カープな毎日

カープファンのひとりごと。

2試合連続引き分け

2012年07月31日 22時10分35秒 | 試合結果
広 島 020 110 000 0 4
DeNA 112 000 000 0 4


 バリントンは制球が定まらず、初回に四球と内野安打に重盗で無死1,3塁とされると、内野ゴロの間に先制点を奪われてしまいました。
 しかし、打線が2回に2死から丸、エルドレッド、白濱の3連続短長打で2点を奪って逆転に成功すると、バリントンも安打で続き、一気に小林太を攻略するかと思われましたが、天谷が補邪飛に倒れて2点止まりでした。
 その裏に2連打などで1死2,3塁とされてしまい、相手のスクイズを外して失点を防いだかと思われましたが、堂林が狭殺プレーでまさかの捕球ミスをしてしまい、同点に追いつかれてしまいました。

 バリントンは調子が上がらず、3回には四球と安打で無死1,3塁とされて、ラミレスに適時打を浴びて勝ち越しを許すと、死球を挟んで渡辺直にも適時打を浴びて2点を失ってしまいました。しかし、4回から6回は無安打に抑えて追加点は与えませんでした。

 打線は4回に安打と暴投などで1死3塁として、エルドレッドの内野ゴロの間に1点を返して、追い上げを見せると、5回には安部のプロ初本塁打が飛び出して、同点に追い付きました。
 更に5回には堂林の2塁打などで1死3塁の勝ち越し機を作りましたが、ここはエルドレッド、白濱が倒れて勝ち越しは成りませんでした。

 7回からは中田が登板するも、四球を安打などで2死2,3塁のピンチを背負ってしまい、横山を投入して中村を左飛に打ち取り無失点で凌ぎました。
 8回は今井、9回はサファテが無安打無失点に抑えましたが、打線がリリーフ陣の踏ん張りに応えられず、9回に四球を犠打で1死2塁の勝ち越し機で、前田智を起用するも敬遠されて1,2塁となり、天谷が併殺打に倒れてしまいました。

 このまま延長戦の突入するも、10回は三者凡退に抑えられ、勝ちが無くなった10回裏は今村を投入して、三者凡退に抑えて2試合連続の引き分けとなりました。なお、今村は24試合連続無失点となり、球団記録を更新しました。

 ゲーム差無しで並んでいたヤクルトは敗れたたため、カープは3位をキープしましたが、借金1は変わらないので、早く返済して貯金生活に戻りたいですね。


 これで後半戦3度目の引き分けをなりました。やはり打線にあと1本がでませんね。今日は、序盤に2度リードされながらも、直ぐに追いついてカープペースの試合になったかと思われましたが、6回以降は1安打に抑えられて勝ち越すことができませんでした。
 5回に意外な伏兵安部のプロ初本塁で追いついた時には、このまま行けると思われましたが、6回の勝ち越し機を活かしきれなかったことが痛かったですね。
 得点力が下がっている打線にあって、今日の適時打で3試合連続打点を挙げて乗ってきたエルドレッドにチャンスが回る最高の状況でしたが、空振り三振してしまいました。
 このチャンスをモノにできなかったところに、チーム状態の悪さを感じますね。
 
 岩本が今日も5打数無安打と完全にブレーキになっており、また、天谷も2度のチャンスで凡退、しかも9回は併殺と最悪の結果となってしまいました。
 前半戦終盤の好調を牽引した2人の調子が落ちていますね。好調がずっと続くはず無いので仕方ないですが、調子を落とした時でも、結果を残せるようにならないと、本当のスタメンにはなれないですね。天谷と岩本はここが踏ん張りどころですね。


 今日の継投は驚きました。同点ながら6回は中田、7回は今井を起用しました。中田はピンチを招いて横山の救援を仰ぎましたが、今井は三者凡退に抑えて期待に応えました。
 今村が24試合連続無失点と好調をキープしていますが、さすがに登板過多になっているので、休ませるためには、今日のように他のリリーフ投手が結果を残して、今村への負担を減らす必要があります。
 これからも結果を残して、今日のように厳しい場面でも起用されるようになってほしいですね。
 中田と今井を投入も、勝ち切れずに今村を投入してしまいました。さすがにこれだけ投げると終盤戦が不安になってきますね。 
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福井復活6回1失点

2012年07月29日 22時04分05秒 | 試合結果
巨人 000 000 100 0 1
広島 000 100 000 0 1

 福井が5月4日以来の先発マウンドに上がりました。ここ3試合は投手が崩壊していましたが、福井は球のキレ、制球とも良く、巨人打線を翻弄しました。
 初回は1死3塁のピンチを背負いましたが、坂本と村田を打ち取り無失点で凌ぐと、2回は三者連続三振を奪うなど、6回まで2安打10奪三振の好投で無失点に抑えました。

 下降気味の打線は、初回に1死2塁とするも、木村と岩本が凡退するなど、宮國に対して毎回のように安打を放ちましたが、あと1本が出ませんでした。
 4回に2死2塁からエルドレッドが適時2塁打を放って先制点を挙げたものの、その後が続きませんでした。

 好投していた福井でしたが、7回に2塁打と四球で無死1,2塁とされると、長野に適時打を浴びて同点とされてマウンドを降りました。
 続く無死1,2塁のピンチは今村がエドガーと実松を連続三振に抑えるなど、後続を断って逆転を許さず、8回も三者凡退に抑えて、23試合連続無失点の球団タイ記録に並びました。9回はミコライオが三者凡退に抑えました。

 打線は9回に西村を攻めて2四球と内野安打で2死満塁のサヨナラ機を作りましたが、天谷が二ゴロに倒れて延長戦に突入しました。

 10回は昨日乱調だったサファテが登板し、四球で2死2塁のピンチを招くも、最後は代打谷を三振に抑えました。
 その裏、敵失で無死1塁のチャンスを貰うも、木村が犠打失敗してチャンスが潰えたかと思いましたが、暴投で2死2塁のサヨナラ機を貰うも、最後は迎が遊ゴロに倒れて勝ち越せず、特別ルールにより引き分けをなりました。
 引き分けたものの、ヤクルトが敗れたため再び3位に浮上しました。


 この巨人3連戦を通して、打線の繋がりが無くなった気がします。と言うより、後半戦に入って打線の調子が下降しています。26日こそ16得点を挙げましたが、それ以外は2点以下と完全に湿っています。
 最大の要因は、4番岩本の不調でしょう。26日以外は4試合無安打を完全にブレーキになっています。
 岩本にとっては正念場を迎えたといえるでしょう。ここで、このまま不振が続いてスタメンを外されては、去年までと同じことの繰り返しになってしまいます。岩本には奮起してスタメンを、そして4番を死守してほしいですね。

 一方、エルドレッドの調子が上がってきました。2試合連続打点を挙げて勝負強さを発揮しています。もっと豪快な打撃をする選手かと思いましたが、思ったより好打で打率も残せる選手のようで、今のカープ打線に合っているかもしれません。
 岩本の不調が続くようなら、いよいよエルドレッドが4番に起用されるかもしれないですね。


 福井がすばらしい投球を披露しました。7回に捕まり1点を失いましたが、6回までは完璧な投球でした。強打の巨人打線を2安打に抑えて、10奪三振を奪い、全く寄せ付けませんでした。
 これだけの投球ができれば、言うこと無しですね。これが1試合で終わることなく、次戦以降も続けられれば、先発ローテの一角として安心して任せられます。次回登板の投球に注目ですね。
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10四死球9失点で4位転落

2012年07月28日 21時13分14秒 | 試合結果
巨人 021 033 000 9
広島 000 020 000 2
勝利投手:内海9勝6敗
敗戦投手:大竹8勝3敗


 投手陣が2試合連続崩壊しており、悪い流れを止めるべく大竹がオールスターから中4日で登板しましたが、制球が安定せずに四死球で自滅してしまいました。
 初回の2死1,3塁は阿部を打ち取り無失点で凌ぎましたが、2回に死球、安打、四球で無死満塁としてしまうと、投手の内海に押し出し四球を与えてしまい、古城の犠飛で更に1点を失ってしまいました。
 3回も2死から四球を与えると、長野に適時2塁打を浴びて追加点を与えてしまいました。その後も立ち直る気配が無く、4回は併殺で無失点で凌ぐも、5回に村田に2点本塁打を浴びて、5回1/3で5失点KOされてしまいました。
 代わった河内も代打谷に本塁打を浴びて、この回3点を失い試合はほぼ決まってしまいました。

 昨日は杉内に1安打に抑えられた打線は、今日も内海に対して沈黙してしまい、4回まで大竹が放った1安打に抑えられてしまいました。
 6点差が付いた5回にようやく反撃し、堂林と廣瀬の連続長短打で無死1,3塁とすると、エルドレッドが適時2塁打を放って来日初打点を挙げました。更に代打迎の犠飛で1点を追加して、尚も1死2塁のチャンスでしたが、代打會澤と天谷が凡退して2点止まりまでした。

 6回からはサファテを投入するも、いきなり四球を与えると、會澤がベースカバーのいない2塁に送球するミスを犯してしまい、サファテのリズムを乱しました。この回3四球に3安打を浴びて、3点を失って追い上げムードが壊れてしまいました。
 7回からは今日登録された横山が登板し、走者を背負ったものの2回を2安打無失点に抑えました。

 打線は6回以降、巨人の継投に1安打に抑えられてしまい、巨人に2試合連続の完敗で、借金1の4位に転落しました。


 大竹は中4日での登板ということで、本調子では無く制球に苦しみました。2回と3回はともに四死球が絡んでおり、四球で自滅することだけは絶対にやってはいけない投球なので、避けてほしかったです。
 特に2回は無死1,3塁で藤村にストレートの四球を与えて満塁として、投手の内海に対してまさかの押し出し四球を与えて、先制点を献上してしまいました。相手は打率が1割にも満たない内海なので適時打を打たれる可能性は低いのですから、ストライクゾーンに投げて勝負してほしかったですね。
 その後はピンチは犠飛での失点だけに抑えたので、この無駄な失点はもったいなかったですね。

 ここ3試合で30失点と投手陣が崩壊しています。しかも、先発が前田健、野村、大竹の3本柱だということが信じられません。もちろん、登板間隔が短いことで本調子では無かったでしょうし、失策が11個も絡んでいるので、一概に投手崩壊とは言えませんが、今後に大きな不安を残しました。
 また、この3試合に共通するのは、白濱と會澤がリードしていることです。石原の離脱で起用されていますが、ここは倉を起用するべきではないでしょうか。
 堂林と菊池の起用が成功していることから、同様に若手を起用しているのかもしれませんが、それはチーム状態が良い時は流れを加速させますが、今のように状態が下降し始めた時は、一緒に悪い流れに乗ってしまうと思います。
 ここは、ベテランの力が必要な時だと思います。リリーフでは横山が昇格しました。倉と石井も起用して、この悪い流れを断ち切るべきだと思います。
 
 
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2試合連続5失策

2012年07月27日 22時01分06秒 | 試合結果
巨人 000 100 323 9
広島 000 000 000 0
勝利投手:杉内10勝2敗
敗戦投手:野村7勝4敗


 巨人戦初登板の野村は持ち味の低めへの投球が冴えて、巨人打線を3回まで無安打に抑えましたが、4回に2安打と四球で1死満塁のピンチを招くと、エドガーの二ゴロの間に1点を先制されましたが、その後の1,3塁のピンチはボウカーを三振に仕留めて最少失点で凌ぎました
 6回にも2安打と四球で1死満塁のピンチを迎えるも、今度はエドガーを遊ゴロ併殺に打ち取り無失点で凌ぎました。

 打線は昨日の16得点から一転して、杉内を捕えられませんでした。唯一のチャンスは3回で、四球と安打で無死1,2塁としましたが、野村のバスターが投ゴロ併殺となり、続く天谷は三振に倒れて、先制機を逃してしまいました。
 その後は、杉内の前に三振の山を築いて、8回まで無安打に抑えられてしまいました。

 1失点で凌いでいた野村でしたが、7回に2死2塁から古城に適時2塁打を浴びて、追加点を奪われると、連続四球で満塁としてしまい、阿部に2点適時打を打たれて、マウンドを河内に譲ってプロ入り初めてのKOとなりました。

 8回には無死2塁から河内が犠打を悪送球して1,3塁としてしまい、1死後中田に代わると、白濱の2塁への送球が悪送球となり3塁走者が生還し、更に次打者の時にまたしても白濱が2塁へ悪送球して3塁走者が生還して、この回3失策で決定的な2点を失いました。
 9回にも齊藤が連打で1死1,2塁とされて、藤村の二ゴロを菊池が失策して満塁にしてしまい、松本哲に3点3塁打を打たれてしまい、12安打9失点で2試合連続の大量失点となりました。

 杉内に手も足も出なかったか打線は、9回も田原に簡単に三者凡退に抑えられて、1安打零封されました。
 この敗戦で5割に逆戻りし、自力優勝の可能性が消滅してしまいました。

 
 野村が投げていた7回までは初回の梵の失策のみでしたが、8回と9回の2イニングで4失策して、その全てが失点に繋がっています。
 今日は打線が杉内に完璧に抑えられてしまい、8回の時点ではほぼ試合が決していましたが、最後にこんなプレーが続出しては、明日に繋がりません。
 8回は先頭のエドガーに2塁打を打たれただけで、その後は無安打だったにも関わらず、3点も失ってしまいました。特に白濱が連続悪送球したのは、大いに反省してほしいですね。
 石原が昨日の試合で右太もも裏を痛めて出場選手登録を抹消されてしまったので、白濱がマスクを被る機会が増えると思いますが、あのプレーを見てしまうと、他球団は盗塁をどんどん仕掛けてくる可能性があります。
 今度はしっかりと盗塁を刺して、悪いイメージを払しょくしてほしいですね。


チームは緊張の糸が切れたのか、8回にミスを連発しました。

 
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21安打16得点も5失策12失点

2012年07月26日 21時56分15秒 | 試合結果
広 島 401 800 300 16
ヤクルト 000 331 140 12
勝利投手:前田健10勝3敗
敗戦投手:村中5勝4敗

 昨日は拙攻の連続でしたが、今日は初回から打線が繋がりました。2塁打と犠打で1死3塁とすると、梵の適時打と堂林の犠飛、更に廣瀬の2点本塁打で4点を先制しました。
 3回には2死3塁から堂林の適時2塁打で1点を追加し、4回には1死満塁から菊池と梵の連続適時打で3点を加えると、2死満塁で廣瀬が満塁本塁打を放ち、更にエルドレッドと石原の連続短長打で1点を追加して、この回打者13人で8安打2四球を集めて8点を奪って試合を決めたかと思われました。

 ところが、先発の前田健は3回まで無安打に抑えていましたが、4回に3安打に3失策が絡んで3点を失うと、5回には4連続短長打を浴びて3点を失い5回で降板しました。
 6回からは中田が登板するも、2連打で1死1,3塁とされて、川端に犠飛を打たれて1点を失い、徐々にヤクルトに追い上げられ、楽勝ムードが無くなりました。

 5回と6回は走者を出しながらも無得点で、7回には無死2塁から菊池が犠打失敗で送れず嫌なムードに成りかけましたが、梵が適時打を放ち、続く岩本2点本塁打を放って、ミスを帳消しにして流れを呼び戻し、勝利を確信しました。しかし、その裏には中田がバレンティンにソロ本塁打を浴びて、ヤクルトの反撃を受けると、8回には岸本が3連打で無死満塁とされて、畠山の適時2塁打と暴投、比屋根の犠飛で4点を奪われて、ついに4点差に追い上げられてしまいました。
 本来なら登板させたくない今村を9回は投入し、三者凡退に抑えてヤクルトの反撃を断って、辛うじて逃げ切りました。これで前田健は両リーグトップの10勝目を挙げて、チームは貯金1となり3位をキープしました。


 先発が前田健で4回までに13点を奪えば、誰もが楽勝だと思いましたが、まさか4点差に追い上げられて、最後は今村まで投入することになるとは、思ってもいませんでした。
 前田健はオールスターから中4日での登板ですから、本調子ではないのは仕方ないですが、4回の守備は酷すぎました。前田健を盛りたてないといけないのに、失策で先頭打者を出塁させ、失策で失点する最悪のパターンでした。
 この回の3失点でヤクルト打線に火が付き、中田や岸本では抑えきれなくなり、最後は今村を投入する状況になってしまいました。今村は昨日2イニング投げているので、今日は休ませたかったです。
 今日のような大量得点の時にまで、勝ちパターンのリリーフ投手を起用していては、中継ぎ投手に負担が掛かり、これからの厳しい戦いを勝ち抜けません。
 失策が出るのは仕方ありませんが、1イニングに3失策も出るのは、4回に8点を奪って13点差がついたことで、選手に気の緩みがあったとしか思えません。野球は最後まで何が起こるか分からないことを、今季のカープは身をもって実感しているのですから、絶対に気を緩めてはいけませんね。
 勝ったから良かったですが、もし負けていたらそのショックの大きさは計り知れません。また、こんな試合をしているようでは、巨人や中日とのゲーム差は縮まらないと思います。
 
 明日からは首位巨人との3連戦です。気分良く臨めるかと思いましたが、多少後味が悪くなってしまいました。今日の失敗を反省して素晴らしい試合をしてほしいですね。 


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3併殺の拙攻も引き分け

2012年07月25日 21時54分00秒 | 試合結果
広 島 000 000 100 0 1
ヤクルト 001 000 000 0 1


 後半戦初戦は、チャンスの連続でしたが、拙攻の連続で消化不良の試合でした。
 2回に2塁打と四球で1死1,2塁とするも石原が併殺に倒れ、4回無死1塁も岩本が併殺打で倒れてしまいました。

 バリントンは球のキレが良く、本来の投球が戻ってきました。序盤は走者を背負いながらも要所を締める投球でしたが、3回ミレッジにソロ本塁打を打たれて先制点を奪われてしまいました。しかし、失点はこの1点のみで最少失点で凌ぐと、5回と6回は三者凡退に抑えました。
 
 立ち直るきっかけがつかめない打線は、5回に2安打で1死2、3塁の同点機を作るも、バリントンと天谷が内野ゴロに倒れて得点できませんでした。
 嫌な雰囲気が漂い始めました7回に、堂林が10号ソロ本塁打を放って同点に追いつくと、更に2安打で1死1,2塁の勝ち越し機を作りましたが、代打赤松が併殺に倒れて同点止まりでした。

 7回からはサファテがマウンドに上がり、四球で走者を出したものの無失点に抑えると、8回と9回は菊池の好守にも助けられ無失点で凌ぎました。

 8回には安打と四球で1死1,2塁として岩本を迎えましたが、見逃し三振に倒れ、続く堂林の死球で満塁となるも廣瀬が投直に倒れ、9回の1死2塁も赤松と天谷が倒れて、勝ち越し点を奪えず、延長戦に突入しました。

 10回裏はミコライオがマウンドに上がり、死四球と安打で2死満塁のサヨナラ機を迎えるも、バレンティンを三ゴロに打ち取って勝ち越しを許さず、特別ルールにより引き分けとなりました。


 カープは11安打を放ちながらも、堂林のソロ本塁打による1得点のみで、3併殺の拙攻で、特に終盤の7回から9回は毎回得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ませんでした。
 特に岩本がブレーキでした。初回2死2塁は右飛、4回無死1塁ではニゴロ併殺、8回1死1,2塁は見逃し三振で勝ち越すことができませんでした。
 前半戦終盤の好調は、岩本の打撃が打線を牽引していたので、岩本の当たりが止まると、得点力が低下してしまいます。
 明日こそは、岩本に今日の拙攻で溜まったストレスを解消するような打撃を期待したいですね。

 投手陣は良く踏ん張りました。バリントンは6回を1失点で凌ぐと、サファテ、今村と無失点リレーで延長戦に突入し、10回はミコライオがピンチを迎えましたが、最後はバレンティンを三ゴロに打ち取り引き分けに持ち込みました。
 バリントンの復調は今後に大きな期待を持てました。シーズン序盤は打線とのかみ合わせが悪く白星に恵まれなかったことから、調子を落として6月まで不安定な投球が続き、一度降格させて再調整が必要かと思われましたが、ここ3試合は粘りの投球で負けがついていません。
 前田健、野村、大竹の3本柱は万全ですから、ここにバリントンが加わって4本柱となれば、これからの夏場の苦しい戦いも乗り切れますね。
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明日から後半戦スタート

2012年07月24日 22時01分26秒 | 日記
 明日から後半戦が始まります。カープは同じく5割のヤクルトとの2連戦からスタートします。
 前半戦終盤は、投打とも好調で一気に借金を返済しましたが、後半戦もこの流れを続けて貯金生活、そして上位争いに加わっていかなければいけません。そのためにも、明日のヤクルト戦は絶対に勝って、好調を持続させたいですね。

 先発は2連勝中のバリントンです。前半戦は好不調の波が大きかったですが、徐々に改善されてきており、期待はできると思います。
 そして、打線では天谷、梵、岩本の上位3人が鍵になりそうです。早い回に得点を挙げて、バリントンを援護できれば、勝機は見えてくるはずです。

 オールスターで前田健と野村が好投して、カープに良い流れを作ってくれました。あとは、出場していない選手たちがこの流れに乗れれば、中日と巨人を捕えられると思います。
 今年こそは、最後まで熱い戦いを見せてくれると信じています。
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堂林初安打ならず オールスター第3戦

2012年07月23日 22時02分24秒 | 日記
全セ 000 100 001 2
全パ 004 200 00X 6
勝利投手:塩見1勝
敗戦投手:三浦1敗

 マツダオールスターゲーム2012が、東日本大震災の復興支援試合として岩手県営野球場で行われ、全セは6―2で全パに完敗しました。

 カープでは大竹が3回途中から登板しましたが、2回1/3を5安打2失点(自責点は1)と打たれてしまいました。
 大竹は先発三浦の後を受けて、3回2死1塁の場面から登板し、中村を打ち取りこの回は抑えましたが、続く4回に中田と陽の適時打など4安打を浴びて2点を失いました。5回は李に2塁打を打たれるも、後続を打ち取り無失点で凌いで交代となりました。
 本来なら、4回からの登板だったと思われますが、三浦が打ち込まれたことで、3回途中からの登板になったのでしょう。先発の大竹にとっては、イニング途中からの登板は久しぶりなので、自分のペースを掴めなかったのかもしれませんね。
 大竹にとっては少し悔いが残る結果かもしれませんが、5回の無死2塁のピンチを中村、松田、中田を打ち取って凌いだところは流石でした。この粘りが大竹の真骨頂だと思うので、その投球ができたことは良かったと思います。

 堂林が7回裏の守備から途中出場し、9回2死1塁の場面で打席が回り、青山の直球に力負けし、中飛に倒れてしまい、最後の打者となりました。残念ながら、オールスターでの初安打は来年以降にお預けとなってしまいました。
 それでも3試合とも出場し、打席が回ってきたことで、パ・リーグの好投手と対戦できたことは、良い経験になったと思います。この経験を後半戦に活かして、岩本とともに打線を引っ張ってほしいですね。
 9回は無死1,2塁で和田が併殺になったときに、堂林まで打席が回らないかと思いましたが、前の大島が適時打を放ったことで、堂林まで回りました。ちゃんと打席が回ってくるところは、やはり堂林には天性のスター性があるということでしょうか。
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前田健がMVP 野村は敢闘賞 オールスター第2戦

2012年07月21日 22時36分39秒 | 日記
全パ 000 000 000 0
全セ 102 001 00X 4
勝利投手:前田健1勝
敗戦投手:成瀬1敗

 マツダオールスターゲーム2012の第2戦が坊っちゃんスタジアムで行われ、全セが全パを4―0で下して連勝しました。

 全セの先発前田健は3回を投げて1安打無失点の好投で勝利投手となりました。前田健は直球主体の投球で、2回まで無安打でしたが、3回1死から田中賢に詰まりながらも左前に落とされて3回パーフェクトは成りませんでしたが、全パ打線を1安打2奪三振に抑えて零封しました。
 1番の見どころは2回のペーニャとの対戦でした。初回の投球では直球だけで行くのかと思いましたが、カーブを交えながらも、最後は直球で二飛に打ち取りました。
 力と力の勝負は見ごたえがありますね。オールスターならではの対決が楽しめました。

 3番手として野村が6回からの3イニングを投げて、1安打2奪三振で無失点に抑えました。いきなり里崎と聖澤から連続三振を奪いました。その後も制球が良く、全パの打者を凡打に打ち取りました。オールスターの大舞台でも普段通りの投球ができる野村は凄いですね。
 野村が3イニング投げるとは思いませんでしたね。

 注目の堂林は1番3塁で先発出場し、ましたが、3打数無安打2三振で、オールスター初安打は出ませんでした。7回の守備から交代しましたが、課題の守備では2度の守備機会を無事にこなしました。
 ロッテのエース成瀬と日本ハムの勝ち頭吉川との対戦ですから、簡単には打たせてもらえませんね。
 オールスターはあと1試合あるので、何とか1本ヒットを打ってもらいたいですね。

 MVPは2ランを放った坂本かと思いましたが、3回をほぼ完璧に抑えた前田健が選ばれました。投手がMVPを獲得するのは2004年の松坂以来という快挙でした。
 どうしても投手は野手の比べると目立たないので難しいと思いますが、直球での力勝負は見ごたえがあったので、これが選出理由になったのでしょう。
 また、同じく3回を無失点に抑えた野村も敢闘賞を受賞しました。

 カープが誇る前田健と野村がともに賞を受賞するというのは、後半戦に向けての良い弾みになります。後半戦も2人の投球で白星を量産してほしいですね。今年は本当に行けそうな気がしてきました。
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オールスター第1戦

2012年07月20日 22時17分36秒 | 日記
全セ 021 010 000 4
全パ 100 000 000 1
勝利投手:杉内1勝
セーブ投手:バーネット1S
敗戦投手:斎藤1敗

 マツダオールスターゲーム2012第1戦が京セラドーム大阪行われ、全セが4-1で全パに逆転勝ちしました。

 カープで出場したのは堂林だけでした。前田健は明日の第2戦で先発しますから、野村と大竹のどちらかが、今日投げると思っていましたが、登板はありませんでした。
 明日は広島に近い坊っちゃんスタジアムということで、明日に回ったのかもしれないですね。そうなると、野村が登板する可能性が高そうです。セ・リーグの防御率1位と2位の継投ということも考えられます。何とも贅沢なリレーですね。

 唯一出場した堂林は、6回裏の守備から出場し、守りでは失策することもなく無事にこなしました。打撃では9回1死無走者で、オリックスの岸田と対戦し、結果は、初球を打ち上げて遊飛に倒れてしまいました。
 打席に入るときに、京セラドームが大きく沸いたので、堂林の注目度の高さに驚きました。カープファンだけでなく、多くの野球ファンが注目しているのだと感じました。

 残念ながら、今日の第1戦ではカープファンが盛り上がる場面はありませんでしたが、明日は、前田健の快投で盛り上がりたいですね。
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