こ と の 端

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自 然 法 則

2017-04-16 09:48:06 | Weblog
量子力学が

これまでに

到達した

理解

とそれによる認識を前提とする場合

宇宙は九つの空間次元



一つの時間次元

という構成で成り立っている

ものであるということになる


10次元構造で

宇宙が成り立っている

という認識について

これまで何度か

ここで

その情報に触れてきた


空間次元はこれまで

三つしかない

とされていたのだったが

21世紀に入った頃から

宇宙は10次元でなければならない

とする声が高まり

未知の六つの空間次元が

どこかに折りたたまれている

とする考え方

を当面の解

としてきたこれまでの科学は

条件設定を改めなければならなくなり

未確認のままになっている構造の

見えない領域を

余剰次元と呼んで

一括りにすることで

検証する術のない

新見解

を受け入れることに

合意した


仏教が通有する見解を前提にすると

生命反応が支配する

この四つの時空間を

現象界

と呼び

仮想現実の世界

という位置づけがなされていた


魂が修養を重ねて

進化するために用意されている



というのがこの現象界

に与えられているその意義


生命はある所与の目的

を努力の末に果たす使命を帯びて

この現象界に放擲され

一期を生きることで

改めて生まれ変わる定め

を繰り返す

ということになっている


現象界では何もない状態

を伝えるために



という形容

を敢えて存在させなければならない

という制約が

この現象界の特異性

を特徴づけている


実体のある仮想空間



相互作用することを通じて

魂の錬磨を重ね

修養を重ねてゆく

という共通の使命

の下で切磋琢磨することで

誕生の秘密を探る



にでる


その一期に出会う

同時代の別の魂との

偶然の邂逅を

一会と呼ぶことが

一般化した

人生はその繰り返し


これまで隠されていた

残り六つの次元を

実相界

という概念で統一し

本当の世界は

こちらにある

とする見識を確定させた


現象界と実相界とを対比することで

それぞれを明確に分ち

宇宙を成り立たせている

全体の仕組み

に関する知の到達点

を九分割された曼荼羅で表現することで

仏教は後世へと語り継いできた

このように推測される


現象界を構成する三つの次元と

実相界を構成する六つの次元とに

時間の次元が加わって

十次元構造をとる

とする一般理解が

量子力学の研究者の間で

共通認識とされるようになってきた


知られざる余剰次元については

エネルギー

取り分け

生命エネルギーの反応場

であるということが

これまで普遍的に伝聞されてきた


魂は輪廻し

繰り返し転生する

という理解を裏付けるものとして

エネルギー不滅の法則が

既に古典的に知られている


熱エネルギーはエントロピー増大の法則に従い

生命エネルギーは輪廻転生の法則に従う

魂は生命エネルギーの形容であることから

魂が繰り返し生まれ変わるものであることは

言うまでもあるまい

エネルギー保存則は

ユニバーサル・コンスタント

として完全に受け容れられている


この現象界で

最近

敵対する勢力同士の軋轢が

俄かに高まり

破壊を前提とする古典的な解決法

で結果を導く

という

現象界に特有の

傾斜

が俄かに顕在化するようになってきた


力に頼る文化の上に成り立つ

政治形態をもつ

アメリカ

ロシア

中国

などに代表される国家間関係で

緊張が高まる展開が

同時進行するようになり

その原因の一つ

となっている北朝鮮の動向が

力関係の調整を

強調して進める必要性に同意させ

誰も望まない破壊活動が

突発的に生じる

可能性

に対する共通認識が改まり

危機感の共有が

事態の推移に

重大な影響を及ぼすことを

回避させる

として模様眺めの鼎立状態

が北東アジアを中心に

顕在化する事態となった


これら四か国に共通する要因は

共に臆病者である

というその一点に集約できる

臆病であるが故に

戦術核で安心を保とうとする北朝鮮を

戦略核で安定性を維持しようとしてきた

その他三つの大国主義国家群とが

緊張関係を破る

きっかけとなる突発的行動を

当事国だけでなく

世界中のあらゆる国家が

固唾を呑んで見守っている

状況が設定された


91年の湾岸戦争では

反米国家の雄を自認していた

リビアのカダフィを

米軍の攻撃能力と精度の高さで

帰順せしめた実績をもつアメリカが

北朝鮮でも類似の行動をとることで

危険因子を防除するための伏線として

シリアでのミサイル攻撃を敢行し

高い破壊力を見せつける目的で

その他の最新兵器による攻撃を

続けざまに行った


防衛目的の核実験と

ミサイル発射実験による示威行動は

攻撃能力が不在であるが故の

防衛反応であるに過ぎない


攻撃能力を保持した国家が

実験を繰り返す必要性は

そもそもないからである

この程度のことすら

日本の指導体制は

理解できなくなっている

臆病風に吹かれて

ただ怯えているばかり

臆病者は自らのその行為で

己の弱点を

衆目に晒していることに

まったく気づかない

これこそが強迫神経症患者のもつ

特異で顕著なその

最も分かり易い明白な病状


守るべき何かを持たない国は

防衛努力をする必要そのものがなく

軍事予算を他に転用して

経済戦争を優位に進める

アドバンテージを手に入れる

漁夫の利で戦後の高度経済成長期の波に乗り

経常収支を黒字化した実績が

円の通貨価値を高からしめた

有事の円買いが

株式相場を引き下げる動力源となり

円高の復元が

有価証券がもつ価値の劣化

を急がせて経済成長を

自らの投資行為が抑止する

直接的当事者へと

身分の変更を強制することとなる


破壊のためのコスト負担を

意図的に強調してみせる

のは愚か者であることのなによりの証明

国家の繁栄を導くには

破壊する能力の誇示

によってではなく

繁栄を安定化させるための

平和状態の維持

によってでなければ

意味がない


一連の変化は

整合する余地のない

矛盾に満ちた現象界

に特有の試練の数々となって

状況に応じて

個別に

または一斉に

顕在化するものとなる


仮想の次元で生起したことは

実相の次元で吸収される

すべての次元は

平衡状態へと移行することで

最終的に安定化する

法則に学ぶことができれば

アヤマチを犯すことは

ない
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