この先も離れられない
国民は知育偏重に特化した学校教育によって
意味のない知識を競う経過を強いられ
他者を差別化するためだけの知識
を急ぎ獲得しようと努め
遊ぶための時間を削って
無効な教育投資を親に続けさせ
国の資産を徒に浪費させてきた
その意味さえ
まだ一向に
理解していない
知識を生かすためには
工夫がいる
それは遊び通じて身に着くもの
知識の意味を掘り下げる訓練は
勉学以外の遊びという濃密な反応場で
これまで専ら行われてきた
知識の量的拡大に特化していった教育が
国民から思考力を奪い
教育投資を無駄にしてきた
貴重な資産を費やして
個人を差別化するシステムを
延々と練り上げてきた
その結果が
アベノミクスと
止まらない温暖化
を現在へと連れてきた
温室効果ガスを減らすには
地下資源の燃焼を止めるに限る
思考力の無い知識人たちは
電力消費を止めさえすれば
二酸化炭素が減る
と勝手にそう思い込んでしまったのだった
交流電流というものは
周波数でできている
このため
発電機が四六時中動いていなければ
電力の供給を
維持することが
要するに何一つできない
というしろものなのだ
電気製品のスイッチを切ったところで
交流電源は回転運動を
保っている必要に常時縛られている
交流は直流とは違い
回路を形成することができない
右向きの電流と
左向きの電流とが
併存する状態が
交流の波形を成り立たせている
このため電流は常に
最低の電位をもつ大地へと
落ちてゆくことが義務付けられた
世の知識人の総ては
交流と直流との違いを
弁別する能力を完璧に失っている
電力消費をどんなに減らしても
二酸化炭素は一貫して
増え続けていた
知識階級が交流電流について
あまりにも無知だった
ということが
環境投資を無効にし
経済成長を抑制する
負の効果を
あらゆる国家に
及ぼしている
交流送電に問題がある
ということを正しく理解していたのなら
送電しない交流電源に切り替えれば
無駄な高圧送電は消えてなくなる
問題がまったく見えていない状態の
知識階級が
温暖化を止まらないものにして
有効需要に結びつく投資を
無駄に捨てるという結果を引き寄せた
世界の現状は
高等教育の失敗が
その起源
地下資源を燃やすことなく
電力を増幅する仕組みを活用すれば
電気を生むための二酸化炭素など
どの国からも生じない
誘導法則を点検すれば
その方法がみえてくる
この壮大な無駄がなくなる
というだけで
世界のすべては
とても住みよい場所
つまり
まほろば
へと変わるのだ
文明は知識を得て
自ら滅ぶ道を
ひた走っている
意味のない知識は
有害無益