3日目は朝一で天孫降臨のニニギノミコトを主祭神とした霧島神宮参拝。
本殿、拝殿等が国宝に指定されています。建築の素晴らしさもさることながら、神域として清められた雰囲気が素晴らしい。パワースポットとしても有名です。以前からずっと参拝したかったのでついに実現しました。
参拝後、世界文化遺産に登録された仙巌園に向かいました。島津家の別邸で島津斉彬が敷地内に集成館(日本最古の洋式工場)や水力発電所、反射炉を作りました。現在は水力発電所と反射炉はその跡だけ残っていますが、集成館は博物館として残っています。ただ残念ながら耐震補強工事中とのことで尚古集成館には入れませんでした。
御殿が現存しており、内部に入って見学しました。御殿内部も庭園もきちんと整備されており、素晴らしいです。
桜島も正面に見えて風光明媚です。
ここでは何故か懐かしさは感じませんでしたが、歴史の勉強になりました。
帰りの飛行機が鹿児島空港19:30なので先を急ぎ、次は知覧に向かいました。知覧といえば緑茶の産地ですので茶畑ばかりですが、目的は知覧平和公園の知覧特攻平和会館です。
知覧特攻平和会館に入り、展示されている特攻隊員が家族に宛てた手紙を一つ一つ読んでいるうちに「胸つぶるる思い」となり、それ以上読むことが出来なくなりました。自分はもちろん軍人ではないし、親族にも特攻隊員として亡くなった人はいません。しかし、何故か不思議なことに、自分がその時代のそこに生きていて、手紙の内容が他人ごとではなく、我がことのように感じました。私は昭和生まれではありますが、もちろん戦後生まれですので、そんなことはあり得ないのですが、心がザワザワしました。
「鹿児島に旅行したら、知覧特攻平和会館に絶対に行くんだ。」と自分から言い出し、ついに知覧特攻平和会館初訪問が実現したのに、わずか7~8分ほどで逃げるように退館してしまいました。
その後高速道路を順調に走行し、鹿児島空港でレンタカーを返却し、ANAで帰路につきました。
大変充実した3日間でした。温泉とパワースポットで十分充電したので、また、仕事頑張りま~す!