山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路(脚力と精神力に敬服)

2016年05月21日 | 山野歩
2016年3月27日(日) 
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]9:10→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→9:44[ピトンの小屋]9:48→(さえずりの路)→10:09[やまびこ広場]10:15→(まつかぜの路) →10:47[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]→[戎バス亭]→11:23[ビオトープ田原の里山・車止め]→11:40[堂尾池]11:46→12:02[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→(大休止)→12:58[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→13:25[龍王神・祠]→13:47[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→13:54[くさか園地バイオトイレ]14:02→14:15[辻子谷ハイキングコース北出合]→14:23[辻子谷ハイキングコース南出合]→[あじさい園北口]→14:37[ぬかた園地北分岐]→14:45[ぬかた園地南分岐]→15:00[ぬかた園地ゲート]→15:10[暗峠・下方分岐]→15:13「なるかわ園地ゲート」→15:17[鳴川休憩所]15:36→(万葉植物展示園)→16:13[鳴川峠]→16:45[鐘の鳴る展望台]→17:08[十三峠]→17:13[平群への分岐]→17:57[高安山駅]
◆所要時間:8時間47分
<脚力と精神力に敬服>
幾人もの人と挨拶は交わしたが、言葉を交わした数人の中でも最も印象に残った人は30歳代後半と思われるトレイルランナー(男)であった。そのランナーには「堂尾池」への道で追い抜かれたのだが、そのとき僕が「何処まで行かれるんですか?」と尋ねると、「生駒山頂まで」との返事であった。生駒山からは大阪側へ下山されるのだろうと思っていたのだがさにあらず、生駒縦走路に入って間も無く、前からやって来た一人のランナーとすれ違うとき、朝追い抜かれた人であることに気付き、「何処まで帰られるんですか?」と問うと、「枚方の藤阪まで」との答えが返ってきた。これからまだ藤阪まで走るんやと思うと、彼の脚力と精神力に敬服し、彼がこれから進む山野道は僕にとっては果てしない距離のように思えた。
前半戦、「何でこんなに脚が重たいのか」「一週間に一度それなりの距離を歩くだけでは脚を鍛えることが出来ないばかりでなく、年齢を重ねるごとに脆弱化するだけだ」と考えながら「ほしだ園地」を歩いていた。中盤戦、生駒山系縦走路に入ると何故か脚が軽くなる。ところが、後半戦の十三峠からは、脚腰全体に疲労感が漂いしんどい歩行が続いた。しかし、ケーブルカー最終便(18時10分)に間に合うよう十三峠からは早足で懸命に歩かねばならなかった。
春ゆえ、足元にはタンポポやヒメオドリコソウ始め多種多様な花々が開花していて僕の眼を楽しませてくれた。「ほしだ園地」の「さえずりの路」では3月下旬には蕾が殆どであったコバノミツバツツジが満開を迎え、華やかな紫色で森中を彩っていた。「むろいけ園地」内の「湿生花園」では、ほんの僅かだがミツガシワが開花していた。生駒山系縦走路の数ヶ所で見かけ、カメラに収めたのは大振りの暗紫紅色の花弁を持つモクレンであった。また、桜がまだしっかりと残っていて楽しませてもらったのだが、白花と黄緑の葉っぱの方が、淡桃花と赤茶色の葉っぱの桜よりも清爽の気溢れ美しいが、それは今日の薄曇りの天候に似合っているのかも知れない。図鑑を見ていると桜の品種も数多あり、生駒山のそれらの桜が何という桜なのか見当もつかない。
コメント
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