令和5年1月28日(土)14:00~16:20 開智小学校&開智所沢小学校説明座談会を開催しました。
初めの50分間は開智小学校の有田先生から開智小学校についての説明と開智小学校がテレビに取り上げられた様子のビデオ放映とその説明でした。
開智小学校は4-4-4制で初めの4年間と次の4年間は総合部として授業をし、最後の4年間は一貫部と合流します。
習熟度別クラス編成ですが、最初の4年間(プライマリー)では英語のみで実施していて、他の科目では習熟度別クラス編成をしていないとのこと。次の4年間(セカンダリー)では算数(数学)も習熟度別クラス編成をするとのことでした。
後半は開智所沢小学校の開校準備室長の片岡先生です。
国木田独歩の「武蔵野」の朗読から始まり、桐朋中学校・高校で12年間校長を務められた後、開智所沢小学校の開校準備室長に就任したとのこと。
開智所沢小学校の中身はIB(国際バカロレア)を採用している開智望小学校とほぼ同じになるそうですが、望との大きな違いは初めから中等教育学校を開校し、募集もするとのことです。つまり、初年度から全学年を募集するとのことです。
新小1にとっては上級生も初めから全学年そろっている学校に入学することになります。
開智所沢小学校は開智望小学校と同じ5-2-2制で最後の2年間は海外大学を直接志望するコース(DP)と国内大学を志望するコースに分かれるとのこと。こちらは中等教育学校から入学した生徒と小学校から上がっていった生徒が中1(7年生)で合流します。
途中で野口先生にかわり、予めファックス送信していた質問事項にも丁寧に答えていただけました。
尚、開智所沢小学校では今のところスクールバスを設ける予定はないとのことです。
★気になるのは開智所沢小学校の入学試験です。学校からの正式発表はまだですが、以下のようになりそうです。
・第1回入学試験は開智小学校(開智学園総合部)とまったく同じ内容で同日実施する。(現時点で9/23(祝)の予定)
・受験者は1度の受験で岩槻の開智小(総合部)と開智所沢小の両方の合否判定をしてもらえる。
・試験会場は複数用意され、岩槻の開智小学校で受験しても、所沢近辺の試験会場で受験しても同じ扱いで、岩槻と所沢の2校を志願すると両方の合否判定をもらえる。
・入学試験科目はもちろん入試問題、合否判定の仕組みまで開智小学校(総合部)とすべて同じですが、合否の基準は学校ごとに異なる。つまり、両校を志望した場合、両校とも合格する者もいれば、どちらか1校のみ合格もあるし、両校とも不合格もあるということです。
・開智小学校(総合部)の在校生も転入学試験で合格すれば、開智所沢小学校に転入できるとのことです。開智学園内部生であっても無試験では転入できないとのことです。尚、入学試験問題は開智望小学校とはまったく異なるとのことです。
今回は2校の説明座談会を同時開催し、お話の内容を聞いて、開智小学校(総合部)と開智所沢小学校は同じ学校法人ですが実は「同じ県内の競合相手(ライバル)」なのだと気づきました。別々に開催したほうが良かったかもしれませんね。
片岡開校準備室長先生、有田先生、野口先生へ
お忙しい中遠いところを弊塾までお越しいただき有り難うございました。
質問にも懇切丁寧にお答えいただき心より感謝しております。
先生方のお話で開智小学校と開智所沢小学校の受験者が増えたと思います。
今度は私どもウエルストリームが先生方のお眼鏡に適うよう塾生を精一杯磨き上げますので
よろしくお願い申し上げます。