カープな毎日

カープファンのひとりごと。

石井引退試合で2安打

2012年09月30日 21時19分20秒 | 試合結果
阪神 000 200 000 2
広島 000 010 000 1
勝利投手:メッセンジャー9勝11敗
敗戦投手:野村9勝11敗

 石井琢朗の引退試合という注目を集める一戦の先発は2ケタ勝利を目指す野村でした。しかし、今日は球のキレが悪く、制球も甘いなど本来の状態とは程遠い状態でした。
 初回にいきなり四球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えてしまいましたが、鳥谷、新井良、金本を打ち取り無失点で凌ぎました。
 2回と3回は三者凡退に抑えるも、4回に2死から金本に安打を打たれると、森田に3塁打、伊藤隼に安打を打たれて2点を奪われてしまいました。更に連打で満塁とされてしまいましたが、代打の俊介を三振に抑えて追加点は与えませんでした。
 野村は5回を投げて7安打2失点で降板し、またも10勝目は成りませんでした。

 打線は初回に石井と丸の安打で1死1,3塁とするも、エルドレッドが併殺に倒れて先制機を逃してしまい、先制された直後の4回には、2安打で2死1,2塁とするも、安部が二ゴロに倒れて無得点に終わりました。
 5回に石原の安打と、代打東出と石井の四球で無死満として代打前田智を起用するも、二ゴロ併殺となり、その間に1点を返しただけで追いつくことはできませんでした。
 更に6回には敵失に暴投で1死2塁のチャンスを貰いながら、堂林が三振、安部が遊ゴロと後が続きませんでした。

 6回からは中崎が2イニングを完ぺきの抑え、8回からは今村が2イニングを無失点に抑えて打線の援護を待ちました。
 9回に打線が意地を見せて、安打と四球で1死1,2塁とすると、東出が犠打を決めて2死2,3塁の一打逆転サヨナラの場面で、石井に打席を回しました。石井は1-2からの高めの直球を打ち上げて、右飛に倒れて残念ながら引退試合を白星で飾ることはできませんでした。

 野村は11敗目を喫してしまいました。残りの登板は1試合と思われます。最終登板で2ケタ勝利を掴んでほしいですね。


 タクローは1番遊撃で先発出場するとフル出場して、5打数2安打1四球1三振でした。初回は左前打を放って、得点には繋がりませんでしたが先制機を演出しました。
 3回の第2打席は三振しましたが、5回無死1,2塁ではしっかりとボールを見極めて四球を選んで無死満塁とチャンスを拡大させました。
 7回にも安打を放つと、9回には2死2,3塁の最大の見せ場で最終打席が回り、引退試合でのサヨナラ打の期待が高まりましたが、右飛に倒れました。
 今日のプレーを見ると、まだまだ現役でやれるのでは?と思えます。というより、カープの若手野手には攻守で見習ってほしいプレーが満載でした。やはり、CS争いの佳境でタクローを昇格させるべきだったと改めて思いました。

 試合後のセレモニーでのあいさつでは、カープでもうひと花咲かせるためにやってきたが、思うように咲かせることができなかったとのことでしたが、タクローは十分に花を咲かせたと思います。カープの選手達がその花を育てられなかったということでしょう。
 カープで優勝できなかったことが心残りで、その夢は後輩に託すとのことでした。カープの選手たちは、タクローの思いを心に刻んで、来年こそ優勝できるような戦いをしてほしいですね。
 カープでは4年間だけでしたが、若手のレベルアップに貢献し、チームの雰囲気も変えてくれました。本当にカープに来てくれてありがとうございました。まだ10月8日の古巣DeNA戦が残っていますので、少し早いですが24年間お疲れ様でした。最終戦でもタクローらしいプレーを見せてほしいですね。

 また、金本も地元広島での最終戦となりました。5番左翼でフル出場して3打数1安打1四球でした。金本も残り3試合全力でプレーしてほしいですね。お疲れ様でした。
  
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15年連続Bクラス確定

2012年09月29日 21時56分28秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
阪神 100 100 00X 2
勝利投手:能見10勝10敗
敗戦投手:前田健13勝7敗

 前回は腰の張りにより途中降板した前田健が先発しましたが、途中で右足内転筋の張りにより治療を行うなど、状態は万全ではなかったようでした。
 初回に2死から鳥谷に本塁打を浴びて先制点を奪われると、更に2塁打と四球で1,2塁のピンチを招いてしまいました。しかし、ここは安部の好捕で失点を免れました。
 3回無死1塁は大和を投ゴロ、鳥谷を併殺に打ち取り無失点で凌ぎましたが、4回は2塁打などで1死3塁とされて、森田に犠飛を打たれて追加点を与えてしまいました。

 打線は能見を捕えられませんでした。3回は敵失で無死2塁の同点機を貰うも、石原は遊直、前田健は犠打を決めましたが、安部が一直に倒れてしまいました。
 4回は先頭の赤松が四球で出塁しましたが、梵、エルドレッド、迎が凡退して、5回には先頭の丸がチーム初安打を放つも、堂林が二飛、石原と前田健が連続三振に倒れて、無死からの走者を活かせませんでした。
 7回にようやく能見を捕え、1死から3連打で満塁と攻め立てましたが、前田健の代打廣瀬と安部が連続三振して、得点を挙げられませんでした。この時点で前田健に勝ち投手の権利が無くなり、14勝目はなりませんでした。

 7回は江草、8回は横山と河内が無失点に抑えるも、カープ打線も能見に無安打に抑えられて、完封負けを喫してしまいました。
 この敗戦により、ヤクルトの3位が確定し、カープの15年連続Bクラスが決まりました。また、阪神とは4ゲーム差となり、明日も負けるようだと4位も危うくなります。

 明日は石井の引退試合で、1番ショートで出場することが決まったようなので、絶対に白星で飾り、石井を送りたいですね。
 

 エース前田健が投手2冠を狙って満身創痍の状態で必死に投げているのに、打線はその思いに応えることができませんでした。
 序盤は2度の無死1塁を活かせず、唯一のチャンスとなった7回1死満塁では、廣瀬が見逃し三振に倒れる最悪の結果となりました。空振りならともかく、見逃しでは何も起きません。カウント1-1では、ハーフスイングで空振りを獲られるており、決めてやるという強い思いが感じられませんでした。気持ちの面で負けていては、打てるはずもありませんね。
 廣瀬に限らず、カープの野手は精神面が大きな課題です。これを克服しないと、来季もAクラスにはなれないですね。

 前田健の2冠が厳しくなりました。防御率は大丈夫ですが、勝利数は13と変わらず、内海とは1勝差のままです。残りの日程を考えると、登板は1試合でしょうから、内海が15勝目を挙げなければ良いですが、ちょっと難しいでしょうね。
 最多勝のタイトルが取れなかったのは残念ですね。野手の援護がないことが原因ですから反省してほしいですね。
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逆転サヨナラ勝ちで巨人に連勝

2012年09月27日 22時42分50秒 | 試合結果
巨人 000 001 000 1
広島 000 000 002 2
勝利投手:今村2勝2敗3S
敗戦投手:西村3勝2敗32S

 バリントンは球のキレが良く、巨人打線を封じました。5回まで1安打無四球で3塁を踏ませないほぼ完ぺきな投球でした。唯一走者を背負ったのは、2回に大田に打たれた2塁打でしたが、後続を打ち取りました。
 しかし、6回に2安打と盗塁で2死2,3塁とされると、暴投で1点を失って先制を許してしまいました。
 その裏の攻撃で代打を送られたことから、6回で降板となりましたが、3安打1失点の好投ながら、またも打線の援護が無く白星は付きませんでした。

 昨日は終盤に4点を奪った打線でしたが、今日はまたも拙攻に戻ってしまいました。初回の1死2塁では梵が三振、エルドレッドは左飛に倒れ、2回1死1,2塁では石原が併殺、3回1死1塁では安部が盗塁死と走者を出しても後が続かず、ゴンザレスから得点を奪えませんでした。
 5回からは2番手小山に交代すると、6回に1死2塁の同点機を作るも、赤松が左飛、梵は四球を選ぶも、エルドレッドが三振に倒れてしまい、追いつくことができませんでした。

 7回から河内が登板するも、阿部に安打を打たれてしまうと、横山に交代しましたが、大田に四球を与えて、犠打で1死2,3塁とピンチを拡大してしまいました。しかし、代打石井を一ゴロ、市川に死球を与えて満塁とするも、代打村田を二ゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。
 8回からは今村を投入し、2イニングを無失点に抑えて、打線の反撃を待ちました。
 
 しかし、7回を高木京、8回は福田に抑えられて敗色濃厚となりましたが、9回に西村を攻めて、1死からエルドレッドの安打と丸の四球、更に代打前田智の安打で1死満塁とすると、天谷が適時打を放ち、これに敵失が絡んで2点を奪って、巨人に逆転勝ちしました。これで巨人との今季の対戦は全て終わり、対戦成績は8勝15敗1分でした。


 一昨日まで10連敗を喫して、完全に苦手意識が植え付けられた巨人に対して、最後の最後に連勝して終われたことは良かったですね。昨日で連敗は止めましたが、最後に負けてしまっては、苦手意識を払しょくできずに来季を迎えてしまうところでした。勝つと負けるでは大きな違いですから、勝てて良かったですね。

 9回の攻撃は野手に意地を見た気がしました。梵は2球で倒れましたが、エルドレッド7球ファールで粘って11球目を右前に運び、丸も4球ファールで粘り四球を選ぶと、前田智は甘い初球を一振りで仕留めて右前安打を放ちました。
 そして、天谷がボールをよく見極めて、最後は7球目の甘い球をしっかりと捉えました。
 この9回のような攻撃が、もっと早い時期にできていれば、今頃はCS争いをしていたと思われるだけに、ちょっと悔しいですね。
 今日の攻撃を続けられるようになることが、来季への大きな課題ですね。

 
 
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エルドレッド2打席連続本塁打 連敗止める

2012年09月26日 21時46分16秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 000 001 30X 4
勝利投手:今井3勝8敗1S
敗戦投手:澤村9勝10敗

 今井は球のキレ、制球とも素晴らしく、巨人打線に凡打の山を築かせました。3回までは無安打に抑え、4回1死から坂本に初安打を打たれるも、天敵の阿部を一ゴロ併殺に打ち取り、ピンチの芽を摘みました。
 5回までは無四球と安定していましたが、6回に2四球で2死1,3塁とピンチを作ってしまうも、坂本を遊ゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。

 打線は澤村から毎回のように安打を放ち、チャンスの連続でしたが、今日もあと一本が出ませんでした。初回の1死2塁では梵とエルドレッドが凡退、3回の2死3塁は梵が三振、そして4回の無死2,3塁という大チャンスでは、堂林と天谷が連続三振、倉は敬遠気味の四球の後、今井も三振に倒れて犠飛すら出ずに無得点に終わりました。
 6回にエルドレッドがバックスクリーンへ本塁打を放って、この重苦しい空気を振り払うと、7回には1死2塁から代打前田智が適時2塁打を放つと、エルドレッドが2打席連続となる2点本塁打を放ち、この回3点を追加しました。

 今井は7回に安打と失策で1死1,2塁のピンチを迎えるも、大田を三ゴロ併殺に打ち取り無失点に抑えると、その裏の攻撃で代打を送られて交代となりました。
 8回は今村が、9回はミコライオが三者凡退に抑えて、巨人打線を零封しました。

 チームとしての連敗を8で止めて、対巨人戦の連敗も10で止まりました。更に5位阪神とのゲーム差は4.5にひらきました。


 今井が素晴らしい投球で、巨人打線を7回2安打無失点に抑えてチームの連敗と自身の連敗を止めました。
 ここ3試合は好投しながらも勝負どころで失点していましたが、今日はピンチでも粘り強く、そして強気の投球が光って、無失点に抑えました。
 また、連敗中は打線の援護にも恵まれませんでしたが、今日は4点の援護をもらいました。これも今井の投球が呼び込んだものでしょう。
 後半戦は今井が安定した投球を続けており、先発ローテとして十分な結果を残しています。この投球内容なら、来季は開幕から先発ローテとして活躍してくれそうです。前田健、大竹、野村の3本柱に続く存在として期待できますね。

 エルドレッドが2打席連続本塁打と本領を発揮して連敗ストップに導きました。初回の2死2塁では左飛に倒れるも、その後は3安打猛打賞と大当たりでした。
 4回無死2,3塁で無得点に終わった時には、今日も得点できない重い空気になり、負けを覚悟しましたが、6回に放った先制本塁打は、この重い空気を吹き飛ばしてくれました。これがエルドレッドに期待していた、流れを変える一発でしたね。
 低調な打線にあって、4試合連続打点と調子を上げてきました。ちょっと遅かった感じはしますが、今の沈んだ打線を活性化させる効果はありそうです。これで打線が変わってくれることを願いたいですね。
 

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止まらない2つの連敗

2012年09月25日 21時53分42秒 | 試合結果
巨人 001 100 010 3
広島 000 100 100 2
勝利投手:宮國6勝2敗
セーブ投手:西村3勝1敗32S
敗戦投手:大竹11勝4敗

 大竹は制球に苦しみ、毎回のように走者を背負う苦しい投球でした。初回の2死1,2塁は村田を投ゴロに打ち取り無失点で切り抜けましたが、3回に安打と梵の失策で1死2,3塁とされると、阿部に犠飛を打たれて先制を許し、更に4回には大田に本塁打を打たれて追加点を奪われてしまいました。

 打線は今日も走者を出すものの、拙攻を繰り返しました。4回に安部と梵の安打で1死1,3塁として、エルドレッドの適時打で1点を返して、尚も1,2塁のチャンスでしたが、丸が遊ゴロ併殺に倒れて追いつくことができませんでした。
 6回は赤松の2塁打で1死2塁とするも、梵はニゴロ、エルドレッドは遊ゴロに倒れてまたして追いつくことができませんでした。
 
 大竹は徐々に立ち直り、5回から7回は四球で出塁は許したものの、無安打に抑えて巨人に追加点を与えませんでした。
 7回に堂林の2塁打などで2死3塁として、代打前田智が適時打を放って、ようやく同点に追い付きました。
 これで流れがカープに傾くかと思われましたが、直後の8回に大竹が先頭の阿部に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。その後は、河内、今村と繋いで追加点は与えませんでしたが、打線が8回と9回はあっさりと三者凡退に倒れてしまいました。

 チームは今季ワーストの8連敗となり、対巨人戦は10連敗と、2つの大型連敗が止まりません。こうなると、阪神とのゲーム差が気になりますが、幸いにも阪神も敗れたためゲーム差3.5は変わりませんでした。
 4位キープさえ、他力本願となりつつある今の現状は流石に寂しいですね。そろそろ連敗を止めて、自力で4位を死守したいですね。


 8回の阿部への1球は大竹とって悔しい1球となりました。阿部に対しては慎重に攻めていましたが、3回の先制犠飛もあわや本塁打という大飛球でしたし、少しでも甘い球は見逃してくれないということですね。
 それでも、大竹は味方の守備に足を引っ張られながらも、悪いなりに巨人打線を抑えていました。7回までは5安打2失点と先発の役割を果たしました。
 本来なら、7回を終えた時点で100球を超えており、7回の攻撃で打席が回ったので、代打が出て降板すると思いましたが、首脳陣は続投させました。今村以外は信頼できる中継ぎ投手がいないという苦しい台所事情のため、8回もマウンドに上がったものと思われます。
 9月に入ってからは貧打に目が行きますが、先週あたりから投手陣も崩れ始めているように思います。シーズン最後でチーム状態は投打とも最悪となっています。
 しかし、残り9試合ですから、何とか立て直して良い形でシーズンを締めくくってほしいですね。


カープにとって天敵の阿部にまたしてもやられました。
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ハマスタが今季最終戦

2012年09月23日 22時18分01秒 | 日記
 今日の横浜スタジアムでのDeNAとの今季最終戦は雨天中止となりました。試合前に石井への花束贈呈式が予定されており、横浜での引退試合となっていました。

 今日の中止分は10月8日に組み込まれるようで、今のところカープにとっては今季最終戦となります。仮にこのまま順調に試合を消化すれば、石井の現役最終戦は、20年間慣れ親しんだ横浜スタジアムになります。

 カープの選手が不甲斐ないばかりに、石井の願いであったCS進出は、ほぼ無くなりましたが、それではあまりにも石井が不憫だと思った神様が、今日の試合を中止にしてくれたのかもしれません。
 そうなると、後は石井のプレーが見たいですね。その時期であれば、順位も確定しているでしょうから、石井を1軍昇格させて、1番遊撃で先発出場させてほしいですね。きっとカープファンもベイスターズファンもそれを願っていると思います。野村監督、お願いします!!
 


 
 
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今季の負け越し決定

2012年09月22日 21時43分51秒 | 試合結果
広 島 100 120 000 4
DeNA 100 041 01X 7
勝利投手:小林太2勝3敗
セーブ投手:山口1勝2敗20S
敗戦投手:野村9勝10敗

 10勝目を目指す野村に貧打線が初回から援護しました。安打と盗塁で作った2死2塁から、エルドレッドが2塁打を放って先制点を挙げました。
 しかし、今日の野村は球が走らず、制球も甘くDeNA打線に捕まってしまいました。初回に安打と盗塁に犠打で1死3塁とされて、内野ゴロの間に1点を失い、同点に追いつかれてしまいました。
 2回は三者凡退に抑えて立ち直るかと思いましたが、3回に2安打1四球で2死満塁としてラミレスを迎えるピンチを背負いました。ここは遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。

 打線は2回に2安打と四球で1死2,3塁とするも野村と安部が倒れて、3回無死1塁は梵が併殺といつもの拙攻を繰り返しました。しかし、4回に四球と盗塁で1死2塁として堂林の2塁打で1点を挙げて勝ち越しに成功しました。
 更に5回には2死2塁からエルドレッドの2点本塁打で追加点を挙げて、野村の2ケタ勝利を強力に援護しました。

 でも野村は立ち直る気配が無く、4回にも2安打1四球で1死満塁の大ピンチを迎えてしまうも、ここは代打後藤と荒波を抑えて得点を与えませんでしたが、5回に2安打で無死1,3塁とされて、ラミレスの遊ゴロの間に1点を失い、更に2死1,2塁から梶谷に3点本塁打浴びて、この回4点を失って逆転を許してしまいました。
 結局、野村はこの回限りで降板となり、5回9安打5失点で10勝目はなりませんでした。

 6回から江草が登板するも、2安打と失策で1死満塁のピンチを迎え、福井に交代するもラミレスに犠飛を打たれて1点を追加され、8回には今日昇格した横山が森本に犠飛を打たれて今季初失点するなど、中継ぎ投手が失点を重ねてしまいました。
 打線も、6回の無死1塁では堂林が併殺、7回2死1,3塁ではエルドレッドが左飛、8回無死1塁では三振併殺と拙攻の繰り返しで、DeNAに連日の逆転負けを喫してしまいました。
 これで7連敗となり、借金は今季最多の12となり、今季の負け越しが決まりました。5位阪神も敗れたため、ゲーム差4が変わらなかったことがせめてもの救いでした。
 

 CS進出が絶望となり、今季の楽しみは個人タイトルだけとなってきましたが、昨日は前田健が腰の張りで降板した後、逆転されて白星が消えてしまい、今日は野村が10勝目の権利まであとアウト1つのところで逆転3ランを喫してしまい、タイトルの掛かる2人が思うように勝てません。
 野村については、10勝目より先に10敗目を喫して、黒星が1個先行してしまい、防御率も2.02まで落ちてしまいました。
 後半戦は、打線の援護に恵まれないこともあり、思うように白星が伸びず、2勝7敗と苦戦しています。前半戦の成績なら、新人王は間違いないと思いましたが、ここに疲労も溜まっているためか、勢いに陰りが見えています。
 最近は中日のルーキー田島が中継ぎとして好投しており、後半戦の印象では田島の方が上回っているように感じます。
 野村に新人王を確実にするためにも、2ケタ10勝は必須でしょう。残り試合が少なくなってきましたので、何とか次回登板では、素晴らしい投球をして、自らの力で10勝目を手にしてほしいですね。

 
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前田健緊急降板で逆転負け

2012年09月21日 21時40分52秒 | 試合結果
広 島 000 100 000 1
DeNA 000 000 30X 3
勝利投手:国吉4勝11敗
セーブ投手:山口1勝2敗19S
敗戦投手:サファテ2勝5敗9S

 最多勝と最優秀防御率の2冠を狙う前田健が先発し、直球が走り、制球も良くDeNA打線を翻弄しました。3回までは完璧に抑え、4回に内野安打で初安打を浴びて1死2塁とされるも、筒香を左飛に打ち取り、ラミレスには四球を与えるも、中村を三振に仕留めて無失点で凌ぎました。

 打線は、前回プロ初完封を献上した国吉に対して沈黙して3回まで無安打に抑えられました。4回に安部の安打と犠打などで2死3塁として、エルドレッドが適時打を放って1点を先制しましたが、5回から7回までは1人の走者を出すこともできませんでした。

 好投していた前田健でしたが、腰に張りを訴えて5回の攻撃で代打を送られたことから、勝ち投手の権利を持って5回まで投げ終えて降板しました。
 6回は江草が登板し、四球と安打で2死1,3塁のピンチを招くと、サファテを投入してラミレスを一邪飛に打ち取り無失点で切り抜けましたが、7回にサファテが捕まり、安打と自らの失策、四球で無死満塁のピンチを作ってしまい、代打下園に3点3塁打を浴びて逆転されてしまいました。更に2四球で1死満塁と再びピンチをつくってしまいました。ここは河内と福井が後続を打ち取り追加点は与えませんでした。

 貧打の打線は、9回に山口から安打と四球で2死1,2塁のチャンスを作るも、最後はエルドレッドが三振して、DeNAに逆転負けを喫してしまいました。
 これで連敗は6にまで伸びて、前田健の14勝目も成りませんでした。5位阪神が敗れたため、ゲーム差4は変わりませんでしたが、今日の試合を見ていると5位転落も近いように感じてしまいました。


 前田健の14勝目はまたしもて消えてしまい、今日は内海が勝って14勝目を挙げたことから、1勝差がついてしまいました。防御率は無失点だったためトップをキープしています。
 腰の張りで緊急降板したものの、前田健は次回登板は大丈夫で軽症としてますが、今後の登板がどうなるのか分かりません。CSが絶望的な状況となったチーム状況を考えれば、大事を取って登板を回避する可能性もあります。
 残りの楽しみは、前田健のタイトルと野村の新人王だけとなってしまったとはいえ、来季のこともあり無理はさせたくないので、首脳陣がどのように判断するのか気になりますね。

 打線は新たな苦手投手を作ってしまいました。前回は3安打完封された国吉に、今日は7回まで2安打に抑えられてしまいました。これだけ打てないと完全に苦手意識が植え付いてしまい、来季も苦戦するでしょうね。オフのうちに攻略法をしっかりと研究してほしいですね。

 巨人がヤクルトを倒して優勝を決めました。巨人は圧倒的な強さで独走状態でした。カープも広島銀行として多大なる貢献をしてしまいました。
 カープが上位に行くためには、巨人と中日の2球団との対戦成績を改善する必要があることを痛感しました。スコアラー陣の総力を結集して、攻略法を考える必要がありますね。


 今日はウエスタン中日戦を観てきました。試合は15安打を放ちながら5得点と1軍と同じような拙攻で、3失策中2失策が失点に繋がって7安打で6失点と、1軍と同じような試合展開でした。
 その中で光ったのは3番捕手でフル出場した會澤でした。1本塁打を含む3安打で、振りも鋭く当たりも良かったので、貧打線解消のため1軍に上げても良いと思いました。
 また、庄司も3安打と調子が良かったです。堂林だけでなく庄司も1軍で起用してみるのも面白いかもしれません。後は松山も良かったと思いました。
 一方で4番の岩本は良くありませんでした。最後に安打を放ったものの、それまで打てる気配がありませでした。あれでは今季中の昇格は無いですね。
 あと、登板はしませんでしたが、横山がブルペンで投球していました。状態は良さそうだったので、1軍昇格も近いかもしれません。
 写真はキャッチボール中の横山です。後ろは岩本の姿が写っています。
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中崎プロ初黒星 5連敗借金10

2012年09月19日 21時47分26秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 201 3
広島 100 000 000 1
勝利投手:赤川7勝8敗
セーブ投手:バーネット1勝2敗29S
敗戦投手:中崎1敗
 
 プロ初先発の中崎は、毎回のように走者を出しましたが、6回までで先頭打者を出塁させたのは1度だけで、ピンチでも落ち着いて後続を抑えるなど、要所を締める投球でヤクルト打線を封じました。
 初回に連打で1死1,2塁でバレンティンを迎えましたが、左飛に打ち取り、川端を三振に仕留めて無失点で凌ぎました。
 4回の無死1塁では川端を併殺に打ち取り、疲れの見え始めた6回に2四球で2死1,2塁としましたが、宮本を三振に仕留めてヤクルト打線に得点を与えませんでした。
 
 打線は初回に梵が本塁打を放って1点を先制し、2回には丸の2塁打で1死2塁とするも、堂林が中飛、石原は敬遠で、中崎は三振に倒れて追加点を奪えませんでした。
 3回以降は赤川に無安打に抑えられて、3回に四球で1度走者を出した以外は完璧に抑えられました。
 
 好投していた中崎でしたが、7回に先頭の武内が打撃妨害で出塁し、次打者中村へは頭部に死球を与えてしまい、まさかの危険球退場となってしまいました。
 今村が急遽マウンドに上がるも、代打三輪にセーフティーバントを決められて無死満塁とピンチが拡大してしまい、ヤクルトの勢いを止められず、雄平に適時打を浴びて同点とされ、田中の遊ゴロの間に1点を奪われて逆転を許してしまいました。

 7回は丸が四球で久々に出塁するも2死後に盗塁死、8回には代打東出の安打と犠打で1死2塁として代打前田智を送るも、敬遠気味の四球で勝負を避けられてしまい、続く梵が遊ゴロに倒れて追いつくことができませんでした。

 9回にはミコライオを投入するも、四死球と内野安打で1死満塁とされて、代打森岡に適時打を打たれて、決定的な追加点を与えてしまいました。
 その裏は、バーネットにあっさりと三者凡退に抑えられて、直接対決は3連敗で、ついに借金は2ケタの10となってしまいました。更に、5位阪神が勝ったためゲーム差は4に縮まり、5位転落が現実味を帯びてきました。

 中崎はよく投げたと思います。プロ初先発で6回までは5安打無失点に抑えており、来季に向けての十分な収穫となりました。
 6回を終えた時点で109球を投げており、普通なら交代させるべきところでしたが、今村を投入するには早すぎ、他に信頼できる中継ぎ投手がいないことから、首脳陣はもう1イニングだけ続投させたのでしょう。 
 その7回は、先頭打者が打撃妨害での出塁という不運があり、絶対に抑えたいという気持ちが強くなり、疲れも重なってコントロールミスに繋がり危険球となったのでしょうね。
 7回は残念でしたが、6回までの投球は素晴らしかったので自信が付いたのではないでしょうか。来季のローテ候補として期待が持てますね。
 
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今井悔やまれる四球

2012年09月18日 21時52分18秒 | 試合結果
ヤクルト 000 020 000 2
広島 010 000 000 1
勝利投手:館山11勝8敗
敗戦投手:今井2勝8敗1S

 CS進出へは直接対決2連勝が絶対条件となり、落とせない一戦で先発今井は粘り強い投球で耐えました。
 初回は2安打で1死1,3塁のピンチを迎えるも、バレンティンと川端を抑えると、2回の1死2,3塁では館山と雄平を抑え、3回1死2塁はバレンティンと川端を連続三振に仕留めて、ヤクルトに先制を許しませんでした。
 
 打線は2回に丸の3塁打で無死3塁の先制機を作ると、館山の暴投で1点を先制しました。続く3回にも2死から安部と梵の連打で1,2塁のチャンスを作りましたが、エルドレッドが三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 4回まで耐えていた今井でしたが、5回に無死1塁から田中を併殺に打ち取りピンチを脱するも、続くユウイチにストレートの四球を与えてしまい、バレンティンに痛恨の逆転2ランを打たれてしまいました。
 今井は裏の攻撃で代打を送られて、5回で降板となりましたが、8安打を浴びながらも2失点に抑えて先発としての役割は果たしました。

 6回からはサファテがマウンドに上がるも、連打と四球で無死満塁の大ピンチを迎えてしまいました。しかし、館山を三振、雄平を一ゴロ、田中を一直に抑えて無失点で凌ぎました。
 これで流れを変えたいところでしたが、打線は6回に2死から連続四死球で1,2塁とするも堂林が三振に倒れ、7回2死2塁では代打前田智が二飛に倒れて得点を挙げられませんでした。

 7回は江草、8回と9回は今村が三者凡退に抑えましたが、館山を攻略できず、13個の三振を喫して完投を許してしまいました。

 これでヤクルトとのゲーム差は5に広がり、CS進出は数字上は可能ですが、ほぼ無くなってしまいました。そしてCSどころか、そろそろ5位の阪神とのゲーム差が気になり始めました。阪神は雨天中止のため0.5縮まりこちらも5ゲーム差となりました。
 今のチーム状態ではこの5ゲーム差は安全とは思えません。何としても定位置の5位への転落だけは避けたいです。
 
 明日の先発は、中4日で前田健かと思われましたが、何と中崎がプロ初先発します。前田健に無理をさせないということでしょうが、福井もいるのに中崎を起用する意図が理解できません。しかも、今日の敗戦後ならともかく、結果が出る前に決めているので一層驚きましたね。
 もしかしたら、先日の戸田と同様に若い投手が投げることで、打線を奮起させたいのかもしれませんが、そのくらいのことで状態が上向くとは思えません。でも、CSが絶望的になったことで、前田健に無理をさせたくないので、結果的には良かったかもしれませんね。

 今井は打線の援護に恵まれませんね。ずっと好投が続いているのに黒星ばかりが積み重なっています。ただ、今日は今井にも反省点がありました。
 もちろん5かいの四球です。1番からの攻撃で無死1塁と少し嫌な感じがしましたが、併殺で走者無しとなって無失点で切り抜けたと安心したところで、ストレートの四球を与えてしまい、結果的にバレンティンの逆転本塁打を呼び込んでしまいました。
 2死からとはいえ、無駄な四球が命取りになることを痛感したことでしょう。この失敗を今後に活かしてレベルアップしてほしいですね。
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