山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ナス(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年10月05日 | 山野歩
2023年08月19日(土)
『ナス』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ナス]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「つつましい幸福」でありました。また、次のような解説もありました。
「薄く紫がかった花を咲かせる」「花言葉の由来は、花を見ると、慎ましいと思えるほどに小さいというところでしょう」
「唯、茄子の煮物や揚げ物を口に含むと、旨味がじわっと染み出してくるところに、
ささやかな幸せを感じてしまうように思えてしまうのかも知れません」などと。
この見出し画像の[ナス]の花は、
昨年の6月24日、我が街中歩を楽しむときに、寝屋川右岸の道を歩くときに撮影したものです。

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ヒマワリ(NHKラジオ深夜便・誕生日の花&花言葉)

2023年09月13日 | 山野歩
2023年07月25日(火)
『ヒマワリ』
<NHKラジオ深夜便・誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヒマワリ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「あなたは素晴らしい」「崇拝」でありました。また、次のような解説もありました。
「漢字で書くと向日葵」「花が太陽について回るということから名付けられた」
「英語のサンフラワーもその儘、太陽の花」「実際には、頭を動かす動きというのは、蕾の時まで」
「夏の青い空によく似合う黄色のヒマワリは、見ているだけで元気が出てきそうな花だ」などと。
この見出し画像の[ヒマワリ]は、2021年7月17日の朝歩きのときに、カメラに収めたものです。
その時の日記の一部に僕は次のように記しています。
「今朝、最後にカメラに収めたのは、[ひまわり]でした。それは、寝屋川霊園の北端に位置する小さな公園でした。
今朝の我が街中歩の写真は、[ひまわり]に始まって、[ひまわり]で終わりました」と。
また、俳句歳時記に「北米原産のキク科一年草」「高さ2~3㍍」
「盛夏、茎頂または枝頭に巨大な頭状花を横向きに開く」
「周辺は鮮黄色の舌状花で、中央には褐色または黄色の管状花が密集する」と記されています。

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大山山行(大山頂上避難小屋~六合目避難小屋~行者登山道~大山神社奥宮)

2023年09月07日 | 山野歩
2023年07月22日(土)
『山野歩』
<大山山行>
<三日目>
<大山頂上避難小屋~六合目避難小屋~行者登山道~大山神社奥宮>
[コースタイム]
[大山頂上避難小屋] 4:00 → (石室) → 5:52 [六合目避難小屋] 6:15 → (行者登山道) → [元谷避難小屋] → [大堰堤] → [二股] → 8:58 [大山神社奥宮] → 10:04 [南光河原駐車場] 10:25 → 18:06 [我が家]
◆所要時間:6時間04分
<大きな荷物を担いで悠然と上って来られる二人の男女>
朝、頂上避難小屋を出たのは4時丁度。それは計画よりも5時間も早い時刻で、ヘッドランプを灯して、昨日同様ゆっくりと歩みを進める。
まだ暗いので、下界の街灯が見られるが、10分もすると、空の明かりが増し始める。
それより30分くらい経った頃だっただろうか、視界が利く処に飛び出したときに、眼前に朝陽が現れた。
慌ててカメラを取り出しその姿をカメラに収める。花もなく、凡庸で無味乾燥な下り道をゆっくりと歩き続ける。
避難小屋を出てから3時間近く歩いた頃になって初めて現れた花は、それは、行者谷分かれという道標を過ぎて間もなくして現れたヌスビトハギであった。
否、ヌスビトハギだろうと僕は思ったのだが、定かではない。この花はそれから1時間以上も経った頃にまた現れた。
次に眼に留まったのはコウゾリナで、それより半時間くらい経ったころだろうか、
ツリガネニンジンというか、シャジンタイプの白花が右手に現れたのだが、しっかりとした花名は分からない。
暫くして紅色のヤマツツジを見掛け、先程の白花がその後もう一度現れたのだが、その白花が、この下山路で眼に留まった最後の花となり、
それより間も無くユートピア避難小屋と書かれた道標が現れ、それより10分くらいで、大神山神社到着であった。
今朝もっとも記憶に残ったのは、花や景観ではなく、行者登山道で、その中でももっとも傾斜のある処を、
大きな荷物を担いで悠然と上って来られる二人の男女を見たことであった。その姿を見るや否や僕は思わず、感嘆の声を上げてしまったのだ。
大きな荷物中には、避難小屋の売店で販売するパン等の軽食や飲料が入っているのだろうが、それはそれは嵩のある大きな荷物で、今の僕には決して担げないそれであった。
そのとき僕は分からなかったのだが、その男性の方が僕の顔を覚えておられ、すれ違うときに一言二言言葉を交わすこととなった。
その男性は、大山頂上避難小屋の受付というか売店におられた方であった。
到着したときに受付を訪れ、大山入山協力金(500円)を支払い、記念カードを頂戴したのだが、
その後、避難小屋周辺に咲く花について詳しく聴きたいと3度ほど受付を訪れ、
その男性と避難小屋周辺に開花する花にかかわることで言葉を交わしていたので、僕の顔を覚えておられたのだろうと思う。
男性によると、売店の営業は朝9時より14時までで、清掃を済ませると15時には下山し、避難小屋は無人になりますが、
今日は小屋の修理で動いておられる方がいるので、その方たちが数名泊まられますとの説明があった。
1階は寝るのには不向きという様子ではあったが、2階には30人くらいは横になれるスペースがあり、昨晩は僕も含めて10名くらいの宿泊者が居た。
僕は20時が廻った頃には2階で横になったのだが、なかなか寝付けず、24時頃だったと思うのだが、1階に下りて来て横になるスペースを見付けざるを得なかった。
2階を離れたのは、脚にこむら返りが度々生じたことに理由があった。こむら返りが生じると、立ち上がり歩かないと治らない。しかし皆さんが眠っておられる2階ではそれが無理であったからだ。
1階では、僕以外にもう一人横になっている人が居たが、しかし僕は、こむら返りが生じると、立ち上がり土間に下りてかなり歩いた。
そんな中、ドアを開け真っ暗な中、小屋に入って来られる方が2名おられた。その姿を見ていて、ちょっと早いが下山しようと思い立つ。
2階に上がって音を立てないように静かに動き、忘れ物が無いようザック等の荷物を持って1階に下りて来てパッキングを済ませ、
避難小屋を後にしたのだ。時刻は丁度4時であったが、結果的には正解であったように思う。
入山時のザック中には、二日分の菓子パンとポカリスエット500ml×3本、日用品。
そして、薄い長袖シャツ1枚とフリース1枚に、カッパとシュラフカバーだけで、荷物を軽くするために、ガスコンロもコッヘルも持って来なかった。
しかし夏山であっても、しかも小屋中であっても、標高1.700㍍では、3シーズンのシュラフくらいはあっても良かったのかも知れないと思った次第であった。




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大山山行(南光河原駐車場~夏山登山道~大山頂上避難小屋(弥山))

2023年09月06日 | 山野歩
2023年07月21日(金)
『山野歩』
<大山山行>
<二日目>
<南光河原駐車場~夏山登山道~大山頂上避難小屋(弥山)>
[コースタイム]
[南光河原駐車場] 5:45 → [夏山登山口] → (夏山登山道) → 8:35 [六合目避難小屋] 9:25 → 12:10 [大山頂上避難小屋] → [弥山]
◆所要時間:6時間25分
<19種の花に出合う>
夏山登山道を歩き始めて最初に眼に留まったのはダイコンソウ。
それより半時間くらい後に現れた阿弥陀堂に立ち寄り、階段をゆっくりと上り続けると、
ヤマアジサイが次から次へと現れるようになり、ヤマブキショウマも目に留まるようになる。
それより暫くして現れたのはヤマジノホトトギ。
しかしそれは、僕が知っている背丈が低いヤマジノホトトギスと違って、かなり高くまで伸び上がっていた。
それより間も無く現れた、樹間より日本海や下界の展望が利くところに到着し一息つく。
それより20分程頑張って上ると、山ノ神という祠が現れたので、何とか山頂まで辿り着けますようにと祈願する。
それよりホンの少し歩みを進めると、淡紅色のシモツケソウが眼に留まり、その後、其処彼処で見掛けるようになる。
そして次に現れた花とその次に現れた花の名前が分からない。
一つ目のそれは、花弁は葉っぱが変色したもののようにも見えるのだが、定かではない。
二つ目のそれは、薄紫色の俯いている花弁の先が反り返り、釣鐘の如き形状をしているのだがやはり分からない。
その傍らでは、クガイソウが林中から顔を覗かせている。それより暫く歩き、黄花のカンチコウゾリナが現れたと思ったら、六合目避難小屋到着であった。
だいぶん疲れていることもあり、時間はたっぷりあるし、景観も至極良いので大休止にする。
六合目避難小屋で50分休憩し再び歩き始める。この辺りでは、シモツケソウとヤマアジサイが其処彼処で開花し、暫く進むとクガイソウがしばしば見られるようになる。
六合目避難小屋より1時間ほど歩いた頃にノアザミが現れ、続いてカラマツソウの白花が現れた。
次はシシウド、次は2輪のホタルブクロ、そして次はフウロソウで、この辺りよりフウロソウがしばしば眼に留まるようになる。
次に現れたのはヤマハハコであった。次に眼に留まったのは草原より立ち上がった1本のヨロイグサで、
ミヤマダイモンジソウやホソバシュロソウを楽しむと標高1600㍍の標識が現れた。
もう100㍍登れば山頂だと思うと、我が心中に安堵感が拡がった。カラマツソウやミヤマイボタを見つつ歩いていると木道が現れた。
これでしんどい道より解放されるのだろうと期待したのだが、どっこいそんなことはなく、それは至極歩き難い木道であった。
木道に入ってから、飛翔するキアゲハが眼に留まったが、舞い降りることはなかった。
また、僕を追い抜いて行った若い女性の足元は、サンダルであり、「ルナサンダルですか」と問うと、「そうです」との返事があった。
木道を歩き始めてから現れたのはオオバギボウシなのだが、このオオバギボウシは山頂辺りでも目の当たりにすることになる。
僅かではあったがヒゲノガリヤスも眼に留まり、道の左手に開花するシシウドが僕の眼に飛び込んで来て離さなかった。
1.5㍍程の高さまでしっかりと立ち上がっていて、巨大なシシウドであったからだ。
そしてだ、次に現れた「花の紹介 頂上に広がる草原」という掲示板に、花の写真や名称の記載があって、
エゾノヨロイグサ、ナンゴククガイソウ、シコクフウロ等の記述があった。お陰で、大山に咲く花名の詳細を知ることとなる。
今朝は、計画よりも3時間余りも早く南光河原駐車場をスタートしたので、至極ゆっくりと歩いたにもかかわらず、
大山頂上避難小屋には、計画よりも2時間20分も早く到着する。
到着時刻から考えて、今日中の下山も十分に可能であったが、疲労困憊の我が身体を考えるとき、
計画通り避難小屋に泊まることにして、夕陽が沈むまで、避難小屋上部に設置されている階段状板敷展望所に腰を下ろし、
また、攣り気味の脚を何とかしたいと思い、板敷の上を行ったり来たりしながらかなり長時間歩いたように思う。
また腰掛けて、下界の景観を眺めつつのんびりと身体を休めた。











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妙見山(初谷渓谷~日蓮宗霊場~上杉尾根)

2023年07月29日 | 山野歩
2023年06月18日(日)
『山野歩』
<妙見山>
<初谷渓谷~日蓮宗霊場~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 8:42 → (初谷渓谷) → 9:44 [タマゴ&キバ] 10:10 → (初谷渓谷) → 12:03 [分岐(車道に合流)] → (暫くで、左へと山道に入る) → [妙見大菩薩・鳥居] → 12:34 [妙見山・霊場裏口) → 12:44 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・山上駐車場] 13:32 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 15:27 [妙見口駅]
◆所要時間:6時間45分
<目的は唯一つ“シロミノヤブムラサキ”の白花>
初谷渓谷が終わろうとするところのことであった。上部より、蝶採集用の如き大きな網を持った、僕と同じ年代だろうと思われる男性が下りて来られた。
僕が「蝶採集ですか?」と尋ねると、「否違う、ゾウムシです!」とおっしゃって、「キツリフネは見ましたか?」とおっしゃるので、
「いいえ見ませんでした」と答え、「今日ではありませんが、この初谷渓谷で、クマガイソウやヤマシャクヤク、そしてジャケツイバラなどを見ました」と続けると、
彼は「私も、クマガイソウやヤマシャクヤクは見ました」「ジャケツイバラは、何処でも見られますよ」とおっしゃるので、
「僕がジャケツイバラを目の当たりにしたのは1度だけで、もう何年も前に、比良山系を歩くときでした」と答え、
「ゾウムシとキツリフネとは何か関係があるのですか?」と訊ねると、「ゾウムシは、キツリフネの傍で成長するのです」などと説明してくださった。
次に、上杉尾根を歩くとき、1㍍四方くらいの四角い大きな布のようなものを広げた物を手に下げておられる中年男性が、1本の樹木の下に立ち尽くして頭上を懸命に見上げておられる。
邪魔をしたらあかんという雰囲気ではあったが思い切って、「何をしておられるんですか?」と訊ねると、
「昆虫を採集しています」「木をゆすると落ちてくるので、落ちてくるのをこれで受けるのです」と応えられた。
この男性との語りはそれだけであったのだが、初谷渓谷で出会った男性といい、この男性といい、
世の中には、仕事なのかも知れないのだが、様々な趣味を持つ人がいるものだと思った次第であった。
6月は、4~5月と違って咲く花が極めて少なく、少々物足らない山歩きになったが、
目的は唯一つで、吉川自治会の掲示板にある“シロミノヤブムラサキ”の白花であった。
その掲示板には次の如く書かれている。「シロミノヤブムラサキとは、白花・白実のヤブムラサキである。花は6月頃咲き、11月頃白い実をつける。
ヤブムラサキの白花・白実は珍しく、世界で唯一確認されているという兵庫県洲本市では天然記念物に指定され保護されている。
2011年6月、川西市在住の菅氏によって確認されたこの豊能町吉川の個体は世界で2例目となる大変貴重な発見である。その個体より、品種同定観察のため…」などと。
そしてだ、期待通り今日は白花が咲いて、僕がやって来るのを待っていてくれた。
帰宅して植物図鑑を紐解くと、“ヤブムラサキ”の淡紫色の小さな花と、球形の紫色の果実の写真は載っていて、
何れも僕は見たことがない植物であったが、白花と白実については全く触れられていなかった。
星嶺近くの木陰になっているちょっとした、いつもの広場のベンチに腰掛けお昼にする。
今日この場所は、満員御礼と状態で、辛うじて坐る場所を見付けて休むことが出来た。
妙見山は、車やケーブル等と利用して上って来られるので、小さな子供さんも数多見掛ける。
坐っていると腰に疲労を感じ始める。そしてだ、上杉尾根を下るとき、右脚が攣り気味になり、
腰痛と脚のこむら返りには関係があるのだろうかと考えるが、分かる筈もない。歩くのが速過ぎると思ったらペースを落とし歩き続ける。
そんな中、上杉尾根を下り始めてから30分くらい経った頃より暫くの間、先月の28日にやって来た折に、
オオタキさんという女性に教えてもらい、初めて眼にした“ヒトツボクロ”を探しながら歩いた。しかし残念ながら見つからなかった。
初谷渓谷も上杉尾根も、いずれも樹木に包まれ陽射しが足下まで届かないゆえ、あまり暑さを感じることがなかったからだろうか、
ポカリスエット500ml容器を3本用意していたが、飲んだのは1本半であった。
また、我が家を出る時から速乾性のTシャツ1枚で終始行動し、ザック中には、長袖上着を1枚とカッパを忍ばせていたが不要であった。
森中は、新緑というか夏も闌けた感じがする麗しい青葉に我が眼は捉われ、初谷渓谷ではトチノキと思われる樹木や、ミツマタ、マツカゼソウの葉っぱを、
そしてミズキの樹木を、また上杉尾根では、夏木立が続く景観をカメラに収める。
そしてだ、初谷渓谷の終盤にかかった時のことであった。樹木の根元付近に小さな白い泡のようなものがあるのに気付きカメラに収める。
帰宅してスマホのアプリで検索すると、“マダラアワフキ”との回答があり、成虫の姿が載っていた。
この白い泡中で幼虫が成長するようなのだが、それは不思議な世界であった。



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妙見山・初谷渓谷~日蓮宗霊場~上杉尾根(“ヤマシャクヤク”の姿を目の当たりにする)

2023年06月22日 | 山野歩
2023年05月28日(日)
『山野歩』
<妙見山>
<初谷渓谷~日蓮宗霊場~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 8:50 → (初谷渓谷) → 12:18 [分岐(車道に合流)] → (暫くで、左へと山道に入る) → 12:43 [妙見大菩薩・鳥居] → 12:47 [妙見山・霊場裏入口)] → 12:56 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・霊場裏入口)]13:30 → [妙見山・山上駐車場] 13:45 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 15:35 [妙見口駅] → 16:19 [キバとタマゴ(緊急通報ポイント7)] → 17:06 [妙見口駅]
◆所要時間:8時間16分
<“ヤマシャクヤク”の姿を目の当たりにする>
初谷渓谷を歩くとき、久し振りに見る、黄花の“ジャケツイバラ”をカメラに収めていると、
後から来られた中年女性に、「何という花ですか?」と声が掛かかり、一言二言言葉を交わす。
そして次に、上杉尾根より下山するときに、尾根に入って暫く経った頃、
後ろから来られた中年女性と言葉を交わす機会があり、
お互いに、初谷渓谷で出会い一言二言言葉を交わした人であることに直ぐに気付き、
妙見口駅まで花にかかわる話をしながら一緒に歩くこととなった。
その中で、僕の知らない一つの植物を教えてもらうこととなる。
それは“ヒトツボクロ”というラン科の植物で、地面に接する処に、光沢のある緑色の1枚の葉っぱがあり、
その傍より、茎が10㌢余り立ち上がり、数個の花らしくない花を付けていて、葉っぱの裏側は褐色であった。
もし彼女(オオタキさん)に出会わなければ、僕にとって、その[ヒトツボクロ]は一生知り得ぬ植物だっただろうと思われた。
また、彼女の住まいは大阪市で、植物にかかわる集まりで活動されている様子であり、もう少し話をしたかったのだが、
今朝“キバとタマゴ”の上部で見掛けた、まだ花弁が開き切っていなかった1輪の“ヤマシャクヤク”が、
もしかしたらこの時刻なら、もう少し花弁が開いているのではないかという思いもあって、
妙見口駅に着いたときに僕は、彼女とは簡単な挨拶のみで別れ、
暗くなる前にもう一度、“ヤマシャクヤク”を観たいという思いで初谷渓谷へと歩みを進めた。
また、地元の方との語らいもあった。
上杉尾根より下山し、人里を妙見口駅へと歩くとき、ちょっとした広場にて、
吉川自治会と書かれた上着を羽織った10名くらいの男女が、何か作業をしておられる。
何をしているのだろうと金網越に見ていると、独りの男性から声がかかり暫く言葉を交わすこととなった。
男性によると、この広場で“フジバカマ”を育てるのだと言う。
その目的は、いつの日にか花が咲く頃になると、何十頭にも上る“アサキマダラ”がフジバカマに寄って来て乱舞するようになるのだと言う。
僕は、初谷川沿いの吉川自治会による立札に記してある、植物の写真や絵、そして解説文に魅せられて、
妙見山に、なかでも初谷峡谷にやって来るのは、今年になって今日で5回目ですよと伝えると、初谷渓谷におけるバーベキューの話があった。
それは、コロナウイルス感染が始まった頃より、車でやって来て、初谷川の川原でバーベキューを行う人が凄く増え、
道路は駐車する車で溢れ、川原にはゴミが散乱するという事態に陥ったのだという。
車でやって来るバーベキュー客は、町内には何ら利益をもたらさないゆえ、規制することにしたという。
今日も、そして前回も、妙見口駅より暫く歩いて、初谷渓谷へ向かう道にやって来ると、
メモ等を持ち椅子に坐っておられる方が2ヶ所に亘りおられたのだが、何でそこにおられるのかが分からなかった。
しかし今日は、この男性の話を聴くことにより納得することとなった。
今日の山行の目的はただ一つ、“ヤマシャクヤク”を観たいということにあった。
先日、妙見口駅前の観光案内所に電話をして、“クマガイソウ”が咲く処に“ヤマシャクヤク”も咲いているそうですよという情報を頂戴していたので、
前回の如く山中を彷徨う必要がなく、一目散に“キバとタマゴ”へとやって来たのだ。
そして、期待の“ヤマシャクヤク”の姿を目の当たりにすることとなった。
しかし残念ながら、花弁はまだ硬く、十分に開いていなかった。



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妙見山(“ヤマシャクヤク”を求めて山中を彷徨う)

2023年05月31日 | 山野歩
2023年05月04日(木)
『山野歩』
<妙見山>
<“ヤマシャクヤク”を求めて山中を彷徨う>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 9:10 → (初谷川沿い) → 12:00 [緊急通報ポイント7(タマゴとキバ)] → (踏み跡を辿る) → (踏み跡消滅) → 11:53 [尾根道(昼食)] 12:40 → 12:51 [上杉尾根・分岐] → 13:16 [天狗山・P444] → 13:58 [秋葉山] → 14:25 [尾根コース・登山口] → 14:41 [妙見口駅]
◆所要時間:5時間31分
“タマゴとキバ”がある“緊急通報ポイント・⑦”より山側に踏み入る。
クマガイソウを育成している処を、まだ開花している“クマガイソウ”を左手に見て上って行くと、奥へと踏み跡が続いている。
その道は、初谷川沿いの道を歩き始めて、山側に入ることが出来る最初の踏み跡であった。
このまま初谷川沿いの道を進んでも、“ヤマシャクヤク”には出合えないかも知れないと思い、山側に踏み入る必要があるのではないかと考えたからだが、
それは、吉川自治会の掲示板に記してある“ヤマシャクヤク”の解説文に、「山の木陰に群生する多年草、花は5月」とあったからだ。
暫くの間は、踏み跡らしき道はあったのだが、何時しか無くなる。
しかし、戻っても仕方ないだろうし、上部に位置するであろう上杉尾根を目差して、道なき道を進むことにする。
“ヤマシャクヤク”を探しつつ、終始木陰を眺めながら、
しかし、前進が不可能になったときのことを想定して、戻るときのことを考え、時折後ろを振り返りながらゆっくりと足を運ぶ。
新緑が輝く森中は至極美しい。すべてが僕の独り占めだ。
だいぶん上った頃、上部の林中を、チラッと横切る1頭の鹿の姿を目の当たりにするが直ぐに消え失せる。
その後も懸命に上る。もしかしたら“ヤマシャクヤク”と、樹木の幹下辺りを特に注視しながら、輝く新緑の中を只管上る。
そして、見え始めた尾根までの、最後の10㍍余りの斜面が、僕にはきつかった。
スリップしないように、樹木やその根っこをしっかりと捕まえながら懸命に上るが、トレイルラン用の運動靴ではかなり厳しかった。
やっとのことで辿り着いた尾根で、何事もなく何とか上り切ったよなと安堵しつつ、倒木に腰掛けお昼にしていると、独りの方が尾根道を下りて来られた。
そこで、「この道は上杉尾根ですよね」と訊ねると、「いや違う、上杉尾根はこの向うだ」とおっしゃる。
僕が利用している昭文社の“山と高原地図”には、初谷渓谷と上杉尾根の間には尾根道はない。
あるのはピークらしき“・444”と“・349”という数字だけだ。この尾根道を下っても何処に出るのかが分からないゆえ、
時間はたっぷりあるので、下山するのではなく、上り返すことにする。
10分程歩くと、見覚えのある道標が現れ、“P444”と秋葉山を通って、吉川保育所経由で妙見口駅に至るとあった。
3度歩いている“上杉尾根”ではなく、歩いたことがない尾根道を歩いてみたいと思い、“P444”を目指すことにする。
初谷川沿いの道から尾根までの上りで、かなり脚力を使ったゆえ、こむら返りが生じるかも知れないと思い、
脚を踏ん張ることがないように至極ゆっくりと歩くと、25分程で“P444”に到着。
樹木に掛けてあった“天狗山444”の名札を眺めて、次は“秋葉山349”だよな、
かなり早い時刻に下山出来るよなという安堵感と同時に、残念ながら“ヤマシャクヤク”に出合えなかったよなという思いが我が脳裏を過った。
併しだ、鹿にも出合ったし、クロアゲハ始め、コミスジやテングチョウにも出合ったし、初谷渓谷や道なき道で“フジ”の紫花にも出合ったし、
尾根筋で開花していた“フジ”が左巻きで“ヤマフジ”であることも確認出来たし、満開のゴマギやガマズミの白花にも出合ったし、
“タニウツギ”の紅花を楽しむことも出来たし、輝く新緑を眺めることも出来たし、
その新緑中に映える“ヤマツツジ”の華やかな姿を観ることも出来たし、道なき道を無事に完歩出来たし、
今までに歩いたことがない道を歩いて楽しませてもらったし、なんて一つひとつの出合いを振り返るとき、
この歳になっても山を楽しむことが出来る心身を、僕がまだ保持していることを、父母に感謝するばかりであった。




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初谷川~妙見山~上杉尾根(クマガイソウが数多開花する)

2023年05月27日 | 山野歩
2023年04月23日(日)
<妙見山>
<初谷川~妙見山(日蓮宗霊場)~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 9:00 → (初谷川沿い) → 12:01 [分岐(車道に合流)] → (暫で、左へと山道に入る) → 12:26 [妙見大菩薩・鳥居] → 12:30 [妙見山・霊場入口) → 12:45 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・山上駐車場] 13:30 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 15:11 [妙見口駅]
◆所要時間:6時間11分
<クマガイソウが数多開花する>
今日の山行目的はただ一つ、クマガイソウを観たいという思いでやって来た初谷川沿いの道。
2週間前にやって来た時には、クマガイソウは若葉を天空に向かってしっかりと伸ばしていたので、
今日は咲いているに違いない、咲いていてほしいという期待感を懐いてやって来た。
そしてその期待感に即して、クマガイソウは数多開花し、僕がやって来るのを待っていた。
それゆえこの時点で、歩き始めてまだ1時間程だが、今日の山行目的は完結したのも同然であった。
しかしもしかすれば、これからの行程で、クマガイソウのように、
今迄に見たことやカメラに収めたことがない動植物に出合えるかも知れないと思いつつ歩みを進めた。
このお正月に、初谷渓谷を歩いたことにより、クマガイソウの存在を初めて知る。
否、クマガイソウばかりではない、吉川自治会による掲示板に、僕が知らない植物等の写真や絵、
そして解説文が載っていて、それらを観てみたい、カメラに収めたいと思い、春がやって来るのを待って初谷渓谷歩きを楽しんだ。
2週間前には、開花する“ミツマタ”を初めて目の当たりにしたし、今日は“クマガイソウ”であった。
また、掲示板に載っていた“ダンコウバイ”始め、“ウグイスカグラ”や“ムクロジの木”や“オニグルミの木”等、
見付けられなかった物もあるのだが、2か所で開花する“ウワミズザクラ”を目の当たりにする。
もっともカメラに収めた時点で、この白い筒状の花の樹木が、“ウワミズザクラ”だとは僕は分からななかった。
帰宅して、スマホのアプリと植物図鑑との併用で、この樹木が“ウワミズザクラ”であることを理解したのだが、
“ほしだ園地”の“やまびこ広場”にある2本の樹木の1本に掛かっていた名札に“ウワミズザクラ”と書かれていたのを思い出した。
そこでパソコン中を確認すると、昨年の5月4日に、私市駅より四条畷駅へと生駒山縦走路と歩いていて、
その時に“やまびこ広場”で名札その物をカメラに収めていた。もう1ツの名札は“カスミザクラ”であった。
それらの名札には解説文も書かれていて、“カスミザクラ”のそれには、次の解説文があった。
「葉の先が鋭くとがり、縁はのこぎり状。花は他種のサクラに比べて小さく白っぽい。花がたなびく霞に例えられ名の由来となる。果実は食べられるが苦い」と。
またもう1ツの“ウワミズザクラ”の名札には、「むかしこの材の上面に溝を彫り占いに使用したしたのが名の由来、
通常のサクラが咲き終わる頃、ブラシ状の白い花を咲かせる」と記してあったが、何れのサクラも咲いている花の姿は無い。
いつかの日にか“ほしだ園地”を訪れ、見たことがない開花する“カスミザクラ”の姿をじっくりと眺めたいものだと思う。
今日、カメラに収めた花をその順番に記すと、“シャガ”“クマガイソウ”“ウワミズザクラ”“ムラサキケマン”“ミヤマハコベ”“カンザン”“サンザシ”“タチツボスミレ”なのだが、
“ミヤマハコベ”始め、“カンザン”、サンザシ”“タチツボスミレ”は、スマホや植物図鑑で、これだろうなと僕が勝手に思う花名であって、実際のところは判然としない。
また2週間前の初谷川渓谷で見掛けた蝶は“テングチョウ”だけだったのだが、今日は1頭の“ウラギンシジミ”も目の当たりにした。
2週間前にやって来た妙見山山行では、上杉尾根を下るときに2度の酷いこむら返りに見舞われたので、
今日はスタート時より、脚に負荷を掛けないような歩き方に努め、至極ゆっくりと歩みを進めた。
スタート時にバランスターWZを1袋服用したのだが、それ以降は芍薬甘草湯を使用することはなく、無事下山する。




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妙見山(初谷川~日蓮宗霊場~上杉尾根)

2023年05月15日 | 山野歩
2023年04月09日(日)
<妙見山>
<初谷川~日蓮宗霊場~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 9:16 → (初谷川沿い) → 12:44 [分岐(車道に合流)] → (暫くで、左へと山道に入る) → 13:07 [妙見大菩薩・鳥居] → 13:12 [妙見山・霊場入口) → 13:24 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・山上駐車場] 14:19 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 16:08 [妙見口駅]
◆所要時間:6時間52分
<“ミツマタ”との出合は感激的なそれであった>
上杉尾根を下るときに、酷いこむら返りが2度生じ、その度に芍薬甘草湯を服用する。
痛みに耐えながら、脚を伸ばしてじっと立ち尽くし、胸前に提げている小袋から芍薬甘草湯(粉薬)を取り出し口中に放り込む。
次に、ザック中よりポカリスエットを取り出そうとするのだが、脚を曲げるのが至極辛い。
不思議なのだが、またいつもそうなのだが、脚を伸ばして暫く立ち尽くしていると、こむら返りは治まってくれる。
芍薬甘草湯のお陰なのか否かは分からない。
それ以降、脚に負担がかからないようにと、時折立ち止まりながら至極ゆっくりと歩き続けた。
昼食時に芍薬甘草湯を予防薬として服用しているにもかかわらず、今日もこむら返りに悩まされることとなった。
今日は、春陽が注ぐ絶好の山行日和で、入山中は、用意してきたヤッケを身に付けることもなく、
速乾性のTシャツの上に薄い長袖シャツ、そしてフリースを羽織るという姿で終始行動していたのだが、
汗を掻くこともなく、寒気を感じることもなかった。
初谷川沿いの道を歩くのは、今年のお正月の2日以来の2度目ゆえ、様子は分かっているし、
所要時間も粗方予想出来るので、気楽な心根でゆったりとした気分で歩き続ける。
そんな中、前方からやって来られた男性が、「柴犬を見ませんでしたか?」とおっしゃる。
手から離しておられたらしく、何処かへ行ってしまったのだそうだ。
それ以降暫くの間、何処かにワンちゃんの姿がないだろうかと、森中を見廻しながら歩いたのだが、見つからない。
さて、飼い犬は一人で下山出来るのだろうか、また飼い主から離れて暮らすことが出来るのだろうかと、心配になってしまった。
初谷川沿いの道中盤頃より、流れを渡渉しなければならない場面が度々現れる。
7~8回くらい川を渡っただろうか、杖を使い渡るのだが、一度だけバランスを崩し片足を水流中に突っ込んでしまい、びしょ濡れになってしまう。
今日の山行には目的があった。それは前回やって来たときに、初谷川渓谷に立てられていた“豊能町 吉川自治会”の掲示板に、
僕がカメラに収めたことがない植物の名称やその姿が描かれていて、また写真が載っていて、その中で3月~4月に掛けて咲くという、
“ダンコウバイ”始め、“ウグイスカグラ”や“キブシ”、そして“ミツマタ”や“クマガイソウ”を見てみたいと思ったからだ。
併しだ、如何なる植物なのか、如何なる花なのかが分かっていないゆえ、其処彼処をきょろきょろと眺めながら、ほんとうにゆっくりとした足取りで前進した。
運が良ければ出合えるかも知れないという思いがあったのだが、森中は“ヤブツバキ”ばかりで、目的の植物には出合えなかった。
そんな中、カメラに収めた植物の中に、“キブシ”があった。帰宅して植物図鑑を見ることで、
その植物が“キブシ”であることが分かったのだが、掲示板の写真と、植物図鑑の写真は違っていた。
緊急連絡ポイント⑦という立札の処にやって来たときに、其処におられた女性が、クマガイソウが植わっている場所を教えてくださった。
しかしまだ開花していないとのことであったが、教えてもらった場所まで斜面を少し登ってみると、
金網で囲まれた中に、数多のクマガイソウの若葉が伸び上がっていた。花が咲くのは今月下旬頃とのことであった。
次に“ミツマタ”との出合は感激的なそれであった。
緊急連絡ポイント⑦より暫く歩いた処に、丸い黄色味を帯びた花を数多付ける樹木が現れたので、カメラに収めていると、
丁度其処にやって来た10数名のグループのリーダーらしき女性が、皆に説明している言葉の中に、“ミツマタ”という言葉があった。
そこで僕が、「この花がミツマタですか?」と女性に問うと、「そうです」との返事があったのだ。
“ミツマタ”との出合以降、渡渉を繰り返す我が脳裏は歓喜の中にあった。
“クマガイソウ”はまだ咲いていなかったし、“ダンコウバイ”など3種の植物は、未知の儘で終わりそうであったが、
唯一姿を知り得た“ミツマタ”のお陰で、今日の妙見山山行は終了したような気分になってしまった。





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我が街中歩(久し振りの寝屋川公園と、打上川治水緑地の“桜と光の舞”を楽しむ)

2023年05月08日 | 山野歩
2023年03月25日(土)
『我が街中歩』
<久し振りの寝屋川公園と、打上川治水緑地の“桜と光の舞”を楽しむ>
朝方は降雨ゆえ、街中歩には出掛けなかった。
しかし、今日は二女一家の夕飯を作る必要がないというところで、
予定通り、上さんと僕の二人分の巻き寿司を買い物時に一緒に購入しておいて、15時46分に我が家をスタートする。
朝歩きと同じく、友呂岐神社のお参りを済ませ、成田山不動尊の奥の院(閉)にもお参りし、
続いてお滝、胎蔵界大日如来、賓頭盧尊者、そして本堂にもお参りして、成田山不動尊を後にしていつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、その儘一路、寝屋川公園へと向かう。
車道横の歩道を歩き、寝屋川ドライビングスクール、寝屋川クリーンセンターを左手横に見ながら、
16時51分に、久し振りの、昨年の11月6日以来の寝屋川公園到着であった。
先ずは中央広場へと向かい、開花する春の花を楽しむ。
最初に眼に留まったのはカラスノエンドウ、次はユキヤナギ、そしてサクラ(?)、
ハナニラ、黄花のラッパスイセン、ドイツスズラン、ヒメツルニチニチソウ(Googleで検索)、
ローズマリー、セイヨウタンポポ、ムスカリへと続き、時計塔を通り過ぎ、
正面の花壇には、パンジー始め、アラセイトウとカンシロギクが植えられていた。
次に、紅花のオトメツバキが現れ、それよりちょっと進み、管理事務所前を通り過ぎて現れたのは紅花のシャクナゲ。
それより暫く歩き、“うちあげかみの橋”を渡り更に進むと紅花のハナモモが眼に留まる。
更に進み寝屋古墳へと繋がる階段左手には、アセビが繁茂し、階段にはキランソウがへばり付くが如く開花する。
寝屋古墳前の草むらには、カンサイタンポポとヒメオドリコソウが所狭しと繁茂していた。
支援学校を右手に見て、次に現れた交差点を北北西へと舵を切ると、
支援学校の金網からは、黄花のウンナンオウバイが幾輪も顔を覗かせ、道路の向かい側に白花のコブシを見ることとなった。
その後、五月映えの丘前を通り、テニスコートの合間を縫って、芝生広場より階段を下り、
月観橋を渡り、更に階段を下り、打上川沿いの道を歩いて、寝屋川公園を離れたのが17時50分。
打上川沿いの道を歩き、交差点車道の横断歩道を渡ると、正面にピンクの桜が満開を迎えている。
Googleで検索すると、“カワズサクラ”との表示であったのだが、さて当たっているのだろうか。
薄暗くなり始めた打上川右岸の道をのんびりと歩き、打上川治水緑地の内周路到着が18時頃であった。
それより、行政主催の“桜と光の舞”というイベントをゆっくりと楽しみ、
帰宅前に出店の露店で、売れ残っていた“桜もちいず”という名称の和菓子2個を、
僕と由美さんの夕飯後のデザートとして購入して、18時38分に緑地を離れる。
後は、朝歩きのいつもの往路を帰路に選択して歩き、我が家着19時14分。
ところで、今日一日の歩数は19,904歩を数えた。



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