絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

せっかく才能豊かに生まれてきたお子様を御父母様自身がスポイルしている?(No.1314)

2023年05月05日 12時12分40秒 | 受験・学校

まず、予告なくブログの更新のお休みをいただき、ご心配をおかけしたことお詫び致します。

これからも記事を書き続けますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

さて、小4~6になってから、「うちの子の成績が下位なのはもともとギリギリの成績で合格したからで、この学校のペースについていけないのだ。」と語る御父母様がいらっしゃるそうです。

本当にそうなのでしょうか?

 その学校に合格して入学したのですから、その学校から「入学後もやっていける。」とのお墨付きをいただいたのです。本当について行けそうもないお子様なら学校側は不合格にしているはずです。入学試験は入学させてもその学校でやっていけそうもない人を不合格とするためにも実施しているからです。

 それに、入学試験で上位だった生徒が卒業時も上位とはかぎりません。それはそうです。幼稚園(保育園)年長10月時での入学試験の成績などその後6~12年間の努力でいかようにも変わるからです。

 それでは、正々堂々と合格され、ついていけるはずのお子様だったのに・・・・・高学年で何故成績が下位となってしまったのでしょうか?

 やむを得ない個人的な事情もあるかもしれませんので一概には言えません。ただ、そういう特別な事情がないとしたら、生まれ持った資質よりも入学以後の「学習習慣+生活習慣」が原因です。

★お子様をスポイルし、私立小学校の小4~6で下位の成績をとらせる習慣

1、勉強以外の楽しみに毎日時間を費やす習慣

毎日勉強以外の楽しみ(ユーチューブ、インスタ、ゲーム等)に時間をたくさん費やすので勉強する時間が足りなくなります。

2、学校の宿題しかやらない習慣=必要最小限の努力しかしない習慣

宿題はその学校の平均レベルの生徒に合わせたもの(質と量)ですから、宿題しかやらない生徒の成績は平均かそれ以下となります。

3、授業を大切にしない習慣

授業中眠そうにボーとしたり、ふざけて不規則発言をしたり、おしゃべり(私語)をする習慣

4、目標を持たず、楽な方、楽な方へと進む習慣

ただ、なんとなく学校に通学しているだけ。特にこれといった目標を持たないので何事にもやる気も出ないし、人生の岐路で自分にとって楽な方を選択する習慣。

5、言い訳ばかりをする習慣

御父母様がお子様に何か指導すると、終いまで聞かず、「わかっているよ・・・・・」「だって・・・・」「でも・・・・」「○○が××だから、しょうがない・・・・」

 万一我が子の習慣が上記5つのうち3つ以上当てはまっていたら、せっかく才能豊かに生まれてきたお子様を御父母様自身が既にスポイルしているかもしれません。

 「信じるか信じないかは、御父母様次第です。」

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする