『 宿り木(ヤドリギ)の実 』
秋から冬にかけて実が成ります。
日本では、あまり馴染みのない植物ですが、、、
西欧のクリスマスには飾り付けられ重宝されているそうです。
ちなみに、西洋ヤドリギの実は白色・日本では黄実と赤実。
旅をしても、アチコチでヤドリギを見ますが、稀有な赤実は見たことありません。
冬鳥のヒレンジャク・キレンジャクが好む実です。
かれ等が実を食べて種を運びます。
ヤドリギに半寄生されている木。
実は、何年か前からヒレンジャクを追いかけていました。
でも、未だにお目にかかれていません。
今季は、久しぶりに探してみようかなと思い始めています。
流れる川は巴川(河川延長56.4㎞)。
新城市と岡崎市の境にある巴山から流れ出て矢作川(ヤハギガワ)と合流します。
この川の両岸に立つ多くの樹木に、ヤドリギが半寄生していました。
二年ほど前、護岸工事がなされ、ヤドリギが宿っていた多くの木々は伐採されました。
今、この地区で見る事ができるのは、ほんの数本です。
当然、ヒレンジャクの姿を見るのも難しい環境になりました。