2024年07月14日(日)
『山野歩』
<萬葉植物園&奈良公園の池巡り>
[コースタイム]
◆[近鉄・奈良駅]10:00 → 10:30 [春日大社・萬葉植物園] 12:50 → [飛火野] → 13:00 [雪消の澤] → 13:15 [鷺池(浮見堂)] → 13:34 [荒池園地(荒池)(お昼)] 14:30 → 14:36 [一の鳥居] → 14:54 [猿沢池] → 15:02 [采女神社]→ 15:07 [興福寺] → [南円堂] → 15:38 [鏡池]→ 15:50 [大仏池] → 16:21 [近鉄・奈良駅]
◆所要時間:6時間21分
<雪消(ユキゲ)の澤・鷺池・荒池・猿沢池・鏡池・大仏池>
前回やって来たときに、ハナショウブとノハナショウブの違いが分からなかった。
それで、受付におられた方にその点をお訊ねすると、
「ハナショウブは品種改良がいっぱいされている」「ノハナショウブは原種で、ここから派生している」
「立派なのがハナショウブ」「ノハナショウブはカキツバタみたいで、スラッとしている」
「ハナショウブには肥後系と江戸系とかがある」
「なかにはスラッとしたハナショウブもありますから、二つ並べてもなかなか分からないと思います」などと、
説明してくださったのだが、やっぱり僕には理解できなかった。
今日、萬葉植物園で目に留まった開花している植物は、ヤマユリ、マンリョウ、ギボウシ、オミナエシ、ハス(大賀ハス)、
ヤブカンゾウ、インドハマユウ、ネジバナ、カワラナデシコ、セリ、ヤブミョウガ、ハギ(?)、メハジキ、キキョウ、ヤマハギ、
原始ハス、ムクゲ、ナツフジ、トコロ、ハコネギク、ソバナなどで、
今日も2時間20分もの間、植物園の景観を楽しんだ。
そんな中、ハスの実にとまる1匹のシオカラトンボが目に留まる。
その後、萬葉植物園より一路、雪消の澤へと向かう。
今日の奈良公園散策は、池巡りと決めていた。
それは先日、奈良公園にやって来たときに、僕の希望でMさんに猿沢池に連れて行ってもらったことと、
近鉄奈良駅にある観光案内所で頂戴した奈良公園マップを帰宅してから改めて眺めていて、
公園内に池が其処彼処に点在することに気付いたからだ。
“雪消の澤”にやって来ると、ちょうど1羽の白鷺がいて、獲物を探している様子であった。
その左手には、緑の絨毯の飛火野が広がっていた。次にやって来たのは“鷺池”で浮見堂があった。
その後、サルスベリの紅花を眺めながら歩くと、“荒池園地”到着。誰もいない“荒池”前の木製ベンチに腰掛けお昼にする。
“荒池”を離れるとき、荒池由来の碑という立派な石板が設置されているのが目に留まり一読する。
“一の鳥居”より西方へと歩くと、前回とは逆方向の東方からの“猿沢池”を見ることとなり、
そこに設置されていた石板には、「猿沢池のこんなお話し」と題し、「悲恋の采女を衣掛柳の伝説」という文言が書かれていた。
それより、“猿沢池”を時計回りで西方にやって来て、采女神社で手を合わせる。
その後、興福寺を通り、東大寺前の“鏡池”を訪れ、次は、東大寺の北方にある、誰も居ない、鹿だけが遊ぶ清閑な“大仏池”前で暫く休憩する。
その後一路、近鉄奈良駅へと向かった。気温は30度までしか上がらなかったのだが、かなりの暑さを感じたのは、湿度が高かったからだろうか。