野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

スク太郎が来る!(4日・ボストン)

2009-12-05 18:26:13 | Boston Red-Sox
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 ボストン・レッドソックスのショート・ストップ(遊撃手)は毎年のように入れ替わる。≪世界一≫になった2004年は、オーランド・カブレラ(現ミネソタ・ツインズFA)。2005年はエドガー・レンテリア(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)。2006年はアレックス・ゴンザレス(現トロント・ブルージェイズ)。
 2007年からはフリオ・ルーゴ(現セントルイス・カーディナルス)で、今シーズンは(若手の)ジェド・ロウリー(25歳)で出発したが、故障して、シーズン途中に(2006年の)ゴンザレス(当時シンシナティ・レッズ)を呼び戻した。

 全ては、2005年のオフに(マイナー組織の)<トップ・プロスペクト>ハンリー・ラミレス内野手(現フロリダ・マーリンズ)を喪失(放出)したこと、これに尽きる。彼はその後の2006年に≪新人王≫、2007年には打率.332、29本塁打(81打点)をマークし、≪MVP≫級の活躍。
 彼を残していれば……だが、その代わり見返りで獲得したのが、「エース」ジョシュ・ベケット。彼を獲得していなければ、2007年の≪世界一≫はあり得なかった。「エース」=≪世界一≫を獲得するには、それ相応の“出血”が必要だった。しかし、痛すぎる“出血”だった。

 来シーズンからは、マルコ・スクタロ内野手(トロント・ブルージェイズFA)。2年契約500万ドル(約4億5000万円)で獲得した。今シーズンは打率.282、12本塁打、60打点の「自己ベスト」を記録。果たして来シーズンは? 「2年間」ボストンのショート・ストップを死守できるか? 

 それにしても、スクタロ。名前が日本人っぽい、と以前から思っていた(ファーストネームも“マルコ”だし)。“ジャーニーマン”だが、なかなか日本人選手が所属するチームに留まらなかった。今度はボストン。松坂大輔岡島秀樹のバックを守ることになる。
 特に松坂は「あの」ルーゴの守備に泣かされてきただけに、スクタロに期待。華麗ではないが、堅実な守備を見せてくれるだろう。そして“しぶとい”バッティングで松坂を援護してくれるだろう。

Rソックス、スクタロと2年契約で合意 (SANSPO.COM)

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