まず、学校見学をして気付いたのは「高学年より小1、小2のほうが授業態度が良い。」ということです。小1、小2がきちんとしています。これは入学試験のあり方や合格基準を改革して2年目ですので、その成果が継続して出てきているのだと思います。
次に、大好評の「淑徳アルファ(アフタースクール)」ですが、希望されても一般入試で合格した生徒は選択できず、推薦入試で合格した生徒しか選択出来ないとのこと。
次年度は推薦入試で合格しても、希望者全員が淑徳アルファを選択できず、抽選で参加者を決めるかもしれないとのこと。
ですから、お仕事の都合で淑徳アルファをとることが前提で学校選びをしている方は要注意です。
ところで、淑徳小学校在学の低学年の御父母様から学校がどういう段取り(作戦)で中学受験指導をしてくれるのか、良くわからないので不安だという声が従来一部出ていました。
そこで、今回そういう声に応えるために「保護者のための中学受験ハンドブック」~淑徳小学校メソッドの実際~という書籍が刊行されました。これはすごい本です。全校をあげて中学受験に特化して、淑徳小で実際に中学受験指導をしてきた先生方が手分けして執筆されています。不安を感じていた低学年の御父母様もこれで安心できます。
ところで、「淑徳小学校が不合格にした生徒の具体的な理由の数々」をご教示頂きました。これは大変参考になりました。特にノンペーパーの推薦入学試験のデータは得がたいものでした。さっそく、この得がたい情報を塾生の指導に活かす所存です。
このほか、たくさんの気づきがありましたが、それはまた、後日に!