やっと春らしくなりキジのオスがよく鳴きます。
餌が豊富なのかよく太ってや胸の「そのう」が膨らんでいます。食べたものを一時的に胸のところに蓄え、口から摂取した食物はまず食道を通り「そのう」という部分に入ります。「そのう」では栄養の吸収などは行われず、食物を一次的に貯蔵し柔らかくして雛に与えます、 縄張りがあり他のオスが近づくと威嚇します。
こんな諺があります「雉も鳴かずば撃たれまい」意味は、“余計なことを言ったばかりに、後に自ら災いを招くこと” 口は災いのもと・・・
「焼け野の雉子夜の鶴」 子を思う深い親の情にたとえる。 キジは巣のある野原を焼かれても、雛(ひな)を思って懸命に巣に戻る、鶴は霜の降りる寒い夜でも、雛を自分の羽で優しく包んで、暖める。