那須野校長先生の魅力的なお話、有田先生からの入学試験についての説明と進み、赴任して1ヶ月余りという初めてお目にかかった小泉副校長先生の御講演を拝聴しました。
小泉副校長先生は開智に赴任するまでいろいろな中高の立て直しや立ち上げを成功されてきた方とのこと、さすが、説得力のあるご講演で、多々学ばさせて頂きました。
入試も日程が発表され、今年の入学試験は第1回が9/30(土)、第2回が10/28(土)とのこと。これは開智望小学校と入学試験日程がまったく同じですから、志願段階で望と総合部のどちらかを選択する必要があります。昨年までのように「両方受験して、両方合格を頂いてから選択」という作戦がつかえなくなりました。両校の第3回は日程が1週間ずれましたので、今年度は両校合わせて最大4回受験できます。
他方さとえ学園小学校と併願する方は悩ましいですね。さとえは例年10/1が第1回入学試験です。そうすると両校を併願する方にとっては入試本番が開智・さとえで2日連続となります。お子様によっては、2日連続で入学試験を受けると、疲れきってしまって2日目のさとえで実力を発揮できないかもしれません。ですので、第1志望がさとえ、第2志望が開智の方は要検討かもしれません。
ところで、総合部2期生(原則として小1から高3まで12年間開智にかよった生徒)だけの大学受験の結果をうかがいました。
今年は68名卒業で、
東京大学2名
国立大医学部1名
私立大医学部10名
私立大医学部は重複合格(1人の生徒が複数校合格)があるので、国・私立医学部進学者はおそらく3名(うち1名は浪人)ぐらい。
今年の合格実績について、「公立小学校に比べれば、かなりいいのでは?」と那須野校長先生はおっしゃっていました。
PS 授業見学で各教室をまわっていたら、ウエルストリーム卒塾生の何人かが気付いてくれ、ニコニコしながら、かつ、控えめにピースサインやガッツポーズをしてくれました。卒塾して何年も経っているのに有り難いものです。教師冥利に尽きますね。