カープな毎日

カープファンのひとりごと。

黒田に変化なし

2007年10月31日 23時54分15秒 | オフシーズン
 黒田が球団と今オフ2度目の会談を行いました。内容は右ひじ検査の結果報告が主で、FA権の行使についても話し合われましたが、特に進展はなかったようです。
 渡米中にワールドシリーズを観戦したことで、刺激を受けて大リーグへ傾くのではないかと心配していましたが、それは無かったようです。
 今後はFA宣言してから、大リーグ球団の話を聞いて、残留か移籍かをじっくり決めると言う事です。
 各紙の報道では、大リーグ移籍が濃厚であるように伝えられていますが、実際にはまだ全く分からない状況と思われます。黒田の発言を見ていると、大リーグへの憧れとカープへの愛着の両方ありますから。決め手としては優勝争いができるチーム環境ということが最大のポイントになるでしょうが、きっと金銭面などの待遇も大リーグ球団はカープより良いのでしょうね。かーぷにとっては苦しい状況かもしれませんが、誠意をもって対応していけば、その想いは黒田に伝わるはずです。
 とりあえず、黒田については当分進展はなさそうですね。

 一方の新井は、ポイントとなると思われた山本前監督との対談を、すでに29日に済ませていたことが分かりました。その対談では、山本前監督が新井の気持ちに理解を示しながらも、慰留を求めたとのこと。さすがにミスター赤ヘルだけあって、カープの将来を不安に思う気持ちは人一倍強いでしょうから、新井に強く残留を求めたことと思います。後は、新井が憧れの人であり、恩師である山本前監督の言葉をどう受け止めて、残留か移籍のどちらを選ぶかですね。

 それと、新井と黒田が電話で連絡を取り合っていたことも判明しました。お互いの近況を話し合ったようですが、やはりお互いの動向が気になるのでしょうね。先ずは、新井が先に決断をすることになると思いますから、新井の選択が黒田へ影響する可能性は高いそうです。
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来期のスタッフ発表

2007年10月30日 22時52分02秒 | オフシーズン
 来期のコーチングスタッフが発表されました。退団したコーチはおらず、植田、内田コーチの2名が加入した以外は、予想通り大きな変動は無く、1,2,3軍間で多少の入れ替えが行われたくらいです。特に1軍コーチは変更が少なく、熊澤バッテリーコーチが2軍に行き、代わりに植田コーチが就任、内田打撃統括コーチが新任されただけです。昨季と比べて投手成績が落ちたことを考えれば、小林コーチと山内コーチの入れ替えなどの、てこ入れをしても良かったのではないでしょうか。もちろん、小林コーチに全責任があるという訳ではありませんが、不振だった打撃陣には内田コーチの復帰というてこ入れがあったので、投手陣も何か変化を与えても良いとおもったのですがねぇ。一番良いのは清川コーチの復帰ですかね。
 それから、道原コーチが3軍のバッテリーコーチになったのですが、3軍はケガをした選手のリハビリをするのが主だと思っていたのですが、なぜバッテリーコーチが必要なのでしょうかね。

1軍 監督     ブラウン
   ベンチ    リブジー
   打撃統括   内田順三
   打撃     小早川毅彦
   投手     小林幹英
   投手ブルペン 澤崎俊和
   内野守備走塁 高信二
   外野守備走塁 永田利則
   バッテリー  植田幸弘
   ブルペン補佐 水本勝己
2軍 監督     山崎立翔
   打撃     浅井樹
   投手     山内泰幸
   内野守備走塁 岡義朗
   外野守備走塁兼打撃補佐 朝山東洋
   バッテリー  熊澤秀浩
3軍 バッテリー  道原裕幸
   野手     阿部慶二

 契約更改交渉は保留していた末永が更改しました。今季も期待されながらケガで出遅れて、結局1軍登録なしだったので、この減俸は仕方ないところでしょうか。ケガをしない体作りが必要ですね。
  末永 800 -20% 

 黒田が明日球団と2度目のFA交渉をするようです。検査結果の報告が主になるのかもしれません。前回から大きな心境の変化はないと思いますが、どういった内容になるのか気になるところです。
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ルーキー3投手更改

2007年10月29日 23時53分11秒 | オフシーズン
 昨日、社会人出身のルーキー3投手が揃って契約を更改しました。
 青木高は5勝11敗、防御率4.77の成績で、数字的には少し寂しいですが、1年間ほぼローテーションを守ったことが評価されて、38%増を勝ち取りました。勝敗数については、打線の援護が無く負けた試合もかなりありますから、そこを考慮すれば8勝8敗くらいと考えても良いでしょう。ただ、前半戦では序盤で大量失点してしまうケースがあったため、防御率が悪いところはマイナスのイメージを与えてしまいます。また、被本塁打はリーグトップタイの21本はいけません。市民球場が狭いことを考慮しても、規定投球回数に達していない(128回1/3)のですから打たれすぎです。同じ21本の高橋尚、石井一は規定投球回数をクリアしています。しかし、後半戦はかなり修正されており、先発としての役割を果たしていましたので、妥当な評価だと思います。来期は2桁勝利、防御率3点台前半を目標にしてほしいです。後半戦の投球なら十分可能な数字のはずです。
 宮崎は3勝5敗、防御率4.83と、こちらも少し寂しいですね。カープ初の希望枠入団とのことで、期待が大きかったところもありました。前半戦はリリーフでしたが、思ったような結果が出ませんでした。中盤から本来の力を発揮し始めて、後半戦から先発に転向して結果を出しましたので、こちらも微増は妥当な評価です。まだ、制球に難があるのと、変化球に課題はありますが、潜在能力の高さは感じました。キャンプで課題克服ができれば、来期は大ブレークする可能性があると思います。

上野  1,500 ±0%
宮崎 1,600 +7%
青木高 1,800 +38%
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交流戦対策

2007年10月28日 22時34分31秒 | 日記
 去就が注目されている新井に対して球団は4年総額10億円に及ぶ大型契約を提示しているようです。しかし、新井にとって金銭面の条件は二の次であるとのこと。新井は優勝争いのできるチーム環境を求めているので当たり前でしょう。その点では、昨年の黒田と同じです。
 昨年はブラウン政権1年目で来期に向けて明るい展望が開けていたこともあり、結果的にFA権を行使せず残留しました。しかし、今季は同じ5位でも来期への大きな期待感は持てていません。もちろん、ファンとしては来期のCS進出、そして優勝を諦めた訳ではありません。パ・リーグ連覇を果たした日本ハムも前年は5位だった訳ですから。
 ただ、来季に向けて練習方法の見直しなど、早速改革に取り掛かっているところですが、やはり補強は欠かせないと思います。3年連続負け越し、特に今年惨敗した交流戦対策は必須です。そのため、前西武の植田コーチを招聘しましたが、それだけでは足りないです。1つの手としてはトレードですが、これは交渉がまとまらなければ無理です。そこで、自由契約となった選手のうち、実績のある選手を獲得するのはどうでしょうか。ヤクルトの高津獲得と言う報道もありましたが、再びメジャーを目指す可能性もあるようなので実現しないかもしれません。そこで、ロッテを自由契約となった藤田投手あたりを狙って見ても面白いと思います。リリーフとしての実績もありますので、獲得する価値はあると思います。球団にはぜひ検討してもらいたいですね。

 昨日の契約更改で喜田が更改しました。喜田は交流戦からカープに移籍してきて、活躍しましたが、夏場以降はあまり結果を残せず打率.247、3本塁打、12打点の成績でした。しかし素質は十分で、将来は主軸を打てる選手だと思っています。待望の左の大砲になってもらうために、大きく育って欲しいですね。
 尾形は微増でしたが、1年間プレーできたことが何よりです。打率.214、2本塁打、3打点という数字は寂しいですが、1年間ケガなくできたことが1番です。来期は結果を残す必要がある年になりますから、レギュラー争いに加わってもらいたいです。
尾形 1,100 +5%
 喜田 1,000 +22%
 山本芳 600 ±0
 中谷 500 +11%
 末永  保留
 天谷  保留
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新井結論出ず

2007年10月27日 23時10分07秒 | オフシーズン
 新井が球団と今オフ3度目の交渉を行いましたが、予想通りFA権を行使するかどうかの結論はでませんでした。ただ、先日語ったようにFA残留はしない方向であることを明言しました。
 新井は29日から神戸で始まる日本代表候補の自主トレに参加するため、今日が球団との最後の交渉になると思われます。球団とは話し残したことはないと語るなど、十分な話し合いが行われたようです。後は、新井がどうするのかを熟考するだけです。ただ以前、代表自主トレ中に山本前監督に相談するようなことを言っていたので、山本前監督からの助言が鍵を握るかもしれません。

 昨日から始まった日南秋季キャンプは、予告どおりのハードな内容になっているようで、午前9時から午後5時までの8時間にも及ぶ練習が行われました。また、梵など10選手が午後7時からの夜間練習を行ったようです。
 そんなキャンプで、喜田、尾形がサードの守備練習を行ったようです。捕球は問題ないようですが、連係プレーでミスが続出したとのことですが、ほとんど経験がないことを考えれば仕方ありません。新井が移籍してしまった場合を想定しての準備だと思いますが、比嘉など本職の選手も鍛えてチャンスを与えた方が良いと思います。比嘉もそろそろ出てきてもらわないといけませんから。

 森笠が27日に広島市内の病院で左足関節の手術を受けました。1週間ほどで退院し、本格的な練習再開まで6~8週間程度掛かるようです。春季キャンプには万全の状態で迎えられそうです。


 
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秋季キャンプスタート

2007年10月26日 23時15分13秒 | 日記
 今日から11月12日まで日南での秋季キャンプが始まりました。今年は昨年よりも練習量を大幅に増やして、投げ込み禁止の撤廃や夜間打撃練習を行い、徹底的に鍛えてレベルアップを図ることを明言していました。
 昨日のミーティングでブラウン監督は、多くのポジションでレギュラーは白紙であると語りました。実績のある前田でも例外ではないとのこと。これはFAでエースと4番が同時に流出する可能性があるので、現有戦力を底上げして、万が一の場合に備えるために、競争をさせて実力アップを図るということです。つまり実力でポジションを奪えということですね。確かに、新井がいなくなった場合、野手で固定できるのは栗原くらいしかいません。もちろん、前田は足の状態さえ良ければ左翼に、アレックスの契約がまとまれば中堅になると思います。その場合でも、8個のポジションのうち5個は空いていることになります。
 内田打撃コーチの復帰が正式に発表されましたので、内田コーチに指導してもらい、嶋、梵、東出を再生し、森笠、廣瀬、尾形、井生、喜田、松本、山崎など伸び悩んでいる選手をレギュラークラスに育ててもらうことで、5個(新井が残留すれば4個)のポジションを争ってほしいですね。

 若手の契約更改が始まりました。初日は前田健、森、上村の3人が交渉を行い、3人とも現状維持でサインしました。前田健は2軍でローテ入りして実績を積んだので、来期は1軍昇格、そしてプロ初勝利を期待したいところです。
 また、上村も木村一がいなくなったことで、第3捕手として1軍を狙える立場になりました。捕手では珍しいスイッチヒッターなので、この特徴を活かして1軍昇格を目指してほしいですね。

 前田健 800万円 ±0%
 森   650万円 ±0% 
 上村  620万円 ±0%
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チーム強化

2007年10月25日 23時24分17秒 | オフシーズン
 新井が去就問題について、FA宣言しての残留はしない考えであることを明かしました。
球団側は昨年の黒田に続いて、FA宣言後でも残留を認めることを表明していますが、その特権は使わないとのこと。
 と言う事は、FA宣言すれば移籍となる可能性が非常に高くなりました。新井は特権を認めてもらえたことで、球団の誠意を十分に感じたとのこと。その誠意に答えるためには、残留の場合には権利行使しないことと考えているようです。
 単に金銭面での条件を考えるのであれば、宣言して他球団と交渉してから移籍か残留を考えるはずですが、それ以上に野球人として、今後どこでプレーすることがベストなのかを考えているのが伝わってきます。これは昨年の黒田と同じですね。
 確かに今のカープは強くありませんが、新井は地元出身であることもあり、チームにとても愛着があるはずで、ファンも新井には大きな期待をもって声援を送っています。今後のプレー環境として、他球団と比較してもこれ以上のところはありません。ただ、今のチームは強いとは言えませんが、球団としては、地道ながらチーム強化の姿勢を見せています。今のところ、交流戦対策として植田コーチの招聘、打撃陣強化のため内田コーチの復帰です。今後は、大学・社会人ドラフト、新外国人選手獲得もあると思います。こうした強化策を活かして、新井がチームを引っ張っていって優勝争いができるチームにしていってほしいですね。選手の力はあると思っているので、そんなに時間は掛からないと思います。
 
 
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内田打撃コーチ復帰

2007年10月24日 23時45分22秒 | オフシーズン
 今季、巨人の1軍打撃コーチだった内田コーチがカープのコーチに復帰することが明らかになりました。小早川コーチとともに1軍打撃コーチを担当するようで、近日中に正式契約を結び、日南での秋季キャンプに合流する予定のようです。
 内田コーチは83年~93年まで広島、94年から02年まで巨人、そして03年~05年は再び広島で指導し、06年~今季まで巨人の打撃コーチに就任しており、プロ入り後一度もユニフォームを脱いだことがないと言うのは驚きです。
 カープでは前田、江藤、金本らを育て、ビッグレッドマシーンと呼ばれた12球団一の強力打線を育て、記憶に新しいところでは嶋が大ブレークし、首位打者を獲得するなど、育成に関しての手腕は実証済です。
 去年、今年と打撃陣が不甲斐ない結果に終わっており、伸び悩みが目立つ中堅選手が多いので、熱血指導をしてもらい、強力打線復活と行きたいですね。

 球団は森笠選手が26日に広島市内の病院に入院し、27日に左足関節骨棘切除の手術を受けると発表しました。昨年黒田が受けたクリーニング手術と同じもので、深刻な状態ではなく、来春のキャンプには十分間に合うようです。足の痛みが引かないため、手術で万全の状態にするとのこと。
 先日の栗原も同じですが、栗原は来期に向けて今秋からトレーニングをしたいとのことで、手術を回避しました。どちらが良いのか分かりませんが、2人とも来期に賭ける思いが伝わってきますね。
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秋季キャンプのメンバー

2007年10月23日 21時56分06秒 | 日記
 昨日発表された秋季キャンプ参加メンバーを見ていると、ベテランなどの一部を除いた1軍クラスが大半を占めていました。これは1軍半クラスの若手の底上げよりも、来シーズンCS進出のために1軍選手のレベルアップを図ることを狙っているためです。

 その中で目に付いたのは、ベテラン緒方とルーキー前田健です。緒方は今季ケガでシーズンの大半を棒に振ってしまい、不本意な成績だったので、来期巻き返すための体作りを行うための志願参加です。緒方の来期に賭ける思いが伝わってきます。また、緒方が参加し、精力的に動けば若手(中堅?)選手にも良い刺激になるでしょうから、相乗効果で更なるレベルアップが望めます。
 前田健は参加する投手の中では、唯一今季1軍登録されていません。それでも呼ばれたと言うことは、それだけ期待が大きいということですね。今季はウエスタンでローテを守り、5勝を挙げるなど実績を作ったので、来期は1軍での活躍を期待したいところです。前田健が1軍に定着、そしてローテ争いに加われば投手力は大きくアップするはずです。そのためにも、秋季キャンプでしっかりと力を付けてもらいたいですね。

 黒田が米国で右ひじの検査を受け、異常なしと診断されたと発表されました。米大リーグのワールドシリーズを観戦し、今月末に帰国する予定です。これで後は、来期の去就問題に焦点が集まります。黒田はメジャーを直に見て、感じるものがあるでしょうが、残留という結論を出してくれることを祈りましょう。
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植田バッテリーコーチ就任

2007年10月22日 23時55分29秒 | オフシーズン
 球団から植田幸弘氏のバッテリーコーチ就任が発表されました。植田氏は83年広島に入団し、94年に西武へ移籍しました。04年から今季まで西武でバッテリーコーチを務めていました。26日からの日南キャンプにも同行するとのことなので、1軍コーチに就任するということですね。と言う事は、熊澤コーチはどうなるのでしょうか。近々、来期のスタッフが発表されるようなので、そこでハッキリしますね。
 植田コーチには倉、石原の更なるレベルアップと2人に続く捕手を育ててほしいですね。
 
 昨日書いた高校生ドラフト3巡目指名の丸が仮契約をしました。最初はプロで戦える体作りをして、新球場での活躍を期待したいですね。
 これで残るは1巡目の安部だけです。昨日の交渉で条件提示まで行かなかったのは、最初から決まっていたことのようです。次回には契約までいけるでしょうね。

 プロ野球コミッショナー事務局は、2007年度のフリーエージェント(FA)有資格者を発表しました。カープで新たに権利を取得したのは新井だけです。その新井はまだ権利行使について悩んでいるようですが、29日の代表候補の自主トレ召集までに決めると言っていたので、今週後半くらいに3回目の球団との交渉があると思われます。後は、そこでどのような結論がでるかです。良い結論が出ることを祈るしかありません。
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