3/18から始まった「大エルミタージュ美術館展」にさっそく行って来ました。
三連休の中日の午前中でもあり、けっこう空いていて、すぐに入れました。だから、ゆったりと思う存分鑑賞できました。夫婦で落ち着いた時間を過ごせるので美術展は良いです。
エカテリーナ2世が収集した膨大な作品群の中からオールドマスターズと呼ばれる巨匠の200~300年前の作品中心で、どれも見応えありです。イタリア、オランダ、フランドル、スペイン、フランス、ドイツ,イギリスのたくさんの画家達の作品が一堂に会し、展示されています。
手持ちのブリューゲル画集中のお気に入り作品の一つである≪スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色≫も展示されていて、実物を間近に鑑賞できて一人感動していました。
また、≪ヴェネツィア、運河に面したドゥカーレ宮殿前の眺め≫(1710年頃)を鑑賞して、描かれている人の服装や船こそ違いますが、現在のヴェネツィアの港の様子や元刑務所などの建物が300年前とほとんど同じであることに気づき驚きました。日本に300年前とほとんど変わらない建物が建っている港があるでしょうか?
クラーナハの≪林檎の木の下の聖母子≫をはじめとして、レンブラントの≪運命を悟るハマン≫、ルーベンスの≪マリー・ド・メディシスの戴冠式≫等々、期待以上の作品が多数展示されていて、本当に行って良かったです。お薦めです。
じっくり鑑賞した後、ミュージアムショップで図録を購入し、そのまま六本木ヒルズ内で昼食。「ベジタブルハウス ヤサイヤメイ」という野菜料理専門店に入ってみました。予約していなかったので少し待たされましたが、新鮮な野菜のお料理を美味しく頂きました。
http://www.roppongihills.com/shops_restaurants/restaurants/00177.html
こちらもお薦めです。