「勤勉であれ、地道に努力しよう。日々学び、日々努力。人として恥ずかしいことや卑怯なことをするな。礼儀を重んじ、不調法なことをするな。自分がされて嫌なことは人にはするな。無責任なことはするな。人生の目標を持とう。自分だけのための人生から、世のため、人々のための人生へ。」
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こういうことを言うとすぐに戦前の軍国主義とか右翼・・・と批判し、あげくのはてに国家ために個人を犠牲にするのか・・・・と批判する人がいます。
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しかし、戦前の日本は全て「悪」だったのでしょうか。特に戦前の教育はすべて「悪」だったのでしょうか?<o:p></o:p>
勤勉を尊び、子供達に努力の大切さを教え、自助努力の精神を教え、成功体験を積ませようとすることは、何も戦前の日本だけの考え方ではなく、英米自由主義社会の基盤となった考え方です。それは明治から昭和にかけてベストセラーとなった「西国立志編」という本を読んでも明らかです。<o:p></o:p>
自助論 西国立志編 上―努力は必ず報われる (教養の大陸BOOKS) 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2009-10-05 |
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また、大きな夢を持ち、その夢を実現するための努力をする。そして、自分自身の幸せを求めながらも世のため人のためにそれぞれの職場、組織、地域社会の中で貢献する。こういう考え方は戦前の軍国主義とはまったく関係ないと思います。<o:p></o:p>
日本古来の教育の良さを活かしつつ、現代の価値観ともすりあわせ、子供達を「人間力のある立派な人に育ていく。」こういうことが望まれていると思います。
たかが塾教師の私ですが、子供達への教育を通じて世のため、人のために働き続けようと思います。そして、いくつになっても「人生我以外皆師」の心で学び続ける所存です。まだまだ勉強不足、努力不足の私ですが、今後とも御指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。