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「ヤンキース タイガース 不可解判定」で検索したら、黒田博樹(ニューヨーク・ヤンキース)の名前が出てきたから、早速今日の試合が検索の俎上に挙がっているのかと思ったら、8月9日のデトロイト(コメリカ・パーク)での試合だった。この試合でも、ジョー・ジラルディ監督が判定に抗議して「退場」処分になっている。黒田とタイガースと審判団の≪因縁≫は、この試合から続いているのか……
【5回表】までデトロイト打線をパーフェクトに抑えていた黒田(今日のアメリカン・リーグ優勝決定戦=第2戦)。【7回表】に併殺崩れの間に1点を失ったが、【8回表】も連続三振で(この試合)11個目の三振を奪って、2-OUT。次の【9回表】もマウンドに上がるのだろうと思った矢先、9番打者と1番打者に連打を浴びて、降板……
この際、二塁ランナーがオーヴァーランして、ライトからの返球でクロスプレー! 瞬間的に「OUT」に見えたが、塁審の判定は「セーフ」。しかしVTRで見てみると明らかに「OUT」。塁審(ジェフ・ネルソン)も試合後に(VTRを確認して)「誤審」だったことを認めている。これが「OUT」なら3-OUTチェンジで黒田は1失点で済んでいた。
そういえば、前日(第1戦)も【1回裏】の2-OUT満塁から「6番」アレックス・ロドリゲス(打率.130)が三遊間の最深部にグラウンダー! ショート・ストップの「好守」ジョニー・ペラルタから二塁への送球は間一髪「セーフ」に見えたが、判定は「OUT」!
【2回裏】も2-OUT満塁から3番ロビンソン・カノ(打率.063)がピッチャー強襲のライナー! 転がった打球を一塁に送球して、これも際どいタイミングだったが、判定は「OUT」! 「セーフ」を確信していたカノはヘルメットを叩きつけて、≪怒り≫の表情。
「今年はタイガースに勝たせよう」という、審判団の「総意」でもある(かの)ようだ。信じ難い「誤審」の連続。ヤンキースは(本拠地)連敗で≪窮地≫に立たされた。
二塁塁審 誤審認める ジラルディ監督不快感「ここまで235日かけている」 (スポニチ Sponichi Annex)

著者:黒田 博樹
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