カープな毎日

カープファンのひとりごと。

投手陣が踏ん張って阪神に競り勝ち今季初の6連勝

2021年09月30日 22時53分12秒 | 試合結果

広島 010 200 110 5
阪神 200 100 100 4
勝利投手:ケムナ2勝1敗
敗戦投手:岩崎2勝4敗1S
セーブ:栗林1敗28S
本塁打:[広島]鈴木誠31号、鈴木誠32号、小園4号
    [阪神]小野寺1号

 先発の玉村は、初回に連打などで1死2,3塁とされると、大山の犠飛で1点を失い、さらに林が邪飛を落球後、松山の野選で1死満塁となり、サンズの犠飛で2点目をうしないました。なおも四球で2死満塁のピンチでしたが、坂本を左飛に打ち取って追加点は与えませんでした。

 打線は2回に鈴木誠が本塁打を放って1点を返すと、4回には1死2塁から鈴木誠が2打席連続となる2点本塁打を放って逆転に成功しましたが、玉村は、2回と3回は走者を出しながらも無失点に抑えるも、逆転した直後の4回に小野寺に本塁打を浴びて同点に追いつかれました。

 それでも、打線が7回に1死2,3塁として代打會澤の犠飛で1点を挙げて勝ち越しましたが、玉村は、5回と6回を無失点に抑えて、6回を投げて5安打3失点でマウンドを降りるも、7回に登板したケムナが2死2塁からマルテに適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 しかし、8回に小園が本塁打を放って再び勝ち越しに成功すると、8回裏は森浦が安打と盗塁で無死2塁のピンチを招くも、サンズ、小野寺、代打糸井を抑えて無失点で凌ぎました。

 9回に安打と盗塁に悪送球も絡んで1死3塁の追加点機作るも、菊池涼と會澤が抑えられて無得点に終わりましたが、9回を栗林が安打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも、大山を遊ゴロに打ち取って無失点に抑え、阪神を3タテして、チームは今季最長の6連勝となりました。

 

 阪神との競り合いとなった試合ですが、打線は苦手の西勇に6回まで4安打に抑えられて、得点は鈴木誠の2本塁打による3得点にとどまる一方で、玉村は初回に味方の拙守にも足を引っ張られて2点を失うと、その後も5回まで毎回走者を背負う苦しい投球が続き、全体的には阪神に押され気味の展開でした。それでも玉村は粘りの投球で2回から6回までを小野寺の本塁打による1失点に抑えました。この粘りが7回の會澤の犠飛と8回の小園の本塁打を呼び込んだと思います。

 そして9回に登板した栗林も、味方が9回表に敵失からもらった1死3塁の絶好機を活かせず、少し嫌な雰囲気になった場面での登板で、1死後近本に安打を打たれて、中野、マルテ、大山と続く打順だったので、心配しましたが、中野を三振、マルテは四球を与えるも、大山を遊ゴロに打ち取ってリードを守りきりったところは素晴らしかったです。

 8回を無失点に抑えた森浦も含めて、投手陣が9安打を浴びながらも3失点で踏ん張ったからこそ、阪神を3タテして今季初の6連勝に繋がったと思います。今日のように投手が守り切る野球をシーズン最後まで続けてほしいですね。

 

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投手陣がピンチで粘り

2021年09月29日 22時59分22秒 | 試合結果

広島 101 100 032 8
阪神 000 110 000 2
勝利投手:九里10勝7敗
敗戦投手:青柳10勝5敗
本塁打:[広島]小園3号、坂倉11号

 青柳対策として、1番羽月、7番田中広、8番大盛を起用して、左打者を7人起用すると、初回に羽月の安打をきっかけに2死1,2塁として、坂倉が適時2塁打を放って先制点を挙げると、3回は小園、4回には坂倉がそれぞれ本塁打を放って追加点を挙げました。

 先発の九里は、初回に無死1塁で中野を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取ると、2回と3回は無安打に抑えるも、4回に2塁打などで1死3塁とされ、大山に適時内野安打を浴びて1点を失い、なおも安打で1死1,2塁のピンチでしたが、糸原とサンズを凡打に抑えて1失点で凌ぎました。しかし、続く5回にも無死3塁とされ、1死後に近本に適時打を浴びて1点を失って1点を失いました。

 1点差に追い上げられた直後の6回に無死1,2塁の追加点機を作りましたが、坂倉が左飛、林と田中広が連続三振に倒れて追加点を奪えないと、6回裏に九里が2安打と林の失策で1死満塁の大ピンチを迎えるも、梅野を一邪飛、代打原口を中飛に打ち取って無失点で凌いでリードを守り、6回を投げて8安打2失点でマウンドを降りました。

 7回からは島内がマウンドに上がり、2死後に連打で1,2塁のピンチを招いたところで、バードに交代すると四球で満塁とピンチを拡大させてしまいましたが、糸井を三振に斬って無失点で切り抜けました。

 8回2死後に安打と四球で1,2塁として、代打松山が適時打を放つと、さらに暴投で2,3塁となり、大盛が2点適時打を放って、この回3点を挙げてリードを4点に広げました。さらに9回にも1死満塁から暴投と安部の犠飛で2点を加えて試合を決めました。

 8回は森浦が、9回は菊池保がそれぞれ三者凡退に抑えてチームは今季最長タイの5連勝となり、九里は自身初の10勝目を挙げました。

 

 打線は序盤から着実に得点を重ねて3点を挙げるも、九里が4回と5回に1点ずつを失い1点差まで追い上げられ、打線は6回に無死1,2塁の追加点機を逃して、試合の流れが阪神に傾きかけ、九里が6回に1死満塁の一打逆転のピンチを迎えましたが、ここで踏ん張り、梅野と原口を抑えて無失点で切り抜けました。

 続く7回にも島内がピンチを招き、バードがピンチを拡大させてしまいましたが、何とか糸井を三振に抑えてリードを守り切ると共に試合の流れを阪神に渡しませんでした。

 この6回と7回の2度の満塁のピンチを凌ぎ切ったことで、試合の流れが再びカープに傾き、8回の追加点に繋がりました。ピンチを迎えても、そこで踏ん張って抑えることが勝敗に直結することを実感した試合でした。明日の玉村にも九里のようなピッチングを期待したいですね。

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床田が6回無失点に抑えてチームは4連勝

2021年09月28日 22時53分43秒 | 試合結果

広島 000 110 000 2
阪神 000 000 000 0
勝利投手:床田5勝3敗
敗戦投手:秋山10勝6敗
セーブ:栗林1敗27S
本塁打:[広島]鈴木誠30号

 先発の床田は、2回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、サンズを左飛、佐藤輝と梅野を連続三振に斬って無失点で凌ぎました。

 打線は、3回に安打と敵失で1死2,3塁のチャンスを貰いながら、上本と小園が連続三振に倒れて得点を奪えませんでしたが、4回1死後に鈴木誠が本塁打を放って先制点を挙げると、続く5回には2塁打と敵失で無死1,3塁として、上本の犠飛で1点を追加しました。なおも安打などで2死1,3塁の追加点機でしたが、鈴木誠が二飛に倒れて追加点は奪えませんでした。

 床田は、3回から5回まで無安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませず、6回に2塁打と四球などで1死1,3塁のピンチを招くも、大山を投ゴロ、糸原を投直に抑えて得点を与えず、6回を投げて2安打無失点に抑える好投でした。

 打線は、6回以降1安打に封じられ追加点を奪えませんでしたが、7回は島内が三者凡退に、8回はケムナが1四球無失点に抑えると、9回は栗林が1四球無失点で締めて、チームは4連勝となり、栗林は10試合連続セーブで連続試合セーブの新人記録を更新しました。

 

 阪神先発は天敵の秋山ということで、味方の大量援護は難しく投手戦が予想された一戦でした。阪神に先制点を奪われると、試合の主導権を握られて苦戦する試合展開となるだけに、絶対に先制点を与えられない状況で床田が踏ん張ったことが、今日の勝因でしょう。

 2回の無死1,2塁で2者連続三振を奪うなど後続をきっちりと断つと、その後は力強い直球に変化球を効果的に使って、阪神打線を3イニング連続無安打に抑えて付け入る隙を与えませんでした。

 さらに2点リードの6回にも1死1,3塁のピンチを招きましたが、大山と糸原のクリーンアップを抑えました。次の1点が入ったチームが試合の流れを掴む展開だったことから、この6回を抑えたのも素晴らしかったと思います。

 天敵秋山に投げ勝った床田は、間違いなくローテの柱になったと思います。今季最後までこの投球を続けて、来季に繋げてほしいですね。

 

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大乱打戦を制して3連勝で5位浮上

2021年09月26日 21時22分15秒 | 試合結果

広  島 000 111 304 10
DeNA 020 001 410 8
勝利投手:菊池保2勝
敗戦投手:山﨑3勝2敗1S
セーブ:栗林1敗26S
本塁打:[広島]菊池涼15号、林7号
    [DeNA]牧19号、オースティン27号

 先発の森下は、2回に四球で走者を出して、牧に2点本塁打を浴びて先制を許してしまいましたが、3回までパーフェクトに抑えられていた打線が、4回に連続長短打で無死1,3塁として西川の適時打で1点を返すも、続く鈴木誠が右飛、坂倉が併殺に倒れてしまいました。

 しかし、5回に菊池涼が本塁打を放って同点に追いつくと、続く6回には2死3塁から坂倉の適時内野安打で勝ち越しに成功しました。

 森下は、内野安打2本と四球で1死満塁のピンチを招くも、大和を併殺に打ち取って無失点で凌ぎましたが、勝ち越した直後の6回に2長短打と四球で2死満塁のピンチを迎えて、代打楠本に押し出し四球を与えて同点に追いつかれてしまい、6回を投げて6安打4四球3失点でマウンドを降りました。

 それでも直後の7回に林が本塁打を放ち再び勝ち越すと、2死後に連打で2,3塁として西川が2点適時打を放ってリードを3点に広げましたが、7回裏に代わった塹江が連打と菊池涼の悪送球で無死満塁のピンチをを迎え、オースティンに満塁本塁打を浴びて逆転されてしまいました。さらに8回には安打と四球で1死1,2塁のピンチを招き、代わったバードが2死1,3塁とされて佐野に適時打を浴びて、痛恨の追加点を失ってしまいました。なおも2死1,3塁のピンチでしたが、菊池保がオースティンを中飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 ところが、9回に2安打と敵失で1死満塁のチャンスを作ると、鈴木誠が2点適時打を放って同点に追いつき、坂倉の四球で再び満塁として、菊池涼が2点適時打を放って、この回4得点で逆転に成功しました。

 9回は栗林が、1安打無失点に抑えてDeNAとの大乱打戦を制して3連勝となり、5位に浮上しました。さらに栗林が26S目を挙げて、球団の新人最多セーブ記録を更新するとともに、9試合連続セーブとなり新人連続セーブ記録にも並びました。

 

 打線が驚異的な粘りを発揮して3度試合をひっくり返してDeNAとの乱打戦を制しました。森下が先制されるも、着実に得点を重ねて逆転に成功すると、森下が押し出し四球で同点に追いつかれて嫌な雰囲気になりかけた直後に3点を挙げて再びリードを奪いました。

 3点リードを奪ったことで試合の流れを掴み、このまま逃げ切れると思われましたが、塹江が失策も絡んで逆転満塁本塁打を浴びてしまい、さらに8回には島内も失点を重ねて、完全に試合の流れがDeNA傾いてしまい敗戦ムードが漂いました。

 しかし、9回1死後に代打松山が安打で出塁すると、続く小園の投ゴロが敵失となり好機拡大して、西川が安打で繋いで満塁となりましたが、この西川の安打が大きかったです。この安打が打線に勢いを付けて、鈴木誠と菊池涼の適時打を呼び込んだと思います。もちろん、投手陣が失点しても諦めずに得点を重ねていたことも、この逆転の伏線となっていたと思われ、これは森下を勝たせたいという思いがチームを一つにしたのではないでしょうか。

 今日のようにチームが一つとなった粘り強い攻撃こそが、3連覇時にできていたことであり、今のカープに必要なことだと思います。シーズンも残り少ないですが、チーム一丸の粘り強い攻撃で少しでも多く白星を挙げて、来季に繋げてほしいですね。 

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栗林が球団新人最多セーブ記録に並ぶ

2021年09月25日 22時53分36秒 | 試合結果

広  島 001 011 000 3
DeNA 002 000 000 2
勝利投手:高橋昂4勝6敗
敗戦投手:ピープルズ2勝4敗
セーブ:栗林1敗25S
本塁打:[広島]會澤3号

 初回に1死1,2塁の先制機を作るも、鈴木誠が三振、坂倉が三飛に倒れて無得点に終わると、2回1死1,2塁では高橋昂のが犠打が併殺となってチャンスを潰してしまいました。それでも3回に無死1,3塁として西川の併殺の間に1点を挙げて先制しました。

 先発の高橋昂は、初回に2塁打と捕逸に四球で2死1,3塁のピンチを招くも、宮崎を二飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、先制した直後の3回に2死1,3塁からオースティンに適時2塁打を浴びて同点とされ、さらに四球で満塁として牧に適時打を浴びて勝ち越しを許しましたが、中堅大盛が2走オースティンを本塁で刺して追加点を与えませんでした。

 1点を追う5回に1死1塁から西川が2塁打を放つも、一走大盛が本塁でアウトになってしまい、チャンスが潰えたかたと思われましたが、2死2塁から鈴木誠が適時2塁打を放って同点に追いつきました。

 さらに6回2死後に會澤が本塁打を放って勝ち越しに成功しましたが、7回2死2塁では鈴木誠が二飛に倒れ、8回1死1塁は菊池涼が併殺、9回無死1塁では代打三好が犠打を決められず、追加点を奪えませんでした。

 高橋昂は、4回にも2死1,2塁のピンチを迎えましたが、柴田を左飛に打ち取って無失点で凌ぐと、5回と6回は三者凡退に抑えて、6回を投げて6安打2失点でマウンドを降りました。

 7回は島内がいきなり先頭打者に四球を与えるも、後続を断って無失点で凌ぐと、8回はケムナが1死1,2塁のピンチを招きながらも、牧と大和を凡打に打ち取って無失点で凌ぎました。

 9回は栗林が四球と安打で1死、2塁のピンチを招くも、柴田を三振、代打関根を遊ゴロに打ち取って1点のリードを守り切ってDeNAに逆転勝ちして、チームは連勝し、栗林は25S目を挙げて球団の新人最多セーブ記録に並びました。

 

 

打線は、毎回走者を出して11安打を放つも、3得点と拙攻を繰り返していましたが、先発の高橋昂が粘りの投球で6回を2失点に抑えて試合の流れをDeNAに渡さず、島内、ケムナ、栗林が走者を出しながらも最少得点差を守り切って逃げ切り、投手陣が良く踏ん張った試合でした。

 初回のピンチを無失点で凌ぐも、3回に2四球も絡んで逆転を許しましたが、中堅大盛の好返球に助けられて2失点で踏ん張ると、4回のピンチを無失点で切り抜け、5回と6回は三者凡退に抑えてDeNAに反撃の糸口を与えませんでした。

 打線が拙攻を繰り返して、いつ流れがDeNAに傾いてもおかしくない試合でしたが、投手陣の踏ん張りが光って逃げ切りました。今日のように投手陣が踏ん張って僅差の試合を勝ち切ることができるようなチームになってほしいですね。

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大瀬良が投打で連敗ストップに導く

2021年09月24日 21時19分15秒 | 試合結果

広  島 003 020 103 9
DeNA 010 000 010 2
勝利投手:大瀬良7勝5敗
敗戦投手:宮國1勝1敗
本塁打:[広島]小園2号
    [DeNA]宮﨑13号

 打線は、初回に2死1,2塁の先制機を作るも、坂倉が投ゴロに倒れて無得点に終わると、先発の大瀬良は、2回先頭の宮崎に本塁打を打たれて先制を許しました。

 しかし、直後の3回に大瀬良の安打と犠打で1死1,3塁として、西川の二ゴロで同点に追いつきました。さらに四球で2死1,2塁として坂倉が2点適時2塁打を放って勝ち越しました。

 5回には無死1塁から小園が2点本塁打を放って追加点を挙げるも、その後の無死1塁では鈴木誠が併殺、6回1死1塁は會澤が併殺に倒れて追加点を奪えませんでしたが、7回2死後に連打で1,3塁として、鈴木誠の遊ゴロが敵失となって1点を貰いました。

 大瀬良は、3回から7回まで無安打2四死球で2塁さえ踏ませない好投でしたが、8回2死2塁で佐野に適時打を浴びて1点を失い、さらに安打で2死1,3塁のピンチを招いたところでマウンドをケムナに譲りました。代わったケムナは、宮崎を中飛に打ち取って追加点を与えず、大瀬良は7回2/3を投げて6安打2失点でした。

 4点差に追い上げられた9回には、無死1,2塁から小園、西川の連続適時短長打に鈴木誠の犠飛で3点を追加して試合を決めました。

 9回は島内が1安打無失点に抑え、DeNAに快勝してチームの連敗を2で止めました。

 

 大瀬良は強力DeNA打線を7回まで3安打1失点に抑える好投で、疲れが出た8回に捕まってしまいましたが、8回途中まで2失点とエースとしての役割をしっかりと果たしました。さらに打撃でも先制された直後の3回に安打を放ってチャンスメイクして、逆転のきっかけを作りました。

 打線は初回に2死1,2塁の先制機を作りながら、坂倉が投ゴロに倒れる最近の拙攻パターンを繰り返すと、2回に宮崎に先制本塁打を浴びてしまい、嫌な空気が漂い始めました。

 しかし、ここで大瀬良が安打を放って打線を鼓舞すると、続く大盛がしっかりと犠打を決め、小園が安打で続いて好機拡大したことで同点に追いつき、チームを覆っていた重苦しい空気を払拭し、坂倉の勝ち越し打を呼び込みました。

 この3点が打線に火を付けて、着実に得点を重ねて14安打で9点を挙げました。この試合をきっかけに打線が上向くことを期待したいですね。

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2試合連続零封負けで借金17

2021年09月23日 20時26分41秒 | 試合結果

巨人 022 001 000 5
広島 000 000 000 0
勝利投手:髙橋11勝5敗
敗戦投手:玉村2勝7敗
本塁打:[巨人]中田2号、坂本18号、ウィーラー13号

 先発した玉村は、2回2死1塁から中田に2点本塁打を浴びて先制を許すと、続く3回に自らの悪送球で走者を出すと2死3塁とされて坂本勇にも2点本塁打を浴びて追加点を与えてしまいました。

 4回は2死後に四球と安打で1,2塁のピンチを招くも、高橋を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、6回1死後にウィーラーに本塁打を浴びて、6回を投げて5安打5失点で降板しました。

 7回はバードが2死1,2塁のピンチを招きながらも、岡本和を三振に斬って無失点で凌ぐと、8回は1安打無失点、9回はケムナが三者凡退に抑えて追加点を与えませんでした。 

 しかし、打線が巨人先発の高橋に3回まで内野安打の1安打に抑えられて2塁さえ踏めず、4回は2死後に鈴木誠の2塁打で初めて得点圏に走者を進めるも、坂倉が右飛に倒れてしまうと、6回には2四球と安打で2死満塁の好機を作りながら、坂倉が中飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 7回以降も巨人中継ぎ陣に1安打1四球に抑えられて2塁さえ踏めず、散発4安打無得点で2試合連続の零敗を喫して、チームは連敗で借金は今季最多の17となりました。

 

 先発の玉村は、2回、3回と2イニング連続して2死後に本塁打を浴びて、試合の主導権を手放してしまいました。

 2回の中田の本塁打は、2死1塁で本塁打を気を付けないといけない場面で、高めの球を捉えられており、もったいない投球でした。さらに3回は自身の悪送球により出した走者を置いて、2死後に本塁打を浴びており、悪送球が無ければこの2失点も防げた失点であるとともに、絶対に無失点で凌がないといけない場面でした。

 玉村は、今日のように要所で本塁打を打たれることが多いと思います。ピンチはもちろん長打警戒の場面で、しっかりと低めに投げ切る投球ができないと、白星手にできないのはもちろん、ローテに残ることもできないと思います。残りの登板試合も少なくなってきたので、残りの試合では修正した投球を見せてほしいですね。

 一方の打線は2試合連続零封と元気がありません。今日は4回と6回に得点機を作りましたが、ともに坂倉が凡退してしまいました。坂倉は打撃状態が良くないのは明らかで、得点力不足の大きな原因になっています。また、小園、林も一時の勢いがなく、若手野手は疲労もあって、揃って1軍の試合に出続ける難しさを実感していると思います。

 単純にチームの勝利を優先させるのであれば、坂倉、小園、林をスタメンかた外して、松山、田中広、安部らを起用すれば良いと思いますが、首脳陣は来季以降を見据えて、経験を積ませていると思います。

 3人には首脳陣の期待に応えて1軍の壁を乗り越え、一回り大きく成長して、来季は1年間不動のスタメンを張ってほしいですね。

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九里が3回途中7失点KOされ大敗

2021年09月22日 22時44分00秒 | 試合結果

巨人 205 000 060 13 
広島 000 000 000 0
勝利投手:戸郷9勝6敗
敗戦投手:九里9勝7敗

 中12日で先発した九里は、初回に菊池涼の失策と安打などで1死2,3塁のピンチを迎えると、岡本和に2点適時打を浴びて先制を許すと、3回には1死後に四球を与えて1死1塁から坂本に適時打を浴びると、さらに四球で1死満塁として中田の押し出し四球、丸の適時打、大城の犠飛、戸郷の内野安打を林が悪送球して、一気に5点でを失って、マウンドをコルニエルに譲りました。代わったコルニエルは吉川を抑えたことから、九里は2回2/3を投げて6安打2四球7失点でした。

 コルニエルは、4回に無死1,2塁のピンチを招くも、岡本和を併殺に打ち取るなど後続を断ち、2回を無失点に抑えると、6回は菊池保が無死2塁のピンチを迎えるも、松原、坂本勇、岡本和を凡打に打ち取って無失点で凌ぎました。

 7回は森浦が登板して2死1,2塁とされながらも、戸郷を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、8回に登板したバードが2四球と安打で無死満塁のピンチを招き、岡本和とハイネマンに連続押し出し四死球を与えると、1死後には丸と代打ウィーラーに連続適時長短打を浴びるなど、1/3回を3安打4四死球6失点の大炎上でした。

 打線は、初回に無死1塁から小園が併殺に倒れて反撃の流れを止めると、4回には連続四球と安打で1死満塁としながら、林と菊池涼が連続三振倒れてしまい、得点を挙げられませんでした。

 5回以降は散発3安打に抑えられて2塁さえ踏むことができず、6安打零封されて、巨人に大敗を喫してしまいまいした。

 

 九里が大乱調だったことが敗因ですが、中12日と登板間隔が空いていたことで調整が難しかったかもしれませんが、これで2試合連続で5回持たずに降板となりました。タフな九里と言えども疲れが出てきたのかもしれません。シーズンも終盤に差し掛かったところなのでもうひと踏ん張りして、自身初の2桁勝利を達成してほしいです。

 一方で打線は、序盤に九里が大量失点したため、大味な攻撃になってしまうのは仕方ありませんが、2度の反撃機を活かすことができず零封されてしまいました。まずは2点を追う初回の無死1塁で小園が投ゴロ併殺に倒れて、しばらく白星から遠ざかっていた戸郷を助けて、リズムに乗せてしまいました。

 この場面は2点を追うので犠打は無いと思いますが、せめて粘るなりして戸郷を苦しめてほしいところでした。簡単に投ゴロに終わったことは残念でした。

 そして7点を追う4回には戸郷が連続四球と安打で1死満塁と崩れかけたところでしたが、林と菊池涼が三振に倒れてしまいました。7点差とはいえ、まだ試合中盤であり2点か3点返していれば、後半に向けて反撃の流れを作ることができた場面だったと思います。

 結局、2度の反撃機をの逃したことで、一方的な大敗となってしまい無残な結果となりました。ただ、ここまで一方的な展開であれば、気分の切り替えもし易いと思うので、明日は心機一転でカード勝ち越しを目指してほしいですね。

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床田がプロ初完封でチームの連敗を止める

2021年09月21日 22時10分13秒 | 試合結果

巨人 000 000 000 0
広島 000 002 00X 2
勝利投手:床田4勝3敗
敗戦投手:山口2勝6敗

 先発の床田は、2回に1死1,2塁のピンチを招くも、ハイネマンを右飛、小林を中飛に抑えて無失点で切り抜けると、3回1死1,2塁では坂本を右飛、岡本和を一飛に打ち取り、4回1死1,2塁は小林を併殺に打ち取って、再三のピンチを無失点で凌ぎました。

 打線は、初回に無死1塁で小園が犠打失敗、西川が併殺に倒れてしまうと、2回の2死1,2塁では會澤が三振、3回1死1塁は小園が一直併殺に倒れるなど5回まで毎回走者を出しながらも得点を奪えませんでした。

 6回1死後に安打と四球で1,2塁として、鈴木誠と坂倉の連続適時打で2点を先制し、なおも1死1,2塁の追加点機でしたが、代打長野と菊池涼が連続三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 8回にも2死2塁の追加点機を作りましたが、坂倉が中飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 床田は、5回から9回までを1安打1死球に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らしい投球で、6安打2四死球9奪三振でプロ初完封を挙げて、チームの連敗を2で止めました。

 

 床田は、味方打線が序盤に拙攻を繰り返す悪い流れの中、序盤は毎回のようにピンチを迎えましたが、粘り強く丁寧な投球で後続を断って無失点で凌ぐと、中盤以降は力強い直球にキレの良い変化球で巨人打線を翻弄して、付け入る隙を与えませんでした。

 床田は8回を終えて115球を投げており、セーブ機会であることから栗林に交代すると思われましたが、続投して9回もマウンドに上がるも、いきなり小園の失策で走者を背負い嫌な流れになりかけましたが、中田を中飛に打ち取ると、ハイネマンの当たりを中堅上本が好捕して床田を盛り立て、最後は前回の対戦で決勝弾を浴びた小林を三振に斬って完封勝利を挙げました。

 9回は小園が失策したところで、今までの床田であれば崩れていたかもしれませんが、今日は「前回やられているので絶対にやり返そうと思っていた」との言葉通り絶対に抑えてやるという強い思いが感じられて、バックもその思いに応えて上本の好守が生まれたと思います。

 床田が再昇格後、4試合連続の好投と今の先発陣で最も安定感があります。このままシーズン最後まで継続させて、来季の飛躍に繋げてほしいですね。

 

 

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森下8回2失点も引き分け

2021年09月20日 20時42分40秒 | 試合結果

広島 000 020 000 2
ヤクルト 000 000 020 2
本塁打:[広島]石原3号、菊池涼14号

 打線は、野間が下半身のコンディション不良により欠場したこともあり、1番西川、3番正随を起用するも、2回1死1塁で石原が併殺、3回は2死2塁で西川が遊ゴロ、4回無死1塁では正随が併殺と拙攻の連続でした。

 しかし、5回に石原と菊池涼が連続本塁打を放って2点を先制しました。

 8回は無死2塁の追加点機を作りましたが、森下が犠打失敗して1死1塁となるも、西川が安打で繋いで1死1,2塁と再び追加点機を作りながら、小園が二ゴロ、途中出場の上本が投ゴロに倒れて無得点に終わりました。

 先発の森下は、久々に石原とバッテリーを組むと、初回1死1塁では山田を三振、村上を投ゴロに打ち取ってピンチの芽を摘み取り、2回は安打と犠打で1死2塁とされるも、サンタナを中飛、元山を一ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 3回から7回までは1安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投でしたが、8回1死後に連打で1,2塁とされると、塩見と青木に連続適時打を浴びて2点を失って同点に追いつかれ、なおも1死1,2塁のピンチでしたが、山田と村上を抑えて追加点は許さず、7回を7安打2失点でマウンドを降りました。

 9回は無死1塁で坂倉と代打安部が連続三振、菊池涼が遊ゴロに倒れて活かすことができませんでした。

 9回裏はケムナが登板して、1死後に連打で1,2塁のピンチを招きましたが、代打荒木と山崎を連続三振に斬って無失点で凌いで引き分けに持ち込みました。

 

 森下は、中5日での登板でしたが、立ち上がりのピンチを無失点で凌ぐと、その後は力強い直球と切れの良い変化球をテンポ良く投げてヤクルト打線を3回から7回までほぼ完璧に抑えました。8回は疲れが出たと思われ4連打を浴びて2点を失ってしまいましたが、本来の森下らしい投球だったと思います。

 ここ最近の森下は制球に苦しみ、テンポも悪く、苦しい投球が続いていましたが、今日はようやく本来の姿を取り戻したと思います。何か調整方法を変えたこともないと思われ、違うのはバッテリーを組んだのが石原だったということくらいです。と言うことは、やはり會澤とは相性が良くないのかもしれないので、會澤と比べると打撃では劣るかもしれませんが、それ以上に投球が内容が大切だと思うので、これからは石原とコンビを組ませてほしいですね。

 森下の投球内容が良くない試合が続いて心配でしたが、原因が分かって安心しました。

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