今シーズン20勝(9敗)を挙げたのに(今シーズン限りで)現役引退とは……まだまだ「やれる」のに、魔球“ナックル・カーヴ”の使い手、マイク・ムッシーナ(ニューヨーク・ヤンキース)。
一度前に屈んでから始動する、独特の投球動作で印象的なピッチャーだった。しかし同時期に在籍したランディー・ジョンソン(現アリゾナ・ダイヤモンドバックス)やロジャー・クレメンス(引退)に較べたら、地味な存在で、常にスターターの2番手の地位を固守していた。
スタンフォード大学の出身でこれも「有名」。知的な雰囲気を醸し出すメジャーリーガーだった。昨シーズンは、11勝10敗(防御率5.15)に終わり、限界説が囁かれていたが、今シーズン見事に≪復活≫し、防御率は(スターターとしては)脅威の「3.37」。ヤンキースとの契約最終年に有終の美を飾り、再契約、あるいは有利な条件で他球団への移籍が望めたのに、スッパリ引退。ムッシーナらしいといえば、らしい出処進退。
日本贔屓なら(気紛れで)日本のプロ野球に来てくれるかもしれないが、そんな話は聞いたことがないし、知的な彼の辞書に「気紛れ」(ca・price)の文字は存在しないだろう。
今季20勝のムシーナが現役引退へ 通算で270勝 (MAJOR.jp)
ヤンキース―世界最強の「野球」に迫る (プレイブックス・インテリジェンス)
一度前に屈んでから始動する、独特の投球動作で印象的なピッチャーだった。しかし同時期に在籍したランディー・ジョンソン(現アリゾナ・ダイヤモンドバックス)やロジャー・クレメンス(引退)に較べたら、地味な存在で、常にスターターの2番手の地位を固守していた。
スタンフォード大学の出身でこれも「有名」。知的な雰囲気を醸し出すメジャーリーガーだった。昨シーズンは、11勝10敗(防御率5.15)に終わり、限界説が囁かれていたが、今シーズン見事に≪復活≫し、防御率は(スターターとしては)脅威の「3.37」。ヤンキースとの契約最終年に有終の美を飾り、再契約、あるいは有利な条件で他球団への移籍が望めたのに、スッパリ引退。ムッシーナらしいといえば、らしい出処進退。
日本贔屓なら(気紛れで)日本のプロ野球に来てくれるかもしれないが、そんな話は聞いたことがないし、知的な彼の辞書に「気紛れ」(ca・price)の文字は存在しないだろう。
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