「すぐ隣にクーピーをカタカタさせる子が座っていた。」というのは運が悪いと思いますが・・・。
それが不合格の本当の理由でしょうか?
だとしたら、同じ教室(試験会場)で受験した生徒は全員不合格となったはずですが、実際はそうではないでしょう?
つまり、近くに座った子がうるさかったのは事実だとしても、そんなことにとらわれずにペーパーテストに集中できることも実力のうちなのです。そういう事態に遭遇しても動揺せずに取り組めるようにするために年間5回も模擬試験を受験しているのです。
正直言って、試験当日何が起こるかわかりません。想定外のことが起こるかもしれません。しかし、何が起きようが、起きまいが、すぐ目の前のテストに集中することが一番大切なことなのです。それを自覚(認識)できることがお子様の実力(人間力)なのです。
無論、受験には運・不運があります。というよりも、人生そのものに運・不運があります。それは否定しません。しかし、運・不運を乗り越えていくほど努力をし、合格を勝ち取っていく。-そういう成功体験をこの機会にお子様達に積ませてあげたいものです。