よく「人は一生が学び(勉強)である。」と言いますが、まさにそうですね。仕事上でも常にアンテナを張って新しい情報・知識・技術を取り入れていかないと、3~4年で時代から取り残されてしまいます。常日頃ブラッシュアップし、イノベーションを継続しないとかつての成功経験までもが陳腐化してしまいます。今はそういう時代ですね。
社会人として、常に学び、時代に即応していくのは当然として、実は、親としても日々学び、進歩、向上するべきなのです。子供は日々成長していますから、幼稚園児の親としては最高だったとしても、子供が小学校入学後はそのままでは最高の小学生の親になれないのです。小学生の親にはそれ相応の学びがあるからです。この意味で親学はずっと続くのです。
無論親として、特に学ばなくても、親は出来ます。しかし、愛する我が子のために、日々親として学びを深め、少しでも良き親となるほうが、子供の潜在能力をより開花させることが出来ると思います。
そこで、親として学びの参考になるのが江戸時代寺子屋で使われていた教材を齋藤孝教授が現代語訳した解説付シリーズで、『童子教』と『三字経』です。
子どもと声に出して読みたい「童子教」 | |
齋藤 孝 | |
致知出版社 |
子どもの人間力を高める「三字経」 | |
齋藤孝 | |
致知出版社 |
昔はこういうことをきちんと民間で教えていたんですね。
親学の参考資料として、お薦めです。