昔々あるところに言い訳ばかりをしている子供がいました。
何か嫌なことがおきるたびに「だって・・・・」と言い訳したり、
他の人のせいにしていました。
そんな日々が続いていました。
その子の母親はわが子のそういうところに気づいていましたが、
まだ5歳なので仕方がないと思っていました。
その子が私立小学校受験をすることになりました。
模擬試験で成績が良くないとき、やっぱり言い訳をして
自分ができないという現実から逃げてばかりでした。
そうこうするうちに本番の入試が始まりました。
ペーパーテストが終わったとき、「隣の子がクーピーをカタカタならしたので
気になって、できなかった。」といったので母親は「うちの子は運が悪かった。」と思いました。
結局その子は私立小学校には入れませんでした。
「子供の言い訳を全て本気にしてはいけません。」
無論一切言い訳を許さないのではなく、ことの軽重によって判断するべきなのです。