心に思っていることは意識しないとその言葉の端端や何気ない視線や行動として表に出てしまいがちです。
だから、人はその人がどんな人かを判断するとき、その職務上の役職や立場ではなく、その人の日頃の言動・行動・態度で判断しています。
そばにいるのが短期間あればイイ人のフリをされると、欺されてしまうかもしれませんが、1~2年半も会っていれば、つじつまが合わなくなり、その人の本音は周囲の人々に伝わるものです。
世間には、心に秘めた優しさがあっても、不器用でそれを表に出せない人もいます。
だから、言動・行動に顕れないから、その人には優しさがないとは言い切れません。
また、結婚詐欺をするような犯罪者は意識して内心と裏腹に優しい言葉や行動をとれると思います。
そういう例外的な場合以外、「日頃の言動・行動・態度がその人自身である。」と言えます。
だから、毎週その人に会っている人にその人がどういう人かを聞けば、その評価がその人の100%ではありませんが、なんとなくその人の「人となり」が理解できると思います。
無論周囲の人の評価がすべてではありません。しかし、その人が社会にとって有害な存在なのか、逆に有益な存在なのか、はすぐにわかると思います。