野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

黒田、NY対決を制す!(8日・ヤンキースタジアム)

2012-06-11 23:00:58 | New-York Yankees
ヨハン サンタナ 2009 SPx Game Jersey (Navy) / Johan Santanaヨハン サンタナ 2009 SPx Game Jersey (Navy) / Johan Santana
UPPER DECK
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 対戦相手は前回(1日)<ノーヒッター>を達成した左腕ヨハン・サンタナ(ニューヨーク・メッツ)。ただでさえ、黒田博樹(ニューヨーク・ヤンキース)が投げる試合では(打線の)援護が少なくなる。このインター・リーグ“サブウェイ(地下鉄)シリーズ”の第3戦、黒田の≪苦戦≫は必至と思われたが……

【2回裏】と【3回裏】5番ロビンソン・カノの2打席連続2ラン(第10号)(第11号)ホームランで「4対0」! 続く6番ニック・スウィシャー(第9号)、7番アンドリュー・ジョーンズ(第6号)と3者連続ホームランが飛び出して、「6対0」! 
 その黒田。【6回表】2-OUTまで<ノーヒッター>。9番打者に(苦労して)カウント「3-2」から左中間を破られて(二塁打)大記録は逃したが、完璧なピッチング! 【7回表】(2-OUTから)“カムバッカー”(ピッチャー・ライナー)を左足の踵で止め、一塁側ダッグアウトに還ってから左足を引き摺っていた黒田。そのまま降板して、5勝目の権利を手にした。

 そういえば、「9対0」大量リードした【9回表】のマウンドには(何故か)ヤンキースに移籍して、メジャーに昇格したばかりの五十嵐亮太(前トロント・ブルージェイズ)。地元の放送局には、メッツとヤンキースに所属した113人目の選手として紹介されていたが、先頭打者に“いきなり”四球(ウォーク)。
 続く1番打者を<スプリッター>のすっぽ抜け(?)で空振り三振に斬った後、2番打者に“またしても”四球。3番打者(途中出場)を見逃し三振に打ち取り、四球か三振の五十嵐。続く4番打者を「0-2」に追い込み、ヤンキースタジアムに「あと一球」コール(?)が降り注いだが、速球(96mph)を左中間に弾き返され、落胆の観衆(4万8566人)。
 5番打者(途中出場)を何とかピッチャーゴロに打ち取り、試合を終わらせたが、ウィニングボールを受け取った直後、俯いてしまった五十嵐。試合後、彼に待ち受けていたのは、即マイナーリーグ(AAAスクラントン)への降格だった。

松葉づえ姿で帰宅の黒田 勝利に徹した7回1安打投球 (スポニチ Sponichi Annex)

決めて断つ決めて断つ
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