大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

シートフィルムホルダーへの名前、番号記入を忘れずに。

2012年06月23日 | カメラ機材

富士フイルム社のクイックロードフィルムシステムの製造中止は多くの大判カメラユーザーが嘆き、困惑した出来事でした。中には「もう大判カメラをやめようか」と言う人もいるくらいでした。でもちょっと待って下さい。このデジタルカメラ全盛の時代に敢えて銀塩フィルム、大判カメラの良さに拘ってきたではないですか。ここはプラス思考でクイックロードフィルムよりシートフィルムの方が30%もランニングコストが安いと考えてシートフィルムホルダーを使おうではないですか。ワイズ大中判写真の会や日本リンホフクラブでホルダーへのフィルム装填作業の勉強会も継続的に開催致しますので皆様ご安心下さい。また品薄になっているシートフイルムホルダーもワイズでは沢山の在庫を確保致しましたので是非ご用命下さい。またここで豆知識をひとつ紹介致します。先ずシートフィルムホルダーを最初に使う時には特に念入りにブロワー等を使ってホコリ、ゴミ等の清掃作業を行って下さい。特に新品は製造工程で混入するホコリなどがありますので充分ご注意下さい。もうひとつはシートフィルムホルダーを購入したらまずホルダーが誰の所有か分かるように名前の記入、撮影データが分かるように番号の記入をしましょう。これはフィルムをホルダーごと現像に出す場合に、現像所内で入れ違いになるのを防ぐためです。また番号を記入することにより、最初の現像を奇数番号で行い、奇数の結果を見て偶数番号に増減感処理を行う事が出来る等便利です。ホルダーへの名前、番号記入は写真の様な市販のテプラやネームランドを利用するときれいに仕上がります。ワイズでも昨日この作業が完了致しました。これなら安心して現像に出せますね。


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