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『 姫沙羅の花 』
第2土曜の午前中、日本語講座に出席してきました。
季節柄、山崎正和さん著書の「水の東西」から「水」について学びました。
☆日本人と西洋人の水への美意識の違い
1 流れる水と吹き上げる水
2 時間的な水と空間的な水
3 見えない水と目に見える水
日本人は、滝・鹿おどしなどの自然の流れに美を感じる。
西洋人は、下から上へ吹き上げる水、噴水などに美を見出している。
・鹿おどしについて
断続する音の響きから、その間に流れる水を間接的に心で味わう。
「鹿おどし」の仕掛けは、日本人が水を鑑賞する行為の極致ではなかろうか。
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実は、「ししおどし」・・・猪を脅すのだとばかり思っていました。
鹿を脅すのですねぇ、、、 お恥ずかしい限りでございます。
私的には、水琴窟も見えない水と時間的な水を鑑賞する究極ではなかろうかと思うのですが・・・
ただ、鹿おどしは竹と木材と小岩で作れますが、水琴窟は簡単に作る事はできません。
全国的な普及率としても、水琴窟は鹿おどしに敵いません。
☆ 午後の庭
姫沙羅の花が落ちるようになって数日経ちます。
木を見上げると、徒長した枝に葉が茂り鬱蒼(ウッソウ)となっていました。
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さっそく、脚立に乗りパッチン!パッチン!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/0f/31529ae2c7904e8989abf7844afaa40d.jpg)
屋根より高くなった姫沙羅の木。
高い場所に咲く花も見えるようになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ab/93e5ebaf816a5cf9af11302dc8b9358c.jpg)
我が地方梅雨入り宣言はまだ出ていないようです。
コメントありがとうございます^^
姫沙羅は自然界に自生しているのですか。
初めて知りました、山では見たことありません。
もしかすると、山では背が高くなって、ミニサイズのお花を見ることが難しいのかもですね。
でも、お花が落ちていれば気が付きやすいですね。
姫沙羅の花は椿のようにポトンと落ちます。
そうですね、「水の東西」が書かれたのは少し昔なのかもですね。
現在はダムが造られ水の流れを不自然に止めていますね。
そのダムが古くなり被害も出ています。
全体的な自然の風情は遠くになりつつあるようです。
で、温暖な地域の少々荒れた山に発生するとある。
気が付かないだけで、近隣に存在するのかも。
欧米での自然は生活を脅かす脅威であり、征服
すべき存在だと昔習いました。日本は共存です。
でも、今の日本は天候の変動が激しい印象で、
山野や海浜の整備状況を見ると、征服に振って
いるのかな。風情とは異なる現実もある。