絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

ひとつひとつしっかり復習して出来る問題を増やしましょう。(No.815)

2019年03月29日 13時54分22秒 | 受験・学校
年少の男子です。小学校受験勉強をつい最近始めましたが、どれもこれも出来ないことばかりで、ガッカリしてしまいます。こんな状態で合格できるのでしょうか?


3月現在で年少ということはこの4月から年中で、私立小学校の入学試験まであと約1年半ですね。時間があるようであまり時間がないと思います。また「他のお子さまができるのに我が子は全然出来ない。」と焦ってしまいがちです。または、御父母様がガッカリして、「うちの子には私立小学校受験は無理?!」などと思いがちです。

まず、他のお子さまより出来ないのは当然です。他のお子さまは年少のはじめからスタートしていて、既に1年間も毎週勉強してきたのです。今まで受験勉強らしい勉強をしてこなかったのですからそんな簡単には同じレベルにはならないと思います。
ですので、勉強を始めたばかりなのに1年も先行している他のお子さんと比較してはいけません。そうは言ってもそのまま差がついたままではおっしゃるように合格できません。
そこでなんとか追いつき、出来れば、追い越したいものですが、焦ってあれこれ手を出すよりも、受験教室の教材をひとつひとつしっかり復習して出来る問題を増やしましょう。
そして、苦手分野は繰り返しやりましょう。

お子さんの学習時間が先行しているお子さま達と同じではいつまでも追いつけません。後からスタートしたのですから人一倍努力させないといけません。ちょうど長距離走で周回遅れでスタートしたのに他のメンバーと同じペースで走っていてはいつまでも追いつけないのと同じです。ですから、他の方の1.5倍~2倍の学習時間を確保することをお薦め致します。

やる問題ですが、標準的な問題を中心とし、難問はまだやってはいけません。標準的な問題がほぼ100%とれるようになってはじめて難問です。

さて、「やるべきこと」と「やる量」が決まったら、次はいよいよ実行です。

この続きはまた後日

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