ウエルストリーム式「一生もんの勉強法」(No.766)

ウエルストリーム式「一生もんの勉強法」

　私は中学受験レベルの理科・社会のテスト対策指導もしていますが、理社科は範囲ごとに試験に出るところは決まっています。それはそうでしょう。例えば、小３社会で「地図記号」がテスト範囲に入っていれば必ず出題されます。地図を読み取る（＝地図から情報を得る）ために地図記号を意味を憶えておくことは社会科の基本だからです。その重要性は何年経とうが、担当教師が変わろうが変わらないものです。だから、まず試験範囲ごとに「どこが大切か」＝「どこが出題されそうか」をコンパクトに教えています。

　次に、試験にでるところはわかった。でも、憶えられない、すぐ忘れてしまう、・・・・。これでは対策指導しても意味がありません。憶えていなければ、知識問題は得点出来ないからです。ここが塾教師の腕の見せ所です。憶えやすく、忘れにくく教えるのです。

　例えば、生徒に「国連の常任理事国はアメリカ合衆国、イギリス、フランス、中国、ロシア連邦で第２次世界大戦の戦勝国だ。」と教えただけでは憶えにくいし、すぐ忘れてしまいます。そこで、「国連常任理事国はアメリカ、フランス、ロシア、イギリス、チャイナ（中国）で「アフロヘア、いっちゃいな。」と憶えるといいよ。」と教えると面白がってずっと憶えていてくれます。

そして、これなら憶えられるから「しっかり憶えよう！」「憶えて次の試験では良い得点をとるんだ！」という生徒達の「やる気」を引き出してあげるのです。

やはり、

やる気×やる内容×やること＝絶対合格です。