大判カメラ日記。

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えっ!長男が一級小型船舶士の免許を取得!

2016年02月08日 | なんちゃって漁師

長男から「一級小型船舶士の免許を取った!」と連絡があった。ひぇ~っ、確か正月に会ったときには「もしかして小型船舶士の免許を取ろうと思っている」と聞いてはいたが、まさか1ヶ月後に免許取得してしまうとは驚きであった。寒さに弱い「なんちゃって漁師」は未だ今年になって漁にも出ていないのに、長男は何回も船の操縦教習と筆記教習をしていたのである。因みに現行の小型船舶士免許は(1)一級小型船舶士(2)二級小型船舶士(3)特殊小型船舶士と大きく三つに分類され一級と二級の違いは前者が20トン未満の船舶を全ての海域で操船できて、後者は五海里(約9.26Km)以内の海域の操船が可能なことである。そんな事から一級免許の試験の筆記・実技は勿論のこと上級科目としてコンパス、定規等を使う海図問題まであるのです。もっと現実的な例を挙げると「なんちゃって漁師」の出漁基地の熱海・多賀から二級免許でギリギリ初島まで行けそうですが一級免許なら大島でも三宅島、八丈島まででも行くことが出来るのです。実は私も昔(30年以上前)に本屋さんで船舶免許の本を購入し、満足な勉強も一回の操船実技も無い状態で、今で言う二級小型船舶士の湖川小出力限定免許を一発試験で受験したことがありました。甘く考えていて誰かのやる試験を見よう見まねでやれば何とかなる・・・と思っての受験でしたが、私以外の受験生は全員ボート教室の卒業生だったのにビックリし、更に実地試験の一番手が私で、見よう見まねも出来ない状態での試験でした。初めて乗った小型船舶を離岸・接岸し、直進・スラローム走行し、いきなりの落水者救助まであって汗びっしょりになっての試験だったことを覚えています。えっ、結果はですか。運が良いんですかね落ちた人もいましたが、何と合格してしまったのでした(今は更新しないで失効状態です)。話を戻しますが、長男からは漁船でも手に入れて漁に出ようとメッセージもありました。また話を聞いた次男は「全員で漁師が出来るね(笑)」ともありました。迷走する「なんちゃって漁師」は先ずは二級小型船舶士免許の取得ですかね。写真中は先日、熱海・多賀で知り合った会社勤めから華麗に漁師へ転職した方の漁船ですが羨ましく思ってしまうのは何でだろう・・・・。

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