2024年03月20日(水)
『スミレ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[スミレ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「誠実、真実の愛」でありました。また、次のような解説もありました。
「日本の全土の平地から低い山に分布して、陽当たりの良い道端や草原、森、藪などによく見かける」
「多年草でその種類は多く、日本だけで凡そ50~60種類が自生している」
「世界には、木本のスミレが多いそうだが、日本で見掛けるのは殆どが草本のスミレ」
「スミレの仲間は、地上に茎が伸びて、葉が互い違いに生える有茎種と、地上の茎が発達せずに、
葉や花の柄が根元から出て来る無茎種というのに別けられる」
「有茎種にはタチツボスミレ、或いはツボスミレ、無茎種には、スミレやアリアケスミレなどがあって、
どちらも花弁は5ツ、黄色、或いは正にスミレ色の青い紫、青か或いは白系統の花が多くなっている」
「花弁の上2枚を上弁、両側の2ツを側弁、下に垂れた1ツを唇弁と呼ぶのだが、
この唇弁の後に細長い袋状の距というものがあって、ここに蜜を蓄えている」
「この距の形が大工道具の墨壷に似ていることから、スミツボがスミレになって、
スミレという名前の由来になったというのが、名前の由来の説の一つ」
「この大工道具の墨壷も、奈良の法隆寺に使われていた古い木材に、その痕跡があるというほど古い道具ですが、
スミレの花も古くから日本人に親しまれて万葉集にも登場する」
「歌に詠まれ、俳句に詠まれるスミレ、どのスミレなのかを想像してみたり、場所から探ってみたりするのも面白いかも知れません」などと。
この見出し画像の[スミレ]は、2018年03月25日に生駒山縦走路を歩いたときに、
“ビオトープ田原の里山・車止め”辺りで撮影したものです。
また、生駒山山中に入ってから“ニオイタチツボスミレ”にも出合っています。
この日は、京阪・私市駅を6時17分にスタートし、南端の高安山ケーブル駅到着が17時44分でした。
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