大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

新宿3丁目交差点を通る度に思い出す事件とは。

2015年02月09日 | 日記

昨日の日曜日は新宿御苑の富士フォトギャラリー新宿で開催されている日本リンホフクラブの写真展会場に立ち寄り、当番の皆さんに挨拶をしたあと新宿・伊勢丹デパートまで傘を差しながら歩きました。いや~っ寒かったですね。傘の柄を持つ手が特に寒く感じて、思わず手袋を買いそうになる程でした。伊勢丹デパートの在る新宿3丁目の交差点で信号待ちしていると交差点の角に立つ追分交番を認める事が出来ます。皆さん覚えていますか?1971年12月24日のこの交番でクリスマスツリー爆弾が爆発して警察官2人と通行人7人が重軽傷を負った事件を。世に言う「新宿クリスマスツリー爆弾事件」です。公衆に対する無差別テロ事件として大きな話題を呼びました。実はこの時私は大学生で、何と爆発する数時間前にこの交番の前を通っていたのでした(もちろん犯人ではありませんよ)。ですからより、この事件を覚えていて、この交番の前を通る度に思い出すのでした。交差点で信号待ちしていると沢山の若者が楽しそうに会話をしています。きっとここであの様な事件が起こったことを知っている人は居ないように感じます。時間は40年以上も流れてしまったのですから。また未だ記憶に新しい2008年6月に起こった死者7名、負傷者10名を出した「秋葉原通り魔事件」ですが、この事件の前日の夕方(18時間前)に、やはりこの事件現場を通ってたのでした。日常のどこにでも危険な出来事は潜んでいるのですね。

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清水 実
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