示玄

日々の雑感

春兆す

2020-03-02 16:15:18 | 日記


 山の三月東風吹いて・・・
春らしい気候になりました。
ぼちぼち外仕事の季節、きょうはトラクターを動かしてみた。
このトラクター昭和50年製、今年で45年使っています。
(クボタL2201型)22馬力、まだすこぶる快調に動く。
国づくりから米作りまで・・・こんなCMの機械、昭和の名機クボタ。



 下は備中鍬・・・
幕末の備中の陽明学者「山田方谷」が全国に売り、松山藩の財政改革で窮乏を回復させた
「備中鍬」領内から取れる砂鉄から鍬を作らせた。
土蔵の中にありました、昔はこれで田を耕した、この鍬は土がつかず優れもの。
方谷はこう云った。

百姓達を撫育(ぶいく)する術をあやまったのは誰だ。
(「撫育」とはかわいがり大事に育てること)
百姓一揆の徒党はもともと善良な民。
簑(みの)のよろいでわずかに体をまとい、握った竹槍は人を刺すのが目的にあらず。
泣く子を黙らせるには乳を含ませ、湯が沸騰してこぼれたら、薪をとりのぞけばいい。
もし一揆の首謀者の罪をせめるというなら、一揆にまで追いこんだ役人、おまえ達がまっ先に省(かえり)みよ。
備中松山城無血開城後、岡山藩の統治時期に松山藩藩内で百姓一揆が多発した。

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