きょうのチェンソーカービングは木登りするクマ、小さなものは削り終えてから切り離しします。
今年は熊の話題をあまり聞かない、昨年は柿や栗の実を荒らされ新聞テレビを賑わしました、ほとんどが殺処分されたようです。
たくさん実っても人間は柿など振り向きもせずして、熊にはやりたくないのだ。
同じ自然界に生きるなら、分け与える心がほしいねぇ・・・と熊がつぶやいていないか
禅の言葉に「杓底残」という訓えがある。
独り占めするな残しておけということ。
山は荒れ放題、小熊を連れて冬眠するのに栄養を取らなければいけんのに・・・。
人はわずかなことでも危害を受ければ針ほどのことを棒のごとくに云う
どんなことでも受けた恩は忘れて、施したことは大げさに云うもの・・・「施して語らず受けて忘れず」どこかの門前法話に書かれていた。