絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

子供の記憶力をアップする方法

2011年12月13日 13時19分23秒 | 受験・学校

 

絶対合格する記憶のコツ(パート2)<o:p></o:p>

  

前回(パート1)に引き続き 絶対合格する記憶のコツ(パート2)です。<o:p></o:p>

 

「記憶力が良い、悪いというのは生まれつき(遺伝=DNA)だ。」と思っていませんか?<o:p></o:p>

 

遺伝=DNAがまったく関係ないとは言いませんが、30年余り塾で生徒達を教えていて、記憶力の良い生徒達には共通点があることに気づきました。<o:p></o:p>

  

それは、とてもシンプルなことでした。<o:p></o:p>

 

「何でもいいからなにかを集中して憶えた後は記憶力が良くなっている。」ということです。<o:p></o:p>

 

そして、「集中して記憶することを習慣としているお子様はますます記憶力がよくなり、新しいことも以前よりも短時間で憶えられるようになっている」のです。

 

 

このことは、私は経験上気づいたのですが、実はここ数年、大脳生理学者の研究でも実証されているようです。「幼少期に何かを意識して記憶させると大脳の記憶シナプスがつながってきて、他のことまで記憶しやすくなる。」とのことです。<o:p></o:p>

まったく同感です。

 

ということは、好きなことをたくさん憶えさせることは大脳シナプスを結合させるのに効果があります。そして、たとえば幼稚園年長時に「百人一首」を憶えさせたり、「論語」を憶えさせることは単に知識をつけるだけでなく記憶力をアップさせる点でも大変良いことなのです。<o:p></o:p>

 

そうすると「まだ小さいのに、そんなことを憶えさせるのは可哀想だ。」「幼少期に丸暗記させてもどうせ忘れてしまうから意味がない」というのは実は間違いだったのです。「そんなことまで憶えさせるのは子供が可哀想だ、詰め込み教育はひどい、長い人生なので子供には勉強面でもっと楽にさせていい。」と言っているほうが逆に子供達から記憶力アップの機会を奪ってしまっています。頭を良くする機会を奪われた子供達は本当に可哀想です。<o:p></o:p>

 

中高生になってから「努力しているのに英語がちっとも憶えられない。」と言って嘆いている生徒がたくさんいると聞き、本当に可哀想に思います。幼少期に記憶する習慣をつけてあげていれば・・・・

  

だから、江戸時代に寺子屋で子供達に論語を暗記させていたのは子供達の記憶力アップに貢献し、素晴らしいことだったのです。<o:p></o:p>

  

最新の研究で「日本古来の教育法が実は理にかなっていて素晴らしかったのだ。」というふうに見直されてきています。長年続いてきたことは良いことだから続いてきたのです。もし子供達に有害なことであれば、古人も気づきやめていたはずですから。

 

 

 

解決法②の結論は<o:p></o:p>

 

まず、何でも良いから集中して記憶する習慣をつける。そうすると、他のことまで憶えやすくなる。―ということです。<o:p></o:p>

 

*週2回月・金に更新することを密かに自分の目標にしていましたが、今回遅れてしまいました。人は「自分に厳しく、人に優しく。」でありたいものです。<o:p></o:p>

 


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