夏休みの熱海・伊豆山滞在中のお話ですが、大雨の影響で土石流発生エリアの住民に対して避難勧告が出されていました。大量の雨が降ると発生起点に未だ残っている土砂が流れ出し二次災害が予想されることからの措置なんですね。ですから、これから暫くの間は大雨や台風の度に避難勧告が発出される事が予想されます。やはり発生地点の恒久的な対処がなされなければこの問題は解決されないのです。ただ、熱海市や静岡県レベルでは対策は厳しい様で、国交省管轄で砂防ダム等が建設されることになりました。そして第一段階として砂防ダム建築現場への取り付け道路を整備することから始めると聞いていたのですが、現場は未だ災害救助作業が続き、更に雨の影響で土砂の流出量も増えて工事開始がかなり難航するのではと思っていました。そんな時でしたが伊豆山小宅の郵便受けを見ると写真1枚目の「近隣の皆様へ 災害復旧工事のお知らせ」と言う写真入りの資料が届いていました。内容は現場に残る不安定な土砂を除去する砂防工事を先ずは始めるとのことですが、これらの工事に使う重機・資材を現場に運ぶ手段としてヘリコプターを使うとの事でした。資料写真にはヘリコプターの飛行ルートや土砂積み出し、積み下し現場、給油・駐機場所などが記されていましたが、この作業は本年12月31日迄続くとされていました。因みに発注者は国土交通省で施工は大成建設とのことでした。何時もは静かな伊豆山上空にヘリコプターが飛ぶ光景が続きそうです。2枚目の写真は土石流発生起点の上の道路です。
|
花木深 |
杉山 順子 |
ワイズクリエイト |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます