以前にもこれと似た質問を頂き、このブログで話しましたが、やる気を出させる方法は100通り以上あるので、まだまだ話しきってはいませんので
今日は「親は子供のお手本?!」について話しますね。
「子供は親の背中を見て育つ。」とよく世間で言われていますが、本当にそうです。
子供は親の言うようには育たず、良くも悪くも親のやるようにやり、育ちます。
だから、子供に一生懸命に勉強させたかったら、親が一生懸命に働き、そして、いくつになっても新しい知識を吸収し、一生懸命に学ぶ、それを継続するのです。すると、お子様もそういう親を尊敬し、一目置くようになり、子供自身も真剣に学ぶようになります。
では、親は何を学べば良いのでしょうか?
何でも良いです。何でもいいと言われても困りますね~(^o^)
例えば、考古学に興味がある人は考古学を学べば良いと思います。通信課程で大学に入り直していいです。歴史に興味がある人は歴史の本を読んでも良いです。自営業や会社経営されている方は経営に役立つ知識を学んでも良いのです。人間一生が学びであり、それを実践するのです。そうすると自分自身も豊かになり、お子様も良い影響を受けます。つまり、親自身がお子様のお手本となるのです。100回叱るよりも行動であるべき姿を100回示すのです。他人にはわからなくても、一緒に生活している家族には必ず伝わります。結局そういう生活習慣が親としての人間力を高め、お子様に対しても良い影響を与えるのだと思います。
かく言う私も、せっかくいい時代に生まれてきたのだからこの人生で「知りたい、見たい、やってみたい。」という心の中から湧き出す希望・願望にしたがって、社会人になった後も20代からずっと学び続けてきた気がします。その時々で学んだことはまったく異なりますが、学ぶ習慣の継続は確かに人間力となっています。
親の人間力を高めるのに最適な本としては、私の尊敬する安岡正篤(やすおかまさひろ)先生の著書をおすすめしたいのですが、まずは安岡先生の御講演約200本の中から珠玉の言葉を選んだ入門書?がありますのでこれをおすすめします。読んでみて波長が合うようでしたら、次々と安岡先生の著書を読まれると良いと思います。この本を種本として子供に「人としてのあるべき姿」を話してやっても良いです。
照心語録 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2001-03 |
上の本が新本で手に入らないとのことですので
次のおすすめが
安岡正篤一日一言
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2006-06-02