野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

早朝の復帰戦!(9日・フェンウェイパーク)

2012-06-12 18:24:07 | Boston Red-Sox
【MLBカード】 松坂大輔 Daisuke Matsuzaka - 2008 UD Timeline #32【MLBカード】 松坂大輔 Daisuke Matsuzaka - 2008 UD Timeline #32
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 早朝(日本時間5時)の復帰戦、松坂大輔(ボストン・レッドソックス)。初回はチェンジUPとスライダーで2三振を奪って、簡単に3人で片付け、【2回表】先頭の4番アダム・ラローシュに初球(91mph)を狙われ、フェンウェイパークの狭いライトのブルペンに飛び込む先制ホームラン(第10号)を浴びる。

【4回表】は先頭打者の“掛け値なし”のスーパールーキー、ブライス・ハーパーを警戒して、ストレートの四球で歩かせ、3番「チームの顔」ライアン・ジマーマンを「1-2」と追い込んで、速球(90mph)でショートゴロに打ち取ったかに見えたが、ヒットエンドランが掛かっていて、ショート・ストップ(遊撃手)が二塁ベース方向に移動していた。定位置なら「6-4-3」のダブルプレー(併殺)が取れていた。
 0-OUT一塁三塁のピンチを迎えて、【2回裏】に先制ホームランを浴びた4番ラローシュを迎えたが、ここは第1打席の「REVENGE」を果たして、速球(92mph)で空振り三振! 1-OUTを奪取するが、5番(前シアトル・マリナーズ)マイケル・モースに外角低目の<カッター>をライト線に流し打たれ、グラウンド・ルール・ダブル(二塁打)。こんな良い選手を放出したシアトルを≪憾む≫ばかりだ。
 1-OUT二塁三塁になって、6番イアン・デスモンドに(苦労して)「3-2」フルカウントになって、勝負球(91mph)が甘く入って、ライト前に2点タイムリーヒットを浴びて、4失点の松坂。
【5回表】は先頭打者(リック・アンキール)にライト線を破られたが、空振り三振(7個目)とセンターフライで2-OUTを奪取し、最後はハーパーに速球(92mph)を外角低めにズバッと決めて、見逃し三振に仕留め、≪怪物≫対決を制した。

 5回5安打4失点。クオリティ・スタート(6回3失点)を達成できず、結果は良くなかったけれども、内容は8つの三振を奪い、四球は1つだけ。前日(8日)7点も取った≪強打≫のワシントン・ナショナルズ打線(ナショナル・リーグ)だけに、差し引いて評価しなければならない。しかも“マッチ・アップ”した相手が左腕ジオ・ゴンザレス(前オークランド・アスレティックス)。≪沈黙≫したボストン打線……相手が悪かった。

1年ぶり復活マウンドで80球 恩師が指摘した松坂の「いい兆し」(スポニチ Sponichi Annex)

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