そうですね、現在一般に広く読まれている本は私が紹介しなくてもベストセラーになっているし、新聞の書評にも掲載されていますので・・・・
今回は「名著発掘シリーズ?その1」
明治時代に東京芸術大学の前身である東京美術学校を創設した美術評論家、思想家としても有名な岡倉天心先生の本「茶の本」がおすすめです。これは1906年にニューヨークで英文で出版された本で、既に100年以上たっていますが、未だに色あせることがなく「日本文化の素晴らしさ」を世界に紹介している名著です。100年後の現代に生きる私達日本人が日本文化の素晴らしさを再認識できます。
また対訳本が出版されているので「英語の勉強をしている人」「日本語の勉強をしている英語圏外国人」にもおすすめです。
茶の本(対訳ニッポン双書) 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2008-04-02 |
この本のように日本人と日本文化の素晴らしさを海外に向け格調高い英文で出版・発信することを国として予算をとって推進してもらいたいものです。
周辺国のネガティブキャンペーンにはネガティブキャンペーンで返すのではなく、(卑怯な相手と同じ低いレベルになるのではなく)日本人と日本固有の文化の素晴らしさを世界中の人々に知らしめ、「そんな酷いことを日本人がするはずがない。嘘に決まっている。」と世界中の人々から思ってもらえるようにするべきです。
私は自分自身の体験からそう思います。