「絶対合格を支える7つの鉄則」(The Seven Rules)
鉄則5 勉強大好き少年・少女に育て上げる。
受験準備で合格のためだけにしぶしぶ勉強させると、勉強嫌いにしてしまいます。
そうなると、合格後は「もうお勉強しなくていい。」となりがちです。
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合格後毎日勉強しないようになると入学まで半年間で、受験勉強でせっかく
身につけた学習習慣を失い、勉強しないで好きなことばかりやることが当たり前
になってしまいます。例えば、放っておくと、ユーチューブで好きな動画を毎日長時間見ていたり、
スマホやタブレットでゲームをやりだします。
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その状態で入学すると、自分の好きなことをやりたいので、勉強したがりません。
すると、宿題しかやらなくなります。
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それでも1~2年生のうちはまだイイですが、学年が上がってきて学習内容が難し
くなってくると宿題だけでは私立小学校のハイペースについていけなくなります。
特に算数の成績が下位となり、ますます勉強ぎらいになります。
せっかく志望校に合格したのに子供をスポイルしてしまいます。
では、どうすれば良かったのでしょうか?
私立小学校入試は合格すればそれでおしまいではありません。入学した後が長いし、大切なのです。
それに、そもそも勉強嫌いにしてしまうと将来にわたって、一生影響します。
例えば、
母:いいかげんに勉強しなさい!
子供:わかっているよ、うるさいな!
母:勉強しないと、自分が困るのよ!
子供:そうだよ、オレが困るだけだから、いいじゃないか。放っておいてくれ!
母:・・・・・・・・・
こんな10年後の家庭の様子、想像したくもないですね。
こうなってしまったら・・・・・・大変ですよ。
だから、「勉強大好き少年・少女」にするべきでした。
実は、我が子を「勉強大好き少年・少女」にさせるのは乳幼児のときから始まっていました。
では、どう育てると勉強大好き少年・少女になるのでしょうか?*-6
これらはあくまで提案であり、勉強を好きにさせる方法のほんの一部です。
本来はご両親様がいつも「我が子はどう指導すればお勉強が好きになるのだろうか?」と考え続け、
試行錯誤でいろいろ試すべきものです。そして、勉強することを好きにさせるための方策を20やってみて、
そのうち1~2ぐらいだけが功を奏するものです。なぜなら、お子様は一人一人個性が違うからです。
だから、たとえ同じ家庭で育った兄弟であっても効果的な方法は異なるものです。
ですので「勉強大好き少年・少女にする。」というテーマ(課題)を親として持ち続け、いつもその方向で努力されると徐々に我が子に合った「もっていき方」がわかってくるものです。そして、ひとたび「我が子を勉強大好き少年・少女にする方策」が見つかっても、それは現在のお子様にあった方法であり、お子様が成長すれば当然その方策も変わってくるものです。ですから、親のほうも子育てについてお子様の成長に応じた勉強(親学)が必要となります。どこまでいっても親は親ですから。
本日は長くなりましたので、ここまでとします。
次回は「絶対合格を支える7つの鉄則」(The Seven Rules)
鉄則6について話しますね。
では、また